http://www.asyura2.com/15/senkyo188/msg/738.html
Tweet |
「違憲」と断じた小林節氏(左)と長谷部恭男氏(C)日刊ゲンダイ
憲法学者が「違憲」と断じた法案に自公議員が賛成する不可解
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161843
2015年7月17日 日刊ゲンダイ
それにしても、憲法学者の95%が「違憲」と断言し、圧倒的多数の国民が「反対」しているのに、自民党議員はなぜ、「安保法案」に異を唱えないのか。400人もいるのに沈黙しているのだから、どうかしている。
その原因を、立命館大教授の東照二氏(社会言語学)は「反知性主義が政権にはびこっていることが大きい」と分析する。恐らく「マスコミ懲らしめ発言」の3人組を筆頭に、自民党議員の多くは、戦後70年続いた日本の安保法制が変わることの意味も理解できないのだろう。
東照二氏が言う。
「自民党議員の劣化は目に余ります。短絡化された言葉、極端に短い文章、論点のはぐらかし……。深い議論をせず、感情のままに行動してしまう劣化した議員が増えている。首相は自ら『国民の理解が進んでいないのも事実』と認めていましたが、それは首相がヒステリックになり、国民に稚拙な説明しかできなかったからに過ぎません」
劣化している上に、安倍官邸の顔色をうかがうヒラメ議員ばかりになっていることも大きい。
政治評論家の伊藤達美氏が言う。
「小選挙区制の弊害です。これだけ世論の反対があるのだから、安保法制に賛同していない自民党議員は当然います。なのに反対を表明しないのは、党執行部に盾突くと選挙の時、公認がもらえないからです。9月の総裁選の後、人事でおいしい思いがしたくて沈黙を貫いている議員もいます。国民のことより、自分の保身と出世しか考えられない議員だらけになっているのが実態です」
少なくとも10年前、20年前だったら、国民の圧倒的多数が反対していたら、党内から異論が噴出したものだ。ところが、16日の本会議で造反を示唆したのは村上誠一郎議員ぐらい。「反知性主義」と「ヒラメ」がはびこる自民党。この政党は末期的だ。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK188掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。