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東京新聞が書いた藤崎元郎駐米大使の虚偽発言疑惑の衝撃
http://new-party-9.net/archives/2079
2015年7月8日 天木直人のブログ 新党憲法9条
きょう7月8日の東京新聞が「ニュースの追跡」で大きく取り上げた。
藤崎一郎駐米大使が2009年末に日本記者を前にして、「普天間移設問題でヒラリー・クリントン国務長官から呼びつけられた」、と公言したことは嘘だったのではないか、と。
この疑惑については、私は何度も書いてきたので、その詳細をここで繰り返す必要はないだろう。
私がここで強調したいのは、東京新聞のこの検証記事の的確さだ。
これを読めば疑惑は、ほぼ真実に近いと思わせるほど、深まる。
おりから普天間問題は日本外交の最大の問題となっている。
「最低でも辺野古県外移設」発言を行った鳩山由紀夫元首相が、対米従属の外務官僚につぶされた事がウィキリークスなどで明らかにされた。
この藤崎一郎大使の虚偽発言疑惑は、6年たった今こそ、徹底追及されなければいけないのだ。
野党がこの問題を国会で追及しないなら、野党はまじめに辺野古移設問題を考えていないということだ。
しかし、私がここで強調したいことは、野党のことではない。
大手メディアの責任である。
すでにあの時、クローリー米国務次官補(当時)は藤崎発言を知って即座にそれを否定した。
ところが藤崎発言を報じた日本のメディアはこれを黙殺した。
まるでクローリー発言が大騒ぎになることを避けるごとくだった。
なぜか。
日本のメディアは藤崎大使の発言をうのみにして一斉に誤報したことを恐れたのだ。
いや、むしろ藤崎大使と一緒になって日本国民を誤誘導したことがばれるのを恐れたかのごとくだ。
東京新聞がここまで大きく取り上げたのに、もしほかの大手メディアが取り上げないなら、この私の推測は正しいことになる。
東京新聞を除いた他の大手メディアは、政府や外務官僚に迎合し、国民の知る権利に敵対することになる。
はたしてNHKや他の大手メディアは、この東京新聞の「ニュースの追跡」を読んで、どう動くだろうか。
けだし見ものである(了)
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