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安保法案強行採決 国民ナメられた?3連休に入ると忘れるだろう
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/07/16/kiji/K20150716010745050.html
集団的自衛権行使の解禁を柱とする安全保障関連法案で自民、公明両党は15日、衆院平和安全法制特別委員会の採決を与党単独で強行し賛成多数で可決させた。与野党の隔たりが埋まらず、国民からの理解を得られないままの拙速な委員会採決。その裏には、「3連休に入ると忘れるだろう」という国民をナメたような“作戦”が潜んでいるという。また、識者らからもさまざまな意見が噴出した。
「強行採決反対」「アベ政治を許さない」などと書かれたプラカードを野党議員が掲げ、怒号が飛び交う中で、与党は採決に踏み切った。浜田靖一委員長(自民党)はマイクや読み上げていた書類を野党議員に奪われても、「賛成諸君の起立を求めます」と地声で叫び、自民、公明両党の賛成で法案が可決した。
与党はきょう16日に衆院本会議で可決・衆院通過させ、参院審議を経て今国会中に成立させる構え。野党は本会議採決に応じない方針だ。
安倍晋三首相は、法案への国民の理解は道半ばと認めつつ、数の力で「平和国家の将来に禍根を残す」(民主党幹部)との批判をねじ伏せた。くしくも55年前の7月15日は、首相の祖父の岸信介元首相(故人)の内閣が総辞職を決めた日。この日の委員会採決にこだわったのには、来年まで見渡した政治日程がある。
(1)秋の臨時国会で大詰めを迎えた環太平洋連携協定(TPP)を議論(2)来年の通常国会で16年度予算を早期に成立させ、5月の伊勢志摩サミットを成功させる(3)来年夏の参院選で十分な準備の上に大幅議席増を果たし、腰を据えて念願の憲法改正に着手――の青写真だ。
さらに、ある政府関係者は「連休があれば国民は強制採決を忘れる。それを狙っている」と語る。18日から3連休で、一気に夏休みモード。採決に注がれた“視線”をそらすのに、連休をチャンスとみる。これに野党関係者は「国民をナメているとしか言いようがない」と憤慨している。
また、与党幹部は参院で採決に至らない場合、衆院で再可決できる「60日ルール」を踏まえ、「絶対譲れなかった」とする。60日後にあたる9月の中旬は、5連休の「シルバーウイーク」。永田町関係者は「反対の声がどんなに激化しても、連休が来る。政府に好都合な日程だ」と指摘した。
[スポニチ 2015/7/16]
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