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オシャレなデモに若者たちが集結(右・奥田愛基さん)/(C)日刊ゲンダイ
安保法案デモ 話題の学生団体「SEALDs」中心メンバーに聞く
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161627
2015年7月11日 日刊ゲンダイ
安保法案「NO」で渋谷・ハチ公前や国会前に数千人規模を集める大学生グループ「SEALDs」に注目が集まっている。中心メンバーの明治学院大国際学部4年生の奥田愛基さん(23)は、「安保法案を本当に止めたいんです」と強い決意。大学生の輪が大人を巻き込み、安倍官邸もビビり始めた。
大学名が入ったパーカ姿で現れた奥田さん。どこにでもいそうな今風の若者だ。
「そもそも、僕たちはデモのやり方が分からなかった。『シュプレヒコール』も日常の言葉じゃないから違和感を感じたし。でも、ライブやコンサートで声を出すような感じで、僕たちなりのやり方でいいんだと思って。いま『憲法守れ』『民主主義を守れ』などと、掛け合いで声を出しています。デモを日常感覚に戻したいなと思っています」
SEALDsは、特定秘密保護法に反対する「SASPL」という団体の後を引き継ぐ形で、今年の5月3日に設立された。関東に160人、関西にも100人のメンバーがいる。加えて、LINEやツイッターでその存在を知った各地の若者が、全国でそれぞれグループを増殖させている。
音楽を流したり、オシャレなデザインのプラカードなど、その新しいデモスタイルも注目された一因だが、彼らが立ち上がったキッカケは、やはり安倍政権の異様さだった。
「『最高権力者は私です』と言ったり、憲法を理解していない発言をしたり。昨年、突然、衆議院を解散したのにも驚きました。この政権、おかしいんじゃないかって。国会審議をユーチューブで見るんですが、総理と大臣の答弁が食い違っている。この人たち分かっていないんじゃないか、この人たちに任せていたらヤバイって、危機感を覚えました」
安保法制がらみで最初に永田町で声を上げたのは、安倍首相が法案を閣議決定した5月14日だった。奥田さんはその日の早朝、ツイッターで「11本の法案を2本にまとめるなんておかしい。官邸前に行かないのー」とツブやいた。そうしたらその夜、官邸前に1500人が集まった。
テレビなどで取り上げられ「SEALDs」の知名度は上がったが、若者におんぶに抱っこの大人たちには一言ある。
「街を歩いていると、たまに声をかけられる。でも『頑張ってください』とか『君みたいな若者がいるとは』と言われると、正直ハラが立つ。『あなたたち、お客さんじゃないんですよ』『自分の問題として動いてください』と言いたい。とにかく、国会前に来てください」
野党の国会議員と話した際に「多数決で可決しちゃうから」と最初から諦め口調だったのにはガッカリした。
「『敗北のための美学』じゃない。たとえ安保法案が衆院を通過しても、活動をしぼませてはいけない。(延長国会の会期末の)9月まで長いけど、毎週金曜に集まります。本当に止めたいんです」
ネット上では、奥田さんについて左翼運動家と揶揄する書き込みもある。悪意のある噂だが、“不都合な”人物をツブしたい時に使う常套手段にも見える。
奥田さんは10日も、夜7時半から国会前で先頭に立ち、声を上げる。
「Tell me what democracy looks like(民主主義って何だ)」
これは最近、世界中のデモで使われている有名なフレーズだとか。安倍首相は彼らの問いに何と答えるのだろうか。
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