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「何をいまさら」という声はあるが、 この大多数の学者たちの「反対の声」を 社会が転換する契機にしなければ 本当に日本は 『自由主義社会の敵』になってしまうだろう。
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2015.06.19 リュウマの独り言
『戦争法制反対、学者の声明も4809人に! 』 確かに なぜ今頃 皆言い出すんだという声はある。 しかし、 ちょっと前までは 「慰安婦誤報」で 国を挙げて 「朝日新聞」を叩き、 その記事を書いた記者を 雇っている大学は そのことで脅迫されているのに 「社会は見殺し」ていた。 大学は 「右翼の街宣」と嘘であるだろうが「校内爆破」の予告におびえていた。 それも 「社会は見殺し」ていた。
多分、 あの時期に 「戦争法案反対」を学者が叫んだとしても、マスコミも報道しなかったろうし、社会も温かい目を向けることはなかっただろうと 私は思う。 国会での 「憲法学者の堂々とした違憲発言」が ぐるっと潮流を変えた。 少し遅いが、今まで声を上げなかった人々が 声を上げてくれることは 決して悪いことではない。 仲間内での「足の引っ張り合い」は 敵の思う壺である。 『国旗国歌法』での 大学人の 『反対表明』は、 『小、中、高が ここまでの状況に追い込まれている』のに 何をいまさら…、 確かにそうだが、 今から取り戻すしかない。 そのためには まず「大学」が 頑として受け入れないこと、 長谷部先生のように 堂々と「論陣」を張ることが重要であろう。
『戦争法制反対、学者の声明も4809人に! 』 と伝える ニュース23
首都の顔として 「極右政治家」を12年間も選んだ 「日本社会」。 その間に 徐々に下がっていった国際的評価を まだ 日本国民は 納得して理解していない。 まだ、 戸惑っている。 「中国」や「北朝鮮」の脅威を 信じている。 私は 早くから これらは脅威ではないことを書いてきたが、 『レッテルはり』の 反論者が 時々 コメント欄に現れていた。 その時のコメントは 以前からの読者の励ましのコメントと 同数程度であったが、 今や 現体制を批判するコメントの方が 圧倒する。 それだけ流れが変わったと実感する。
現在の政権を含めた 『日本社会』が 自由主義社会の敵とまで思われていることには まだ 多くの国民が 納得をしていないだろうと思う。 今年 「採択」が行われる教科書には 「日本会議 (櫻井よしこなど) 」が 推奨する、言い換えれば 彼らが作った 教科書がある。 そこには、 『沖縄集団自決』も 『慰安婦』も 『南京虐殺』も書かれていない。 書いてあるのは 「日本人が2百数住人虐殺された通州事件」なのである。 『従軍慰安婦』も 『南京虐殺』も いずれもねつ造という観点から書かれた教科書が 「検定合格」しているわけだ。 「安倍内閣」は 教育への介入が凄まじい。 教育委員会などへの 「日本会議」の進出は 話すまでもない。 だから、 ある程度 採択されて この教科書を使う学校が増えるものと思われる。
こういう事に「反対」の意思を示すと、 「反日、左翼」程度ではなく 『中国共産党の手先』などという非難を浴び、 その意見を封じ込めてきた。 そういう 『社会』が 様変わりする可能性を含めている。 今は 「正念場」だといえる。 櫻井よしこ率いる 国家基本問題研究所なる機関が 「公益財団法人」の許可を得ている。 『憲法は 米国に押し付け、その三大原則「平和主義」「基本的人権の尊重」「国民主権」は 日本に則わない 三大害悪、 慰安婦捏造説』を唱える団体が 「公益財団法人」であるのだから、 世界から見た日本は 自由主義社会の敵なのは当然ともいえる。
あまりの議席の多さに 「驚いた」マスコミの 腰の引けた報道、 『日本への不利』なニュースを意図的に飛ばした報道、 逆に ねつ造ともいえるような 「政府びいきの解釈」報道で 国民の認識がなかなか 世界にどのような「日本像」が伝わっているかを理解しがたい状況が続いている。
外国のマスコミが 積極的に 「日本に内政干渉」したわけではない。 尖閣諸島の例ではないが、 日本側から 仕掛けていったのである。 まず、慰安婦問題では 「その事実がなかった」と アメリカの新聞に意見広告を載せた。 その時、 世界各国で「慰安婦決議」が おこなわれ、 「日本への謝罪要求」に発展した。 自分たちの論理が不十分で 相手を納得させられなかったことが理解できずに それを『日本が主張していないから』だと理解した。 今回も、 アメリカの教科書記述への撤回要求を 『政府』がおこなったことに端を発し、 ドイツ人記者への「記事の誹謗、中傷」が それに油を注いだ。
彼らに都合のよい 記録の一部や 発言の一部だけをつなげての 「日本賛美論」では とても 世界の厚い『論陣』を突破することはできない。 それはちょうど 「安倍首相」が 今回の『戦争法案』を 合憲と主張していることに対しての 「長谷部、小林両教授の反論」に 似ている。 『日本語が理解できる日本人』なら、 教授たちの反論は 「もっともだ」と思うはずである。
それと全く同じことが 世界の研究者と 『安倍内閣』との間で 起きているのだ。
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