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政界地獄耳 問題山積 参院が主戦場に(日刊スポーツ)
http://www.asyura2.com/15/senkyo188/msg/689.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 7 月 16 日 11:10:05: igsppGRN/E9PQ
 

政界地獄耳 問題山積 参院が主戦場に
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1507916.html
2015年7月16日10時5分 日刊スポーツ


 ★安保法案の委員会での与党の強行採決をテレビで見ていた自民党の女性若手秘書は「70年続いた平和がこれで終わっちゃうんですね」。なかなか深い一言だった。国論を二分するどころか、国民の大半が「急ぐ必要がない」「よく理解できない」とする法案は冒頭から波乱含みだった。まず憲法学者から「憲法違反」だと言われ、法案はその是非でなく、違憲状態の議論に移った。続いて安倍政権打倒、倒閣キャンペーンに変化していった。

 ★今日16日の衆院本会議でも野党は強い抗議はしない。15日午後共産党委員長・志位和夫は「与党により強行採決された憲法違反の法案。5党一致して政府案の採決は加わらない、抗議の意思を示す」とした。予想された大臣の解任動議は考えていない。政界関係者が言う。「どうも民主党を軸に衆院よりも参院が主戦場になるという見方がある。支持率だけでなく、安倍には世論がついていない。参院に送致されれば、8月上旬には首相による戦後70年談話の発表。ほかにも新国立競技場問題、TPP問題、アベノミクスの評価など問題は山積しており、安保法制議論はそう簡単に進まない。8月のお盆の自然休会も影響するだろう。衆院で110時間審議したと与党は言うが、11法案ある関連法案は1法案10時間程度の審議しか衆院ではしていない」。

 ★参院の審議の難しさはよくわかったが、別の問題もあるとは自民党中堅議員。「14日の地方創生相・石破茂の閣僚としての発言、『国民の理解が進んでいるかどうかは各社の世論調査の通りであり、まだ進んでいるとは言えない』だ。石破は総裁選を意識しだしたとの見方が広がっている。今なら支持は広がるだろう。総裁選挙が参院の揺さぶりになる。加えて参院選挙制度改革をめぐる自民党の方針に反発し、会派離脱した前自民党参院幹事長・脇雅史がフリーハンドでどう動くかも注目だ」。自民党内にも問題山積。来夏の参院選がよぎる自・公の参院議員は複雑な胸中なはずだ。この法案の行方はまだ不透明といえる。(K)※敬称略

 

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コメント
 
1. 日高見連邦共和国 2015年7月16日 11:17:13 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk

>「70年続いた平和がこれで終わっちゃうんですね」

はい。それほど、今の日本の“国会システム”においては『委員会採決』がなされたインパクトは大きい。

ええ、そうです。従米の、ある意味“設えられた平和の時代”は終わりました。

でもこれからを、『日本人が自ら選び取った叡智による平和』のスタート地点にすることは出来る筈です。

その為にこそ、自公政権の“安保法制”は断固廃案に持ち込まなくてはなりません。

うをぉ〜!!俄然ファイトが沸いて来たぁ〜〜〜!!!


2. 函館の犬。 2015年7月16日 11:36:57 : bhbAK3m6MJQx2 : 8nPI2xp0gE
最近、日刊スポーツが反安倍でがんばってるなあ。やっぱり食堂、焼肉屋には、日刊スポーツ置いてほしいよなあ。

スポーツ報知は、昨日の採決に触れず『NHK放送せず』の記事。よく人のことが言えるな。

サンスポは少し載ってるが、政権寄り。『原監督問題、巨人側敗訴』だって。やっぱり1億円払ったんだな。


3. 2015年7月16日 22:49:50 : LY52bYZiZQ
2015年7月16日(木)

戦争法案 強行採決
ツイート

 日本を海外で「殺し、殺される国」に導く戦争法案。その強行採決は、安倍政権の戦後最悪とも言える危険性と同時に、国民による包囲が日増しに強まり、世論におびえる姿も浮き彫りにしました。


