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「法案通らなければ内閣総辞職」と小沢氏(C)日刊ゲンダイ
安保法案を潰す秘策を話そう/小沢一郎 <第1回>全野党が採決に応じなければ自公は強行出来ない
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2015年7月6日 日刊ゲンダイ
安保関連法案を巡って一番の焦点は、全野党が足並みを揃えて強硬に反対できるかどうかということ。国民の半数以上が法案に反対しているいまの雰囲気からしたら、反対だけど採決には出て、「数で負けたから仕方がない」というのでは、物足りないでしょう。だから、採決には応じないということで、全野党が足並みを揃えなくちゃいけない。そうなったら、自公単独での採決はできなくなる。強行採決には公明党が乗らないと思う。
衆院では民主が採決に応じないと言っているし、社民や共産も、我々も同様。残るは維新だ。賛成するのか反対するのか。たとえ反対でも、採決に応じるのかどうか。そこが注目される。
いずれにしても、この1、2週間のうちに、野党各党は安保法案に対する態度を明らかにしなければならないから、そこがハッキリすれば、選挙での野党共闘も見えてくる。
私は(比例の)野党共闘は「オリーブの木」、つまり「統一名簿」でやったらいいと思っている。選挙用の政党の傘をつくって、そこに個人が参加する形を取る。候補者はもともとの政党に所属しながら、個人として「オリーブの木」の公認になって立候補する。
まずは来夏の参院選から。野党再編で一気にひとつの政党になるのは、いろんな障害があるだろうから、まず「オリーブの木」を大野党合同の過渡的なプロセスと考えたらいい。
統一名簿は、野党第1党の民主党にも中小政党にも、いずれにとっても得策。自民党から議席を奪って、野党全体のパイが大きくなるのだから当然。最も得をするのは民主党だ。特に(支持団体の)連合は、12人の組織内候補を比例に擁立するけれど、民主党単独なら半分も当選できるかどうか。しかし、統一名簿なら全員当選できる。
09年の総選挙以後、国政選挙で毎回ほぼ2000万人の有権者が棄権している。野党に受け皿がないからだ。統一名簿にすれば、その7、8割が野党に投票する可能性がある。そうしたら必ず勝てる。
とにかくいまは何としても、野党が足並みを揃えて、安保法案の成立を阻止しなくちゃいけない。
与党は今月中旬の衆院採決を想定しているようだけど、全野党が採決に反対したら、延期せざるを得なくなる。ズルズル延びて、そのうち延長国会の会期末まで2カ月を切って、衆院での再議決(60日ルール)もできなくなる。そうなったら安倍内閣はどうなるか。あれだけ大見え切って、必ず夏には法案を通すと外国で約束しておいて、結果的に通らなければ、もう内閣総辞職以外ないだろう。
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