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「新国立競技場 公式サイト」より
疑惑まみれの新国立競技場、謎の予算膨張に文科省沈黙、審査委員長が衝撃暴露
http://biz-journal.jp/2015/07/post_10745.html
2015.07.15 文=平沼健/ジャーナリスト Business Journal
アーチ1本5百億円…新国立競技場、入札でJSCが不正疑惑、予算巨額膨張を隠蔽か
http://biz-journal.jp/2015/06/post_10553.html
6月30日付当サイト記事『アーチ1本5百億円…新国立競技場、入札でJSCが不正疑惑、予算巨額膨張を隠蔽か』において、新国立競技場の建設費をめぐって文部科学省や日本スポーツ振興センター(JSC)の不自然な対応が、さまざまな疑惑を呼んでいると言及した。
2020年東京オリンピック・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場だが、総工費が当初予算の1300億円を大幅に上回る2520億円に膨れ上がったことで、文科省とJSCの責任を求めると共に、建設計画の見直しを求める声が高まっている。
文筆家の乙武洋匡氏、神戸親和女子大学発達教育学部ジュニアスポーツ教育学科講師の平尾剛氏をはじめ、オリンピックメダリストの有森裕子氏、為末大氏らが新国立競技場建設に反対の意を示している。また、インターネット上では署名活動も活発で、7月13日現在、複数の署名サイトで延べ5万人を超える署名が集まっている。さらに、ニュースサイトの「YOMIURI ONLINE」や「BLOGOS」をはじめ、さまざまなメディアでアンケートを実施しているが、軒並み計画の見直しを求める意見が9割を超える高い割合を占めている。
しかし、安倍晋三首相は10日の衆院平和安全法制特別委員会で民主党の辻元清美氏の質問に対し、新国立競技場のデザインについて「変えることが可能かどうか検討している」と述べつつ、「間に合わない可能性が高いとの報告を受けている」と語り、現実には計画の見直しは困難と説明した。
■責任の所在は、あいまいなまま
そんな中、新国立競技場のデザイン選考に当たって審査委員長を務めた建築家の安藤忠雄氏が11日放送の『ウェークアップ! ぷらす』(日本テレビ系)の中で、騒動に関して初めてコメントを発表した。
「安藤忠雄建築研究所」名義で番組に寄せたファクスによると、「コンペの与条件としての予算は1300億円であり、応募者も認識しています。提出物には建築コストについても示すように求められていました。それは当然評価の一つの指標となりました」と言及し、デザインは予算内に収まる前提で提出されているはずだったとの認識を示した。下村博文文部科学大臣が10日の閣議後の会見で「値段とデザインを別々にしていたとしたら、ずさんだと思う」と批判し、「なぜ堂々と自信を持ってザハ氏の案を選んだのか、国内外にその重要性をなんらかのかたちで発言してほしい」と要求したことに反論したかたちだ。
また番組内では、安藤氏が「デザイン決定後の基本設計や実施設計には、審査委員会はかかわっていない」とし、2520億円にまで膨れ上がった建設費に関しては、「なぜこんなに増えているのか、わからない」と驚いていたと説明。さらに、安藤氏は公の場で釈明する意思を持っているが周囲に止められていると明かした。
その一方、元東京都知事の石原慎太郎氏が12日放送の『新報道2001』(フジテレビ系)に出演し、「安藤さんの責任ではない」と擁護する発言をした。 石原氏は、「(総工費は)デザインを請け負ったゼネコンが決めることですから、高いとか低いとか彼の責任じゃありません」と述べ、暗に建設を請け負う大成建設と竹中工務店に矛先を向けた。
建設に当たっては、本体部分と周辺整備を行う大成建設が1570億円、巨大アーチなど屋根部分をつくる竹中工務店が950億円の施工を担当すると見られている。
さらに石原氏は、工費の都の一部負担について、現在、都外から通勤などで東京に集まる人から、「一人当たり1000円を税金で支払わせればいい。そうすれば年間600億円が入る」と述べ、財源の捻出に関する独自案を提案した。
新国立競技場建設に関しては、疑惑が次々に指摘されているが、関係者が釈明していないことが不透明さを増す結果となっている。
(文=平沼健/ジャーナリスト)
- 東京五輪 夢の重荷(1)新国立「もう引き返せぬ」 あっしら 2015/7/15 03:55:46
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