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砂川判決再審請求訴訟の行方から目が離せない
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2015年6月21日 天木直人のブログ 新党憲法9条
懇意にしている元最高裁判事に米国機密電報3通の翻訳を読んでもらって、感想を聞いた。
返ってきたのは次のような言葉だった。
「・・・生々しい内容で、おっしゃるとおり驚くべきものです。私は、報道当初から、本来一面トップで扱う内容と思っていました・・・」
元最高裁判事が驚くのであるから、やはりこの電報が暴露した田中耕太郎最高裁長官の売国振りは、この国の根幹を揺るがす深刻なものだということだ。
国民の広く知るところとなり、皆が騒げば、安倍政権の安保法案国会審議が不毛になるのみならず、この国の司法そのものが音を立てて崩れることになる。
だからこそ記者会見を開いても報じられないのだ。
政治家でさえも国会でまったく触れないのだ。
果たして現在進行中の砂川判決再審請求訴訟は、いつ、どのような形で終わるのだろうか。
審理はほぼ終わっていて、あとは判決を待つだけだと、記者会見で弁護士は言っていた。
少なくとも、安保法制案の審議をしている今国会中に下されることはないだろう。
それとも、あの田中耕太郎最高裁もマッカーサー大使に漏らしていたように、政府を後押しするような判決が下されるのだろうか。
あえて今国会中に、再審請求却下の判決を下して、安倍政権を助けるのだろうか。
砂川判決再審請求訴訟の行方から目が離せない(了)
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