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週刊新潮 2015年6/18号
東京をズタボロに…「新国立競技場」問題の発端は安藤忠雄?〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150702-00000003-sasahi-soci
週刊朝日 2015年7月10日号
デザインや予算などさまざま問題となっている「新国立競技場」。作家・コラムニストの亀和田武氏は、本誌連載『マガジンの虎』で、東京を破壊するなと憤慨する。
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よくぞ書いてくれた。「週刊新潮」(新潮社)6月18日号は、東京五輪の競技場建て替え問題をめぐるゴタゴタを報じている。
題して<奇矯「女性建築家」の奇天烈「新国立競技場」にGOサインを出した「安藤忠雄」の罪>。新潮的レトリックを駆使した見出しだが、その意図は明快だ。
安藤忠雄の罪。この煽り文句を目にした人は、ギョッとなったはずだ。世間的には、安藤忠雄といえば、日本を代表する建築家だ。それが、新国立の奇天烈デザインをゴリ推しした張本人とは。
イラク人建築家の案は、応募当初「昆虫の触角のように伸びたスロープがJR線の上をまた」ぎ、高さも制限オーバー。本来ならこの時点で失格である。なのに審査委員長の安藤の<コンセプトが強ければ後で修正できる>の一言で、クリアした。
決選投票となった2次審査は4対4の同票。ここで委員長・安藤が奇天烈デザインを強く推して決定となる。
神宮外苑の景観が跡形もなく変わる。“大都会における自然”が公共の建物と融和していた外苑は、東京でも稀少なエリアだ。そこに周囲と馴染まぬ巨大施設ができれば、外苑の歴史性は断絶する。
絵画館から国立、神宮球場前、ラグビー場を抜け、青山通りに至るコースを、10代の後半からどれだけ歩いただろう。スケール感あふれる優美な景観は、私の身体と記憶に馴染んだ唯一のものだ。
それが、“世界の安藤”によって破壊されようとしている。新潮の記者に問題点を指摘された安藤は「いいから、来んといてくれや。はい、さいなら……。ええ加減にせえや! もう帰れよ!」。こんな文化人が、東京をズタボロにしていくのか。
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