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ヒラリー・クリントンのメール公開が暴露した藤崎大使のウソ
http://new-party-9.net/archives/2028
天木直人のブログ
暴露はウィキリークスだけではない。
思わぬところで悪事は暴かれるものだ。
きょう7月2日の読売新聞が書いた。
ヒラリー・クリントンが国務長官在任中の公務に個人用メールアドレスを使用していた事が大統領選に影を落としている。
批判をかわすためにその一部をクリントンがインターネット上で公開したという。
大統領選挙に勝つためには、個人用メール使用が米国の国益を害していないと証明する必要があったからだ。
ところが、その公開されたメールの中に、対日外交に関する内容も含まれていたから大変だ。
読売新聞は次のように書いている。
「・・クリントン氏は2009年12月、米軍普天間飛行場の移設問題を巡り、藤崎一郎駐米大使(当時)に対して異例の呼び出しを行ったが、これに関してキャンベル国務次官補(当時)と事前調整していたことが文面から読み取れる・・・」と。
動かぬ証拠である。
あの当時、一大疑惑外交が行われた。
すなわち藤崎大使はクリントン国務長官にわざわざ雪の中を呼びつけられた、大使が呼びつけられるのは異例な事だ、などと日本の記者団を前にして語り、あたかも米国が普天間基地移設に強い要求をしてきたと言わんばかりに誘導した。
ところがクローリー次官補がこの藤崎発言を即座に否定したのだ。
国務長官は大使を呼んではいない、藤崎大使が立ち寄ったのだ、と。
どっちが真実なのか。
もちろん米国がウソをつく必要はない。
藤崎ならやりかねない。
米国が言った事にして、普天間移設問題について日本政府に有利な状況をつくろうとしたのだ。
そう当時のブログで私は書いた事を覚えている。
真実はどこにあるのか。
その白黒はその後の展開に大きな違いをもたらすほど重要なのに、結局誰も追及せずにうやむやにされて終わった。
それから6年ほどたって、はからずも大統領選挙の争いの中で、こともあろうにヒラリー・クリントンのメールで藤崎大使のウソが白日の下に晒される事になったのだ。
米国の威を借りて政策を実現する。
この外務官僚の卑劣さが、いま国民の前で糾弾される時が来た。
ウソで固められた辺野古移設などできるはずがない。
いや、させてはいけないのである(了)
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