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「存立危機」の空論に熱中できる日本の幸運さと甘さ
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天木直人のブログ
きょう7月6日の東京新聞「私説 論説室から」で、半田滋氏が次のように疑問を呈していた。
集団的自衛権行使容認の前提条件となっている存立危機とは具体的には何か、そしてそれは起こり得るのか、と。
それこそが、安保法制案の議論の本質であり、憲法論議の決め手だ。
しかし、私の関心は、そんな問題提起ではない。
存立危機について国会で議論を続けられる平和な日本の幸運さだ。
そして、そんな議論を国会議員に許している国民の甘さ、鈍感さだ。
戦争に明け暮れ、文字通り存立危機に日々さらされている国は、中東はもとより世界中にあまたある。
そのような国々に、存立危機について議論をしている余裕などあるというのか。
その事を思えば日本は何と恵まれているのだろうか。
しかし、存立危機との戦いは、戦争やテロとの戦いだけではない。
いくら平和な状態であっても、存立危機に直面し、日々それと戦っている国や国民は世界中に多い。
ギリシャがそうだ。
ギリシャの国民がそうだ。
ところがギリシャと同じように、いやそれ以上に国民の暮らしは危機に瀕しているのに、日本国民は動かない。
高齢者がどんどん見捨てられ、年金だけでは生きていけないと焼身自殺するものが出てくるようになっても、日本国民は立ち上がらない。
このような権力に従順な国民こそが権力をのさばらせてきたのだ。
戦争に巻き込まれて犠牲者が出る事を恐れるよりも、失政によって生活を奪われていく事を恐れるべきだ。
その失政を繰り返している安倍政権に、国民は怒らなければいけない。
日本国民はギリシャ国民に学ばねばいけない(了)
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