http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/805.html
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(回答先: 沖縄普天間基地から海兵隊が撤退したり、 本土に移設することを 『日本政府』が拒否した。 SEALDsに 嫌がらせ。 投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 7 月 02 日 22:45:15)
コートを脱げばと言われてパンツまで脱いでしまう従米政治家もいるとは思っているが、モンデール氏の発言がその証拠とは思えない。
元副大統領でクリントン政権時代に駐日大使を務めたモンデール氏が、普天間基地問題や沖縄駐留海兵隊の再編にかかわる交渉に深く関わっていたわけではない。
オバマ・クリントンといった民主党政権であっても、国防長官は共和党支持者が務めるというのが米国の慣例である。
アジアというより世界でも有数の米軍基地が存在し、地位協定に反する“思いやり予算”まで享受できる沖縄駐留問題を共和党支持者であっても大使の交渉にまかせるわけがない。
モンデール氏は、「彼ら(日本政府)はわれわれ(在沖海兵隊)を沖縄から追い出したくなかった」と指摘し、沖縄の海兵隊を維持することを前提に協議し、「日本政府の希望通りの結果となった」と交渉過程を振り返ったそうだが、“彼ら”が、ときの内閣を意味するか、交渉を担当した官僚たちを指すのかわからない。
記事にも、「交渉相手として橋本龍太郎首相(当時)と河野洋平外相(同)の名前を挙げているが、両氏の具体的な発言は入っていない」とある。
先月投稿した
「普天間返還、沖縄の強い希望だ(96年2月橋本首相):外務・防衛の担当者は米国に気遣い普天間返還に否定的な反応」
http://www.asyura2.com/15/senkyo186/msg/718.html
のなかに、
「訪米前、官邸に呼んだ外務・防衛の担当者に「普天間基地の返還をどう思うか」と聞いたが、日米同盟重視を理由に否定的な反応だった」とある。
巧妙な米国支配層は、サンフランシスコ講和条約署名後すぐに締結した日米安全保障条約さえ、日本側のたっての希望を聞き入れて締結すると読める体裁の前文にしているくらいで、国際関係で自分たちが無理強いやゴリ押ししているわけではないという雰囲気をつくるよう心がけている。
官邸に呼んだ外務・防衛の担当者が、普天間基地の返還に否定的な反応をみせたのも、それより前に、米国側交渉担当者から沖縄駐留海兵隊に関する“意向”を伝えられていたことが理由である可能性が高い。
モンデール氏は、米国の都合や押しつけで日本(沖縄)に米軍を駐留し続けているわけではないという宣伝の片棒を担がされたと見たほうがいいだろう。
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