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声聞かぬ独裁政治への道

・・http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-07-16/2015071603_01_1.jpg
(写真)戦争法案の強行採決に野党が抗議する中、与党単独で起立して賛成する自民党(奥側)と公明党(手前側)=15日、衆院安保法制特別委

 15日午後0時25分。強行採決の瞬間でした。

 戦争法案を審議する衆院安保法制特別委員会の締めくくり総括質疑。各党の議員たちや記者たちが議場や傍聴席にあふれ返るほど詰め掛ける中、日本共産党の赤嶺政賢議員が「議論が根本から解明されないままに、質疑を打ち切るのは反対だ。審議を続行すべきだ」と動議を浜田靖一委員長に要求しました。

 与党側が数の力で否決。その勢いで採決に入ろうと浜田委員長がマイクを握り進めようとすると、野党の議員たちは「強行採決は許さない」の紙を高く掲げ、「これが民主主義か」「審議を尽くせ」と一斉に声をあげました。委員室は「反対」「反対」コールで覆い尽くされ、与党側の拍手をかき消しました。

戦後の統治構造を壊す
 戦後、これだけ国民の声を意に介さない政権があったでしょうか。

 戦争法案をめぐっては、どんな世論調査でも6割以上が今国会成立に反対し、8割以上が政府の説明は不十分だと答えています。国会周辺のデモは日増しに増え、15日には数万人の人たちが国会を囲みました。安倍晋三首相自身、15日の質疑で「国民の理解が深まっていない」と認めました。前日には、石破茂地方創生担当相も同様の発言を行っています。

 さらに、歴代の内閣法制局長官や防衛官僚の重鎮、改憲派を含めた憲法学者の圧倒的多数、自民党の元総裁、元幹事長も反対の声をあげています。共通するのは、歴代の自民党政権が積み上げてきた憲法解釈を覆し、戦後日本の統治構造そのものを壊してしまうという危機感です。ここに、過去の海外派兵法制にはない、重大な深刻さがあります。

 民主党の長妻昭議員が総括質疑でこのような世論状況についてただし、首相はこう答えました。

 「PKO法の時も、日米安保条約改定のときも反対論があった」

 いずれ怒りを忘却し、反対世論は沈静化するという、国民を見下した見方です。

 さらに首相はこう述べました。「選挙で選ばれた私たちは責任から逃れてはいけない。国民の命を守り、幸せな暮らしを守りぬく責任がある。確固たる信念と確信があれば、しっかりとその政策を前に進めていく」

 驚くべき独善的な姿勢です。選挙で多数を得たのだから、「やりたい」と思ったことは、何をやってもいい、憲法だって壊していい―。民主主義や法治主義の基本を理解せず、独裁政治への道につながるものです。

 そもそも戦争法案は、「国民の命を守る」ものなのでしょうか。逆です。日本の若者を戦地に送り、殺し・殺される道に踏み込ませる。さらに、日本が米軍の戦争にいっそう深く関与することで、日本人がテロや報復の脅威にさらされる―。まさに国民の命、とりわけ将来を生きる子どもたちの命を危険にさらすものであるからこそ、多くの国民が反対しているのです。

与党議員の「矜持」とは
 「この安保法制で、国会議員の矜持(きょうじ)が問われている。厳しい安全保障環境の中、責任から逃れてはならない」

 自民党筆頭理事である江渡聡徳議員は総括質疑でこう述べました。

 首相や閣僚、与党議員は、口を開けば「安全保障環境が厳しさを増した」と繰り返します。しかし、憲法解釈を変え、戦後の安保法制を全面的に変えるような「変容」があったのか。政府は法案審議の中で、ただの一度も明確な答弁ができませんでした。

 結局、審議すればするほど国民の批判が高まることを恐れて、強行採決を主導した官邸の言いなりになり、採決に応じた与党議員の「矜持」とはいったい、何なのか。 (竹下岳、吉本博美)

追い詰められた末の暴挙

・・http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-07-16/2015071603_01_1b.jpg
(写真)戦争法案の委員会採決強行に抗議の声を上げる人たち=15日、国会正門前

