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2015-06-24 08:32:08
翁長知事の「平和宣言」には、鳴り止まないほど熱い連帯の拍手が沸き起こりました。続く高校生の「みるく世がやゆら」(今は平和でしょうか)という詩の朗読にも居ずまいをただして共感する清らかな空気が会場を覆ったように感じられました。テレビで見ていても、そんな雰囲気が伝わってきたのです。
しかしその後、安倍首相が登壇すると、「安倍、帰れ」「帰れ」の怒りをあらわにしたコールが起こりました。スピーチの途中でも、「ウソ、つくな」の罵声が。
翁長知事は、「辺野古への移設を中止するよう強く求める」と、平和宣言としては異例の内容を盛り込みました。しかし、安倍首相は、辺野古問題には一切触れませんでした。自分の都合のいいことは長々としゃべりちらすが、都合の悪いことには素知らぬ顔で素通りする安倍流のしゃべりです。国民に本当に理解してもらおうとする姿勢は、ゼロ。自分の考えだけを強要する「おしつけおしゃべり」です。
安倍という男には、沖縄の哀しみを唄った「島唄」の気持ちが理解できるでしょうか。おそらく権力を私物化しその醜い権力まみれの男には、ついぞ理解できない人間の情の世界なのでしょうね。かわいそうな男です。ピエロみたいな男です。
ネット上にアップされていた「島唄」の訳を引用し、貼付します。
「島唄」
でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た
(1945年春、デイゴの花が咲くころ、米軍の沖縄攻撃が始まった)
でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た
(デイゴの花が咲き誇る初夏になっても、米軍の攻撃はつづいている)
繰り返す 哀しみは 島わたる 波のよう
(多くの人が繰り返し犠牲となり、人々の哀しみは、島中に波のように広がった)
ウージの森で あなたと出会い
(サトウキビの畑で、愛するあなたと出会った)
ウージの下で 千代にさよなら
(サトウキビ畑の下の洞窟で、愛するあなたと永遠の別れとなった)
島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ
(島唄よ、風に乗せて、死者の魂とともに海を渡り、遥か遠い神界の「ニライカナイ」に戻っていきなさい)
島唄よ風に乗り 届けておくれ わたしの涙
(島唄よ、風邪に乗せて、沖縄の哀しみを本土に届けてほしい)
でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ
(デイゴの花が散る頃、沖縄での大規模な戦闘は終わり、平穏が訪れた)
ささやかな幸せは うたかたぬ波の花
(平和な時代のささやかな幸せは、浪間の泡のように、はかなく消えてしまった)
ウージの森で 歌った友よ
(サトウキビ畑で、一緒に謳った友よ)
ウージの下で 八千代に別れ
(サトウキビ畑の下の洞窟で、永遠の別れとなった
島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ
(島唄よ、風に乗せて。死者の魂とともに海を渡り、ニライカナイに戻って行きなさい)
島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を
(島唄よ、風に乗せて、愛する人に届けてほしい、私の愛を)
海よ 宇宙よ 神よ 命よ
(海よ 宇宙よ 神よ 命よ 万物にこいねがう)
このまま永遠に夕凪を
(このまま永遠に穏やかな平和が続いてほしい)
島唄は 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ
島唄は 風に乗り 届けてたもれ わくぬ(私)のなだば(涙)
島唄は 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ
島唄は 風に乗り 届けてたもれ わくぬのなだば
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