http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/528.html
Tweet |
自民勉強会での百田尚樹氏発言を安倍首相は謝罪せず
http://www.nikkansports.com/general/news/1498339.html
安倍晋三首相は26日の衆院特別委員会で、25日の自民党議員の勉強会において、議員や講師に招かれた作家の百田尚樹氏から、報道機関に対する圧力発言が出た問題への謝罪を求められたが、拒否した。「その場にいないのに、勝手におわびできない」と述べ、処分にも消極的だった。「報道の自由を尊重するのは当然だ」としたが、身内の非常識な「オウンゴール」は、今国会での安全保障関連法案成立を目指す首相に、大きな誤算となった。
国会会期を95日間も延長し、法案の審議を進めたい首相に、「オウンゴール」が飛び込んだ。報道に対する圧力発言の数々が、自身に近い「応援団」の会合で飛び出す事態。委員会で野党の追及に「事実であれば大変遺憾だ」と切り出した。その上で「自民党は、自由と民主主義を大切にする政党。報道の自由は民主主義の根幹で尊重されるのは当然」と釈明した。
ただ、首相は発言内容を把握しているのか再三問われても、認めようとしなかった。「総理という立場では確認していない」と答えた。民主党議員に「都合の悪い問題で『私は総理だから』ではすまされない」と指摘されたが、公務を理由に「(確認の)時間は取れない」と突っぱねた。
党所属議員の発言だけに、総理総裁として謝罪を求められると、「私がその場にいないのに、勝手におわびすることはできない。発言した人だけができる」と拒否。「私的な勉強会。1つの意見で、処罰することがいいのか」と処分にも否定的だ。煮え切らない対応に「そういう総理の背中を見て、議員は発言していると思う」と指摘された。
会合の講演で、「沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない」と発言した百田氏については「一民間人の発言」と主張。自身がNHK経営委員に選び、共著もある間柄だが「すべて主張が同じというわけではない。主義主張が違っても意気投合することはある」と苦し紛れの釈明もあった。
暴言の数々は、首相の総裁選再選を支える母体となるグループ「文化芸術懇話会」の会合の非公開部分で飛び出した。出席者は37人。側近中の側近、加藤勝信官房副長官、萩生田光一・党総裁特別補佐も出席しており、衝撃を広げている。
発言の背景には、安全保障関連法案に対する国民の理解が広がらない焦りがある。谷垣禎一幹事長は「なんで今そんなことを言う、ということはないようにしてほしい」と苦言を呈した。首相は、法案の今国会成立を明言したが、自身が決めた会期延長中に起きた舌禍問題で、さらに世論の反発を招く悪循環。自身のやじや憲法学者による「違憲」表明を超える、打撃になるのは間違いない。【中山知子】
<勉強会での発言VTR>
◆百田氏 米軍普天間飛行場は田んぼの中にあった。周りに行けば商売になるということで(人が)住みだした。基地地主は年収何千万円。六本木ヒルズとかに住んでいる。沖縄に住む米兵よりも、沖縄県自身が起こしたレイプ犯罪の方が、はるかに率が高い。
◆井上貴博衆院議員 青年会議所理事長のときマスコミをたたいてみた。日本全体でやらないといけないことだが、広告料収入、テレビの提供スポンサーにならないことが一番こたえるということが分かった。
◆出席議員 マスコミをこらしめるには広告料収入をなくせばいい。われわれ政治家には言えない。ましてや安倍首相は言えないが、文化人、民間人が経団連に働き掛けてほしい。
[日刊スポーツ 2015/6/27]
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK187掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。