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安倍首相は夜9時から自民党のネット番組に出演(C)日刊ゲンダイ
安倍官邸真っ青…“無風”のはずの自民総裁選に異変が起きる
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161512
2015年7月8日 日刊ゲンダイ
安倍内閣に対する支持と不支持がついに逆転し、永田町に激震が走っている。毎日新聞の最新(今月4、5日)の世論調査は、支持が3ポイント減の42%、不支持は7ポイント増の43%だった。他のメディアの調査も、今後「次々と逆転現象が起きるんじゃないか」(自民党関係者)とみられていて、安倍官邸は真っ青だ。
「支持率下落の大きな原因が、自民党の勉強会の『報道圧力』発言なのは間違いありません。安保法案に対しても世論はどんどん厳しくなっている。会期延長で安保法案の議論は8月、9月と続くでしょうから、この下落トレンドも続く可能性が高い。世論を別の関心に向けようにも、地方創生や女性活躍などのネタを使ってしまって、当面、安保中心にならざるを得ませんからね」(明大教授・井田正道氏=計量政治学)
支持率下落のトレンドがこの先2カ月続けば、自民党内はガタついてくる。無風とされている9月の総裁選に異変が起きる可能性もゼロじゃない。
「焦点は安保法案をどうやって成立させるかです。説明が不十分という国民が8割もいるのに強行採決すれば、党内の波乱要因になります。OBの古賀誠さんが5日のTBS『時事放談』で『日本の政治も女性の時代を迎えたい』『現職の閣僚は手を挙げるのは難しい』と話していました。想定しているのは野田聖子さんでしょう。党内がガタついてきたら、出ないとみられていた野田さんが古賀さんの後押しを受けて出馬、なんてこともあるかもしれません」(ベテラン記者)
危機感を強める安倍周辺は、なんとか無投票再選に持ち込もうと必死だ。
「8月に入ったら、いつものようにメディアを使って『総裁選後に大幅改造』と流し、党内を牽制するはずです。無投票にするには大臣ポストをチラつかせるのが最も効果的です」(前出の自民党関係者)
しかし、それで安倍政権が安泰かというと、そうでもない。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう言う。
「政権を安定させるために、一致結束して無投票で安倍さんを再選させるのか、それとも、対抗馬を立てて党内で活発に議論するのか、自民党がどちらを選ぶのかがカギです。たとえ安倍再選という結果は同じでも、その後の政権基盤は大きく違ってきます。前者をとったら、世論はさらに離れる。過去の例を見ても、さまざまな問題があるのに目をつぶってしのごうとすると、世論には『逃げ』に映り、党の活力は失われ、結局、負のスパイラルになる。無投票再選によって逆に安倍政権が弱体化することもあり得ます」
安倍首相は6日から党のインターネット番組に出演し、安保法案の必要性を直接国民に訴え始めた。公務の後の午後9時前後に、来週月曜まで合計5回も出演するというから、かなり焦っているのが分かる。
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