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2015年07月03日 「ジャーナリスト同盟」通信
<社会委員会の佐藤ツトム>
7月1日夜、日本接骨師会の役員と面会した。日本医師会の圧力に屈しない自立した組織である。そのメンバーの中に創価学会幹部もいた。彼は信濃町の内情に詳しい。教えられることが多かった。その重要な事実の一つを打ち明けてくれたのだ。「学会に社会委員会という組織があります。ここのボスが佐藤ツトム。平成の治安維持法や今の戦争法を、学会として支援する方針を決定してきている。その中心人物」と決めつけた。いうところの獅子身中の虫というのであろう。おそらく筆者を含めて、この人物を知らない。学会長老に確認したが「知らない」という。そもそも社会委員会という組織さえ、初めて聞く名前である。
<太田ー安倍ラインか>
ご存知、米連邦議会調査会局の調査報告書で「安倍はナショナリスト、ストロング・ナショナリスト」と認定した。日本語では国家主義者・民族主義者・国粋主義者だ。
欧米流の価値観では、ナチスに相当する極右であろう。そんな人物と提携する人物、それゆえに大臣になれた太田がいる。おそらく本当であろう。見方によっては太田が学会を指揮していることになろう。これを本末転倒という。誰もこのことを指摘できない。筆者のペンで書いてもらいたい、という思いが真面目な学会幹部の意図であろう。「太田の意思が佐藤へと伝わり、そうして特定秘密保護法が実現した。集団的自衛権行使の閣議決定、そして、その先に現在の戦争法がある」というのである。
頷ける説明なので、あえて紹介することにした。
繰り返し登場する木更津レイプ殺人事件被害者の戦争遺児も「池田先生が元気なら許さない」と言っていた。戦争遺児・馬山朋子(仮名)もまともな認識をしていたが、彼女は社会委員会や佐藤のことについては、全く知らなかったであろう。
かなりの上層幹部でないと知らない組織であろう。
<覚醒した婦人部の突き上げ>
筆者がなぜ公明党と創価学会を取り上げるか。それは政局の鍵を握っているのは、堕落した民主党や維新、それに日本共産党ではない。客観・冷静に分析すれば、公明と学会が戦争法と9条改憲の鍵を握っている。来年夏の参院選もそうである。
かつての平和軍縮派の宇都宮徳馬のような政治家がいない。体を張る政治家がいない。政治屋が目立つ。目下、相手の傲慢な敵失で声を張り上げる野党である。通常であれば、ここで本腰を挙げて内閣を退陣に追い込む局面であろう。
本来、戦争法を阻止する役目は言論界の仕事である。曖昧模糊としている言論界ゆえに、極右自民党の安倍側近が暴走を始めたものが、今回の事件の背景であろう。
学会婦人部を「思考停止集団」と何度か決め付けたことがある。彼女らの覚醒を期待してのもである。そして遂に婦人部が決起、佐藤ー太田ライン、さらにいうと、これに続く山口・井上・北側ら公明幹部に攻撃が向けられている。
「特定秘密の強行に際して、山口も井上も辞めたいといっていた」という秘話も打ち明けてくれた。事実だとすれば、山口・井上は多少、良心があったのであろうか。だが、昨今の安倍追随姿勢からすると、疑問符もつきそうだ。
彼らには、官邸・自民党からの金漬けを心配する向きも多い。
いえることは、ここにきての「学会婦人部が行動を起している」というすばらしいニュースである。そのことも裏付ける発言をした。信濃町を支えている人たちは、一部学会エリートたちではない。
「婦人部が怒りだすと、物事が前に進まない」という。そうであろう。自民党の多くの議員は、彼女らの集票努力でバッジをつけている。
<公明党中堅以下は戦争法に反発>
学会幹部は、婦人部のことだけではなかった。公明党内部についても言及してくれた。戦争法の成立に狂奔する党執行部と中堅以下に亀裂が生じている、というのである。
筆者は彼らを池田親衛隊と呼びたい。憲法の平和主義を大事にする面々であるが、これはいわば憲法が命じているところなのだ。公務員は憲法擁護義務を課せられている。国会議員は公人・特別公務員である。
平成天皇が歴史の反省を口にする理由も、この憲法規定から発している。公明党の若手は、それに忠実なのだ。安倍・国粋主義に服従する執行部に反発している。彼らこそ即座に党を指導する立場だろう。
<学会に対して戦争阻止への期待膨らむ>
婦人部と公明・中堅以下が連携すると、本来の姿に戻ることが出来よう。このことには、一般の国民も賛同するはずである。集団的自衛権行使の閣議決定の際、多くの国民は学会を強く支持、国粋主義の野望を阻止してもらいたい、と祈るような気持ちで見つめていた。
いま戦争法阻止にも学会への期待が集まっている。婦人部が佐藤ツトムに圧力を掛ける理由なのだ。注視したい。
2015年7月3日記(日本記者クラブ会員・武漢大学客員教授)
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