 「首相官邸は相当焦っている。14日の夜も、日比谷公園から国会にかけて数万人が抗議に出ている。このもとで採決強行すれば批判はさらに強まり支持率も下がる。それでもやらざるを得ないのか。うまくいくか疑問だ」

 自民党の閣僚経験者は15日の戦争法案の強行採決を見てこう述べます。

 首相に近い自民党議員は、「週末の3連休をまたぐと反対の声が拡大しかねない」と述べて、支持率のさらなる下落を覚悟しても15日採決に踏み切り、早期に参院送付すべきだという判断を示していました。

 広がる国民的批判に追い詰められ、傷を深くする覚悟で、官邸主導の採決強行に踏み切った姿がありありと浮かびます。

 衆院安保特別委の委員の一人も採決後、「会期をまたげば(臨時国会に先送りすれば)法案成立は難しい。選挙が近づくほど、批判や支持率の低下で党内は持たなくなってくる。確実に成立させるには今国会しかない。今週やるしかなかった」と語りました。

■驚いた維新
 安倍政権から「協力」を求められていた維新の党も、一方的な採決日程と採決強行に驚きを見せます。

 14日には、維新の「対案」を審議するため、日本共産党と民主党の抗議を無視し、定例審議日外の特別委員会の一般質疑を開催。さらに14日、法案修正をめぐる自公・維新による政党間協議も開きました。ところが同日夕方の特別委理事会に向けて、突然翌15日の採決を通告され、維新側は「出てくるなといわれているようなもの」(馬場伸幸国対委員長)と怒りをあらわにしました。15日の採決強行後、同党幹部の一人は「こちらも胸を叩(たた)いてまとまれるという自信はない」としつつ、「与党の態度が急変した。あらゆるリスクを排除して突っ走る。焦っている」と述べます。

 結局、「避けたい」といってきた与党単独での強行採決となり、政権と与党は孤立しました。

■党内政局も
 「国民の理解が進んだと言い切る自信はない」(石破茂地方創生担当相、14日閣議後)という発言について、自民党議員からは「非常に大きい。支持率が落ちれば党内が割れる」と、党内政局にも発展しかねないとの声も出ています。

 さらに採決後に、特別委の浜田靖一委員長が記者団に、国民の理解が進んでいない中での単独強行採決に対し、「国民のためになると確信しているということなので、そこは総理が責任を持って対応していく」と発言。「法律を10本も束ねたのはいかがなものか」と述べるなど、政権の対応への不満とも受け取れる異例の態度表明をしました。

 行き詰まりの中の強行採決。広範な国民の運動と、戦争法案への厳しい世論は安倍政治を終わらせる力に発展しています。 (中祖寅一)

・・http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-07-16/2015071603_01_1.html?_tptb=400


4. 2015年7月17日 12:58:12 : 1pL9wsI4R6
「なぜ内閣不信任案を出さないんだ」「本気で反対なのか」という意見をよく聞くが、野党は本気で潰そうと考えているからこそ、軽々しく手を出さないのだと思う。
どちらにしても数の論理で敵うわけがないので、もっとも効果的な場面で一斉攻勢に出るのだろう。
我々国民ができることは、野党がいつ攻勢に出ても良いように、常に戦争法案反対の声を上げ続け、周りの人にも訴え続け、反対の声を絶やさないことだ。
野党だけ、国民だけ、では負ける。
党派を超えて協力し、絶対に認めない、通してきたら選挙で落とすということだ。

5. 2015年7月17日 13:04:15 : 8A3yrKeJrQ
まぁNHKと辛坊は今国会内で成立確実!
という世論誘導をしているが
見ていて痛々しいねぇ!
きっと国民の力が台頭すると危ないってわかっているからわざと言っている節がある

選挙制度改革しないと次の参議院も違憲選挙だと訴えられる!
などと辛坊は叫んでた!
だから参議院で早く審議しないといけないから
安保法案も早く審議されるはず!
選挙改革しないと野党が叩かれる!とかなんとか言ってたが
それよりも「戦争法案」のほうが重要だろ!
来年の選挙に間に合わなくてもその次でよい!
早くしたかったら去年しとけばよかっただけのことだ!
戦争法案を潰すまでそれに集中しろ!


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