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本気の100万人を考えてみる
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2015-07-10 反戦な家づくり
1/300000になろう というフォーラム4の作成したポスターはすごくよくできていると思う。
実数で30万人集まれば、さしもの安倍晋三もビビることは間違いない。
では、実数で30万人とはどのくらいの人数なのか。本気で考えてみたい。
国会周辺の地図をにらむと、外周の道路が合計1.5キロx幅30m=45000u。甲子園球場の客席面積の2倍であり、ここが埋め尽くされると、ほぼ10万人である。
ということは、一回り外側の最高裁〜内堀通り〜外務省〜首相官邸が人で一杯になると30万人を超えてくるだろう。
ちなみにこんなことを書くと、ネトウヨ諸君が喜びそうなので、あらかじめ書いておく。
ポスターの下半分にもなっている2012年夏の首相官邸前デモは、20万人というのはオーバーだ。入れ替わりや規制でたどり着けない人などを考慮しても、5万人までではないかと思われる。
しかし、それであの運動の価値が損なわれるわけではない。1970年代から絶えていた日本のデモンストレーションが復活した、歴史的な日であることは間違いない。あれがなければ、今の様々なデモもなかったかもしれないのだ。
ただ、本気で集める ということを考えたら、実数は実数で抑えておくべきだということ。
本気で30万人は、国会を二重に包囲する規模だ、ということだ。
さて、仮に30万人が国会を包囲したとして、安倍は「ごめんなさい」と自説を引っ込めるだろうか。
せめて、法案の取り下げくらいはするだろうか。
これは何とも言えないが、私が安倍だったら、取り下げないと思う。なぜなら、本気で怖がる理由がないからだ。
正確には、「まだない」からだ。
たしかに、それだけの群衆に囲まれたら、もしかしたら という恐怖はあるだろう。
もしかしたら、次の選挙では自民党ボロボロになるかも。
もしかしたら、このまま増え続けて、国会が占拠されるかも。
と、思わないことはないだろう。
しかし、何十年もまともに抗議することすらしてこなかった日本国民を、安倍一族は心の底からナメきっている。
戦後の動乱が生々しかった1960年と同じではない。
警察庁長官を呼びつけて、怒鳴り散らすくらいはするだろうが、撤回はしないような気がする。
敗北主義で言っているのではない。
今の運動を貶めているのでもない。
仮に30万人でも安倍を倒せなかったとしても、それは素晴らしい瞬間だ。その経験抜きに、次のステップはないのだから。
ただ、私の役割は、運動へのアジテーションではなく、先を見て考えることだと思っているだけだ。
では、量から質への転換が起きるのは、どのくらいの人数なのだろうか。
日常の中で、マイナーからメジャーへの転換が起きるのは、どの地点なのだろう。
前の記事「わりと冷静に反戦を考える」から以下を転記。
大衆運動で戦争を止めようと思ったら、山本太郎さんの言うように100万人は集まらないとどうにもならない。
100万人が国会前に集まれば、警察も自衛隊もだまって見ていてはくれない。
見せしめに襲いかかり、リーダーは片っ端から逮捕されるかもしれない。
60年安保のときは防衛長官も公安委員長も治安出動に反対したので実施はされなかったが、今度はそうはいかない。
中谷元も、山谷えり子も、嬉々として治安出動させるだろう。
いくらデモ参加者がオシャレで平和にやるつもりでも、敵はある臨界点を超えたら容赦はしてくれない。
100万人集めるとは、そういうことなのだということを、心のどこかで覚悟しておかねばならない。
また、100万人集まるということは、300選挙区に3000人の運動員が生まれ、一人1万円カンパすれば100億の資金ができるという可能性でもある。
これは、確実に政権を取れるし、この民力があれば今度はクーデターでコロッと寝返ることもない。
100万人というのはそういう人数だ。
だから敵は恐怖する。恐怖するからブレーキがかかる可能性もあるし、大弾圧の可能性もある。
100万人とは、霞ヶ関と永田町が人で埋まる、ということだ。
もう引き返せない、ルビコン川を渡ってしまったということだ。
自然発生的な怒りにまかせた勢いであれば、必ず血を見るであろうし、落とし所のない泥沼に突っ込んでいくかもしれない。
その時、最適解を示すことができるのは誰なのか。何が最適解なのか。
そんな分岐点に向けて、私はどうしたらいいのか。何を言い続けるべきなのか。いかなる同志を募るべきなのか。あるいは、募るべきでないのか。
せっかく盛り上がる運動に背を向けるわけではない。7月19日の靱公園にも出かけるつもりだ。
ただ、私はひとり、この梅雨空の下で地味に考え続けている。
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