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『世界遺産登録』で紛糾のニュースに 国民がびっくりする理由。 産経でも書いた 『強制徴用の歴史を反映させることで合意』の中身を報道しない 日本のマスコミ
http://ryuma681.blog47.fc2.com/blog-entry-1422.html
2015.07.05 リュウマの独り言
国内ニュースしか見ない方にとっては 「今日のビックリ」なみの ニュースであろうと思われる 『世界遺産登録』の紛糾。 これで、 未登録でもなったら、 国内は 「また、韓国の仕業」と ナショナリズムをあおるのだろう。
2015年7月4日 TBSニュース
ドイツのボンで行われている世界遺産委員会で、「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録について、日本時間4日夜と見込まれていた審議の開始時間がいまだに決まらず、混乱しています。 会場は今、昼休みに入っています。再開された後、午後10時ごろがもともと日本の審議始まる時間でしたが、今は調整中となったままで、審議が行われるかどうかわからないという混乱が続いています。まもなく、ユネスコ側が審議の日程を発表する見通しです。
混乱の理由は、韓国側が主張する「強制徴用」の歴史をどのように扱うか、日韓でなかなか合意に至っていないことです。ボンの会場でも、密かに日本側と韓国側が交渉をするなど、緊張した駆け引きが今も続いています。
(引用終り)
このニュースには こんな伏線があった。 安倍内閣の御用機関紙 『産経新聞』で 見てみよう。
2015.6.22 産経新聞
韓国、切るしかなかった「訪日カード」
訪米土壇場キャンセル…「非礼」補う手段なく
【ソウル=藤本欣也】韓国の朴槿恵(パク・クネ)政権が尹炳世(ユン・ビョンセ)外相の訪日を決断した背景には、「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産への登録をめぐる問題を打開するには「訪日カード」を切るほかないという切迫した事情があった。それだけに今回の会談を外交成果としてアピールしている。
聯合ニュースによると、尹外相は会談後、「円満に妥結しようという共通認識をもって緊密に協議することにした」と記者団に語った。同ニュースは、世界文化遺産登録に際して強制徴用の歴史を反映させることで事実上合意したと報道。尹外相によると、3回目となる日韓の当局間協議が近く行われ、詳細が明らかにされるという。
また、韓国側には日韓の関係改善を求める米国に対し、努力姿勢を強くアピールしなければならない事情もあった。朴大統領は、中東呼吸器症候群(MERS、マーズ)コロナウイルスへの国内対応を優先させて、今月中旬の米国訪問を土壇場で延期。今秋の訪米を再調整しているとされる。
世界遺産登録をめぐっても、韓国側は、世界遺産委員会で7月上旬に登録の可否が決まる前に日本の譲歩を引き出したいのが本音。委員会で韓国の主張が認められなかった場合、韓国外交は国内で批判の矢面に立たされ、尹外相の辞任を求める声も高まりかねない。 (引用終り)
産経新聞も 「新聞記者自体」は それほどおかしいとは思わない。 編集者やデスクの段階で 元の記事が 意味ないまで捻じ曲げられてしまうことがある。 この記事自体が 『強制徴用の歴史を反映させることで事実上合意』と書いているのだから、 どのように合意したかを書くべきだろうが、 それには全く触れていない。 私もこの報道があった時、日本の報道通りなら、 よくそこまで韓国が譲歩したな、と思ったが、 すぐに「韓国」「中国」の報道を見てみた。 そこには、『展示物の説明などをドイツ並みにすることで合意 (ドイツの 戦争の歴史遺産では、 展示物の説明の3分の1以上、展示場所での3分の1以上を 負の歴史の説明に充てている。) 』とあった。
これで『合意』したとなると、 安倍支持者の右翼を抑えきるまい。 毅然とした態度をとれれば それでよいが、 「ひょっとして、外務省や 交渉担当者がこういう事を知らないのではないか。」とも思ったり … そのうち、このことは(お得意の) なかったことにするのかもしれない。 この段階で『韓国側の勝利』と 私は思ったわけだ。
この記事を読んで 『安倍内閣支持者』は こんなブログを書いている。 書いている方に罪はない。 こんな報道をすれば こういうものが現れて当然なのだから …
ついに屈した韓国、
「世界遺産登録に協力」外相会談で表明
小坪しんや --市会議員 -- より引用
ついに韓国が屈した。 パククネ政権は、不当な要求に対し、 一切譲歩しない安倍政権に対し屈した。 この点を強く強調したい。 パククネ政権となってのち、韓国の閣僚が日本を訪問した例はない。 まったく関係ないように感じる方も多いやも知れないが政治の場において「向こうから赴く」というのは、大きな意味がある。
それは「屈した」とほぼ同義だ。 手土産として、「世界遺産への登録」に対し、協力する方針を外相会談で伝えている。
この動きは、「日韓首脳会談」をどうしても行って欲しいという先方の意向にある。 経済はガタガタになり、MERSも蔓延し支持率は最低。身動きがとりようがない今、「日本にすがる」よりないということを認めたと言っていいだろう。 「日韓首脳会談を行って欲しい」ようだが、我が国は「状況によっては断る可能性」もあるように思う。
大切なのは「断わる可能性がある」という、含みを先方に想起させることだ。 これにより「おかしな動き」を牽制し、動ける幅を封じて行く。 本件に関しては、外交上の勝利と言っていいだろう。 媚びぬ日本に対し、ついに韓国が屈したのだから。 (引用終り)
何度か書いたが、 私が『中国や韓国』の指導者であったら、 「安倍内閣と首脳歓談」はしない。 こんな戦いやすい相手はない。 『従軍慰安婦』も、『南京虐殺』も ねつ造と主張している政権と 交渉などしなくともよい。 今度の 「戦争法案」の合憲という意見が 0.04%だそうだが、 上の2つの事件も 「世界の歴史学者」の意見補総合すると その程度利割合でしか 賛同を得られない。 日本の中の 特定の思想に凝り固まったものだけが主張している 「歴史」であり、 検討に値するような代物ではない、というのが 多くの意見だろう。 まあ、 ふたを開ければわかることだが … こんな〔有利な立ち位置〕を捨てる指導者がいるという 楽観主義は 私は持つことができない。
法律などにかかわる学者の8000人以上が反対を表明した。
もう一人一人の名前すら読めない大きさになってしまった。
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