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新国立競技場問題のキーマン、森喜朗氏(中央)。問題解決の秘策はあるのか
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150715/dms1507151700017-n1.htm
2015.07.15
2020年東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場の総工費が2520億円まで膨らんだことに、国民的批判が高まっている。永田町でも、計画見直しを求める声が噴出しているが、大会組織委員会会長である森喜朗元首相は、国際オリンピック委員会(IOC)総会で、現行計画を報告する方針を明かしたという。後世に「負の遺産」を残さない秘策はないのか。
「高過ぎる」「(政府は)財政再建を唱える一方で、いかがなものか」
14日午前に行われた自民党総務会。出席者からは、新国立競技場の建設問題について、こうした意見が続出した。国民の不安・不満を受け止めた常識的な指摘といえる。
同日の参院内閣、文教科学両委員会の連合審査会でも、民主党の蓮舫代表代行が「開会式の演出も決まっていないのに、予算が水ぶくれしている」と批判するなど、野党議員が計画の見直しを求めた。
遠藤利明五輪相は「費用は相当かさんでいる。経緯を国民に丁寧に説明することが不可欠だ」などと釈明に追われたが、計画見直しには否定的な姿勢を崩さなかった。
こうしたなか、仰天すべき動きが発覚した。
東京五輪の大会組織委員会会長である森氏が、産経新聞の取材に応じ、大会組織委員会が、31日からクアラルンプールで開かれるIOC総会で、イラク出身の女性建築家、ザハ・ハディド氏のデザインを元にした現行計画を報告すると明かしたのだ。この報告がされれば、今後の設計変更はほぼ不可能となる。
同紙は「森氏や大会関係者によると」として、事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)が今月中にも、総工費を押し上げた鋼鉄製の2本の「キールアーチ」の資材を発注する予定とも報じた。
森氏については、次世代の党の松沢成文参院議員が、前出の参院内閣、文教科学両委員会の連合審査会で、「権力の座に長い間ずっといるから森さんにいさめる人、進言する人が誰もいなくなった」「それが今のスポーツ界最大の危機だ」と批判している。
もう1人の責任者も、やっと表に出てくる。
新国立競技場のデザインの採用を決めた審査委員会で委員長を務めた建築家の安藤忠雄氏が、16日にも東京都内で記者会見する方向で調整している。基本設計段階の1625億円から大幅に増えたことへの、明確な説明が聞きたいものだ。
こうしたなか、永田町・霞が関で秘策がささやかれはじめた。
「安倍晋三首相の主導で『計画見直し』を発表してはどうか。安全保障関連法案の衆院通過への逆風を沈静化させることにもなる。デザインを変更した場合、コンペから実施設計までに1年半を要するとされるが、前回コンペの優秀作から選べば時間を短縮できる」(霞が関関係者)
政府・与党はどう判断するのか。
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