http://www.asyura2.com/15/senkyo188/msg/606.html
Tweet |
拘束されたらどうなるのか(C)日刊ゲンダイ
条約の適用なし 後方支援中の自衛隊は“テロリスト扱い”か?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161756
2015年7月15日 日刊ゲンダイ
自衛隊が海外で「後方支援活動」を行っている時に敵に拘束されたら、その立場は著しく不安定――。13日行われた安保法案の衆院特別委員会の公聴会で、東京慈恵医大の小沢隆一教授(憲法学)が、法案の矛盾の核心を突いた。
国際法上、武力行使を行っている軍隊ならば、拘束された軍人は「捕虜」となり、ジュネーブ条約でその扱いが決められている。しかし、この問題について特別委で民主党の辻元清美議員に問われた岸田外相は、「後方支援は武力行使には当たらないので、ジュネーブ条約の適用がない。捕虜として扱われることはない」と何度も答弁している。
だったら、拘束された自衛隊員はどんな扱いを受けるのか。「武器を持った『文民』などあり得ない。結局、自衛隊員は捕虜扱いもされず、文民としての保護も受けない。著しく不安定な法的地位に置かれる」と、前出の小沢教授は公聴会で批判していたが、安倍首相は驚くべき認識のようだ。自衛隊はテロリストだというのだ。
今年3月30日の予算委員会でこう答弁している。
〈交戦状況になって、我が軍、我が自衛隊の方は、捕虜として扱われなければ、これはまさにテロリストと同じことになってしまう〉
この発言は、安倍首相が自衛隊を「我が軍」と発言した際の弁解だったが、「後方支援は武力行使ではないから、自衛隊は軍隊ではない」という政府見解に当てはめれば、安倍首相の言う通り「自衛隊はテロリスト」ということになってしまう。
こんなメチャクチャな安保法案は、やはり廃案にしなきゃいけない。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK188掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。