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2015年7月15日
イラン核協議最終合意。これで、安倍晋三がよすがとするホルムズ海峡の機雷封鎖は説得力なくなっちゃったね。戦争法案強行採決前にとんだお笑いだ。
安保法制=戦争法案は、いよいよ今日にも強行採決。国の形を変える重要法案を委員長職権で審議打ち切って採決しようってのに、みなさまのNHKは国会中継しないんだってね。公共放送が聞いて呆れます。
そんでもって、好事魔多しとはよく言ったもので、強行採決しようっていうこのタイミングで、イラン核協議が最終合意しちゃいました。これで、ホルムズ海峡の機雷封鎖なんてのは限りなくゼロにつ近づいたわけで、安保法制=戦争法案の肝のひとつでもあったホルムズ海峡の機雷掃海の必要性はまったく説得力なくなっちまいました。継続審議なら、さあ、どうする、って国会は紛糾間違いなしなんだが、審議打ち切りは60日ルールと同時にこいうことも想定してのことだったんでしょうか。ちなみに、委員長職権を振りかざしたのは、あのハマコーのバカ息子です。
・イランと米欧など6カ国、核協議で最終合意
http://www.asahi.com/articles/ASH7G1R73H7GUHBI002.html
ところで、新国立競技場について、土建政治屋・二階君は「世論調査を見ても国民の大半が疑問を持っており、重大な関心を示さざるを得ない」ってぬかしとります。ナンミョー党のノッペラ男・山口君も「説明責任を尽くしてほしい」だとさ、だったら安保法制=戦争法案も同じだろう。ああそれなのに、土建政治屋・二階君は、安保法制=戦争法案については「審議が百時間を超えれば、おおむね議論は尽きたと判断している」とドヤ顔してます。こやつは、当初は「慎重な審議」をなんてことをかましてくれてたんだよね。一部からはレレレのシンゾーを牽制する発言として注目されたりしたんだが、なんのことはない公共事業大好きな古臭い政治屋にしょせん高邁な理念なんてものはあるわきゃありません。
ナンミョー党のノッペリ男の「説明責任を尽くしてほしい」なんてのは、まさに天に唾するようなもんです。憲法学者の90%が「違憲」と指摘し、国民の大多数が「説明不足」って旗振ってるってのに、強行採決で押し切ろうってんだから、こやつもまた政治家としての矜持のカケラもありません。
安保法性=戦争法案を審議する委員会は9時に開始。即座に委員長職権で審議打ち切り動議が発せられて強行採決って段取りなんだろうが、TV各局はどんな報道するか、とくと拝見してやろうじゃないかの決戦の朝なのであった。
・安保法案、採決突き進む与党 「やるほど支持率落ちる」
http://digital.asahi.com/articles/ASH7G5R5TH7GUTFK00Y.html
安倍政権は安全保障関連法案の採決を15日に強行することを決めた。国民の理解は広まらず、報道各社の世論調査で内閣支持率が軒並み下がる中、維新の党の協力を最後まで模索したが、断念せざるを得なかった。一方、野党は採決欠席で足並みをそろえたように見えるが、維新は「親政権」か「野党路線」かで揺れ続けており、野党共闘にはほど遠いのが実情だ。
「冗談じゃない。維新案を徹底審議しろ」。自民の江渡聡徳・特別委理事が、安全保障関連法案の15日の採決を維新の下地幹郎理事に打診したところ、下地氏は怒鳴りつけた。
その後、維新欠席のまま開かれた特別委理事会で、江渡氏は改めて、15日の締めくくり総括質疑と委員会採決を提案。民主の長妻昭理事が「採決なしなら喜んで出席する」、共産の赤嶺政賢委員も「審議するほど問題が明らかになる法案だ。日程を決定することには反対だ」と述べた。
約30分の押し問答の末、浜田靖一委員長(自民)が「野党から批判があることは承知した。委員長としては職権で明日、採決を行いたい」と打ち切った。長妻、赤嶺両氏は「反対」と述べたが、日程はそのまま決まった。
自民は最後の最後まで、与党だけでの採決強行を避けようと、維新の取り込みを画策した。
自民、公明両党と維新の幹部は、14日も維新が出した対案について約2時間、協議した。維新が民主と共同提案した領域警備法案について、公明の北側一雄副代表が「軍事衝突になる危険性が高まる」と反対。事実上の「ゼロ回答」(維新の出席者)だったが、自民の高村正彦副総裁は世論の反対が強いことを念頭に、維新の今井雅人政調会長に対し、「政府案の方が広く日本を守れるが、現時点では維新案の方が国民の理解を得られますね」と持ち上げた。
自民内には「維新は信用できない」との声も根強いが、協議をぎりぎりまで続けたことで「維新の顔は立てた」(幹部)形にもした。参院での採決までにらみ、維新との決定的な対立を避けたのが実情だ。
安倍内閣の内閣支持率が低下傾向で、世論の法案に対する反対が強い中で採決に踏み切る背景には、安倍晋三首相が法案成立を半ば米国への公約にしたうえ、内閣の最重要法案が成立しないとなれば、首相の求心力に陰りが出るとの懸念がある。
また、「これ以上やっても法案への理解は深まらないし、政権の支持率もやればやるほど落ちる」(公明党幹部)という中で、支持率がなお4〜5割あるうちに採決した方が得策だとの判断がある。
「採決すべき時期には来ていない」。維新の党の松野頼久代表は記者団に述べ、15日の特別委での採決を欠席する方針を表明した。維新の柿沢未途幹事長も「明日は野党オール欠席の中での審議強行になる」と強調。とりあえず民主党との「野党共闘」の形は整えた。
だが、「親政権」か「野党路線」かをめぐって態度を一貫できず、安倍晋三首相と気脈を通じた橋下徹最高顧問(大阪市長)に近い「大阪組」と、松野代表ら執行部とで路線対立の火種を残した。この日の維新の対案をめぐる与党との協議でも、維新のそんな「揺れ」が露呈した。
維新と与党の協議で、公明の北側氏が束になった紙を手に「いろんな修正案が維新から来ているが、どれが正式なものですか」と指摘すると、今井氏は目を丸くし「どれも初めて見るものか、党内で却下したものだ」と述べる場面があった。維新の議員がバラバラに与党と接触していたのだ。
与党から参院の審議でも対案をめぐる協議を続けることを提案されると、今井氏は「お願いします」と応じた。橋下氏に近い「大阪系」の議員の一人が14日、対案を参院で再び提出する方針を表明するなど、維新は参院で与党に協力して採決に出席する可能性も残しており、方針が定まっていない。
一方、民主では、「反対」の演出方法をめぐる迷いも見えた。民主は15日の特別委の採決には欠席するが、16日に予定される本会議では討論に出席して反対討論を行い、採決直前に退席する案も検討する。党幹部は「何が一番有利になるか、ぎりぎりまで情勢を見極める」としている。(安倍龍太郎、藤原慎一)
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