http://www.asyura2.com/15/senkyo188/msg/183.html
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件名:「初めに広域処理ありき」の立場を打ち出した共産党
日時:20120318
媒体:不条理なる日本共産党
出所:http://blog.livedoor.jp/fujouri_jcp/archives/65703968.html
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がれきの広域処理問題に関する日本共産党の見解が発表されました。「しんぶん赤旗」に「主張」として掲載されたのです。
「何か見解を出さないとまずい」と思ったのかも知れません。
ぼう大ながれき処理を被災地だけで行うことは困難です。政府が被災地での処理能力を強化することはもちろん、被災県以外の協力を得て、「広域処理」をすすめることが必要です。政府は、その方策を責任をもってすすめていくべきです。
ということで、基本的には「広域処理」をすすめるべきとの立場ですが、全体として、肝心なことには触れていないというかごまかしている、そんな感じがします。
住民の懸念や不安にこたえるためとして、「放射線防護対策の抜本的見直し、強化」などを主張していますが、その具体的内容は示していません。
北海道苫小牧市や福岡県北九州市での議会での主張が妥当なのかどうかも触れてほしいところですが、沈黙。(まあ、妥当と考えているんでしょうが。そして、仮に不幸なことが何かあったときに与党の責任は追及するが、自らの責任はとらないでしょう。)
そもそも「広域処理」をすすめる必要があるのか。ネット上ではそんなことも含めていろいろ論議になっているわけですが、共産党の主張はそういった論点はいっさい無視で、「広域処理ありき」の立場。その点で、野田政権と変わるところはないというのが筆者の認識です。
というか、それより重大なことは、この「主張」が「しんぶん赤旗」に掲載されたおかげで、全国の党組織が統一されました。すなわち、今後、あちらこちらの地方議会で、この「主張」に沿って日本共産党が行動することになるでしょう。そして、その際の具体的基準は北九州市議会での対応です。つまり「通常の廃棄物相当と判断されるもの」という、歯止めにもならない文言を滑りこませることで、全国各地でのがれき受け入れに道を開くのです。
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//memo
人体に有害な毒物である放射性物質が含まれたがれき(1kgあたり8000ベクレル以下)を何故、わざわざ広域処理するのでしょうか?がれきの広域処理に日本共産党は何故、例えば京都府議会において賛成するのでしょうか?子供や若い女性は内部被曝に対する感受性、影響がより大きいというのは、現代科学の到達点ではないのですか。
御用学者でもお先棒を担ぐタレントでもない、一般市民市井の民が、リスクを背負って日本全国で放射線の個人測定をし、ネット経由で過酷な現状を報告されている。あるいは、動物や昆虫、鳥、蝶、植物、花などの貴重な観察がある。
私の生活圏、個人的観察では、鳥の死があまりにも多いのです…
残念ですが、がれきの広域処理がとんでもない愚行であるという事は、徐々に明らかになりつつあります。
学者であれ素人であれ、フィールドワークは全ての土台です。
ここで、諸兄諸姉に敬意を表したい。
そして日本共産党が、核のバラマキに賛成したという歴史的事実は消えません。
この点、明確な回答がない限り、政党として信頼できません。少なくとも私は…
raelian ryuji / Published on Mar 19, 2012
tep co / Published on Jul 29, 2012
-関連参照投稿-
*原発推進派の“親玉”とも手を結び始めた:日本共産党の本音と建前
http://www.asyura2.com/15/senkyo188/msg/130.html
*京都府議会が「がれき受け入れ」を全会一致で決議。つまり共産党も賛成。
http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/789.html
*資料:日本共産党の原発政策A
http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/744.html
*資料:日本共産党の原発政策@
http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/695.html
*日本共産党が原発推進派だったって知ってました?
http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/651.html
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