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2015年06月28日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆安倍晋三首相を無条件・無批判に支える右派勢力と批判的なリベラル勢力の自民党2大勢力が、鮮明に正体を現してきた。
右派応援団の1つは、木原稔青年局長(衆院比例九州ブロック→熊本1区選出=維新の党の松野頼久代表のライバル、当選3回、額賀派)が代表を務める自民党の若手議員による勉強会「文化芸術懇話会」(メンバー40人)に集まる国会議員だ。安倍晋三首相の丸で「親衛隊」を気取り、9月の自民党総裁選に向け、安倍晋三首相を「無投票当選」させる狙いで設置した。「文化芸術」という品のいい名前とは裏腹に生臭さがプンプン。
自民党の谷垣禎一幹事長6月27日、党本部で緊急記者会見し、報道機関への圧力を求める発言が出た若手議員の勉強会を主宰した木原稔青年局長を更迭し、1年間の役職停止処分にしたと発表した。また、勉強会で問題発言をしたとして、大西英男、長尾敬、井上貴博の各衆院議員を厳重注意した。自民党は、「文化芸術懇話会」の初会合(6月25日)のなかで、沖縄の地元紙をはじめ報道機関に圧力を求める発言が出た問題を重視し、安全保障法制整備関連法案の審議への影響を懸念し、早期に事態収拾を図る必要があると判断したという。安倍晋三首相は6月26日の衆院平和安全特別委員会で、関係者の処分について否定的な見解を示していた。
◆「文化芸術懇話会」初会合の出席者は、木原稔代表以外の「安倍晋三首相親衛隊」の面々は、以下の通り。
出席議員一覧
自民党の勉強会「文化芸術懇談会」事務局によると、25日の勉強会に出席した議員は次の通り。(敬称略、丸数字は当選回数)
【衆院】堀井学A(北海道9区)▽築和生A(栃木3区)▽薗浦健太郎B(千葉5区)▽白須賀貴樹A(千葉13区)▽大西英男A(東京16区)▽松本洋平B(東京19区)▽萩生田光一C(東京24区)▽坂井学B(神奈川5区)▽星野剛士A(神奈川12区)▽高島修一B(新潟6区)▽田畑裕明A(富山1区)▽佐々木紀A(石川2区)▽宮沢博行A(静岡3区)▽熊田裕通A(愛知1区)▽大岡敏孝A(滋賀1区)▽武藤貴也A(滋賀4区)▽宗清皇一@(大阪13区)▽山田賢司A(兵庫7区)▽山下貴司A(岡山2区)▽加藤勝信(岡山5区)▽井上貴博A(福岡1区)▽鬼木誠A(福岡2区)▽木原稔B(熊本1区)▽前田一男A(比例北海道)▽藤原崇A(比例東北)▽石川昭政A(比例北関東)▽今野智博A(比例北関東)▽宮川典子A(比例南関東)▽青山周平A(比例東海)▽池田佳隆A(比例東海)▽大西宏幸@(比例近畿)▽岡下昌平@(比例近畿)▽谷川とむ@(比例近畿)▽長尾敬A(比例近畿)
【参院】滝波宏文@(福井)▽長峯誠@(宮崎)▽宮本周司@(比例)
◆しかし、「安倍晋三首相親衛隊」の面々は、ヒトラー面の安倍晋三首相を守る「親衛隊」気分で、首相官邸に集中する権力の魔力に酔い、「怖いものなし」で舞い上がってしまった。
とくに木原稔代表は、大日本帝国陸軍第6師団が置かれていた熊本城を仰ぎ、「尚武の気性」が激しい熊本市生まれなので、「進軍ラッパ」を鳴らして、安倍晋三首相を担いで、敵陣に突撃を図ろうとする気分だったのかも知れない。その挙句の果てに、敢えなく玉砕、もともと「もろ刃の剣」と言われるマスメディアを敵に回すことになったのである。
佐藤勉国対委員長の背後から鉄砲の玉を撃ち、国会対策を邪魔する結果を招いてしまった。会期を大幅延長して、法案成立のメドが立ったと喜んでいたのも束の間、面倒なことになったのだから、「委員会に迷惑をかけたことを反省してほしい」と注意したものの、佐藤勉国対委員長の怒りは収まらない。
【参考引用】
産経ニュースは6月26日午後9時30分、「足を引っ張る安倍応援団 身内からも抗議の声 肩落とす木原氏ら」という見出しをつけて、以下のように配信した。
http://www.sankei.com/politics/news/150626/plt1506260045-n1.html
「安倍政権の応援団が後ろから鉄砲を撃っている状態と言われても、仕方がない」。自民党の若手議員らが立ち上げた勉強会「文化芸術懇話会」の代表を務める木原稔衆院議員は26日、記者団にこう漏らして肩を落とした。
懇話会初会合に講師として招いた作家の百田尚樹氏の発言などを野党が問題視し、この日は衆院平和安全法制特別委員会が紛糾。木原氏は、身内の自民党議員からも抗議を受けるはめになった。
懇話会のメンバーには安倍晋三首相(党総裁)に近い議員も多く、9月の総裁選を前に無投票再選の機運を高める「首相の応援団」(若手議員)と位置づけられている。
この日の特別委で、百田氏が沖縄県の地元紙について「沖縄の2つの新聞は潰さないといけない」と述べたことなどに関して、民主党の寺田学衆院議員らが首相を追及。木原氏は、佐藤勉国対委員長から「委員会に迷惑をかけたことを反省してほしい」と注意されたという。
また、百田氏の「あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば、目を覚ますはずだ」といった発言も波紋を呼んだ。沖縄県宜野湾市などを地盤とする宮崎政久衆院議員は26日、「沖縄県民の生命や暮らしを軽視し、到底看過できない」として木原氏に文書で抗議した。
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