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自民党勉強会発言 ネトウヨのスポンサー電凸と全く同じ発想(週刊ポスト)
http://www.asyura2.com/15/senkyo188/msg/559.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 7 月 14 日 12:10:05: igsppGRN/E9PQ
 

自民党勉強会発言 ネトウヨのスポンサー電凸と全く同じ発想
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150714-00000015-pseven-soci
週刊ポスト2015年7月17・24日号


 安倍晋三首相は保守派の政治家といわれるが、その“思想”は、この国の伝統的な「保守思想」とは全く違う。

 自民党の伝統保守はリベラルからタカ派まで多様な意見があり、互いの意見の違いを認めながら議論を重ねて政策を決めていった。時には折衷が過ぎて「ヌエ」と揶揄されもした。

 しかし、安倍氏は改憲派であっても安保法案に反対する勢力は敵と見なして排除し、政策の方向性ではなく「安倍に従うか否か」がすべての基準になっている。それは親中国・親韓国か、嫌中国・嫌韓国かという二元論で善悪をはかるネトウヨの論理によく似ている。

 安倍支持派議員の「文化芸術懇話会」での「マスコミを懲らしめろ」発言はそのことを象徴している。

 ネトウヨの世界では、新聞やテレビで中国や韓国寄りと判断した報道があると、番組スポンサー企業の「お客様相談窓口」に苦情電話を集中させ、「なぜあんなメディアに広告を出すのか」と圧力をかけるアクションがしばしば起きる。電話で突撃をもじってそれを「スポンサー電凸(でんとつ)」と呼び、これまで朝日新聞やフジテレビなど多くのメディアや番組が標的になってきた。
 
 しかし、一般市民の発言や行動と、政治家に許される言動には厳然と違いがある。百田尚樹氏が講師を務めた勉強会での、「マスコミを懲らしめるには広告収入がなくなるのが一番。われわれ政治家、ましてや安倍首相にはいえないが、文化人、民間人が経団連に働きかけて欲しい」という大西英男・代議士の“懲らしめ”発言は、ネトウヨの「電凸」と全く同じ発想で、自ら手を汚さないだけ一層卑怯である。

「子供たちに悪い影響を与えている番組ワースト10を発表し、広告を出している企業を列挙すればいい」という井上貴博・代議士の発言も、政権与党が“有害”と認定した番組を排除しようという、メディアへの露骨な恫喝だ。

 

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コメント
 
1. 2015年7月15日 02:48:19 : IJjjrLkBu1
  誠実、真摯な対応を好む上司と、軽いノリで部下を引き連れ、いわゆる軽佻浮薄、が受ける上司もいる。実務で部下を引っ張るタイプと、上司、という肩書を目一杯活用して我が世の春を謳歌するタイプがいる。
  無論、どちらも部下を持つ身であるから条件は同じだとすると、部下としては軽いノリで冗談も言い、軽佻浮薄な上司の方が楽しい、ということだろう。
  だが、こういう人間ばかりでは企業はいつしか下降して行く。
  問題を真面目にとらえ、日夜最善を考えている上司がいるからこそ、会社はもっているのである。
  安倍首相のキャラは軽佻浮薄であろう。大変な事態であっても深く考えず、いつもポジティブであり、むしろそのポジティブを愉しんでいるようにも見える。そして、ワル知恵を授かっては、「それ行こうよ」で、首相としての肩書を使い、力を発揮し、取り巻きを引っ張っているのだろう。
  護送船団方式というのは常に徒党を組んだ集団主義で進むから、個人の責任感は希薄である。ひとつの事態も、何人もが関係していれば、互いに自分の問題だとする意識は薄いだろう。集団主義の怖さである。
  メディアに圧力をかけるのは経団連に声を掛ければ簡単であろうし、ネットサボーターも活用しているとなれば、面白いように結果に反映されるのだろう。
  歴代は、首相より取り巻きが蠢いていた印象だったが、安倍首相の場合は自分で指示し、むしろ権威の活用を愉しんでいるようにも見える。
  とにもかくにも、護送船団というのは一丸であるゆえに暴走も容易であり、結果責任も分散してしまう。真面目にクソが付くくらいの哲学的素養を持った人間が首相で無い場合には修正が効かず、仲間内で有る限りは心地良いが、国としては大変危険であると言えるのではないか。

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