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写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ
「将来」あきらめる若者が急増…際限なきアベノミクスの弊害
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/160793
2015年6月16日 日刊ゲンダイ
「俺は給料でオヤジを抜けない」――。若い男性たちがこうした“諦めムード”にあることが分かった。
リクルート「R25」編集部が20〜35歳の男性会社員200人にアンケート調査を実施。「将来、父親の収入を超えられると思いますか?」と聞いたところ、62.5%が「いいえ」と回答したという。3人に2人が父親の収入を抜けないというのだ。
なぜこうなるのか。立教大教授の郭洋春氏(経済学)に聞いた。
「1990年以降、日本人の平均年収は右肩下がりで、25年間で約100万円減りました。現在の平均は420万円程度。こうした時代を反映して若者は物欲をなくし、クルマなどを欲しがらなくなったのです。これに加えて安倍政権は成長戦略を実現できず、新しい産業が育っていない。そのため自動車メーカーやゼネコンなど一部の大企業しか賃上げしていないという現実がある。この2つの要素によって、若者が“給料が上がらなくても仕方ない”と諦観を強めたと考えられます」
若者はアベノミクスという幻想に失望。その結果、自分の生活を豊かにしようというビジョンを持てず、保守化を強めている。明大講師の関修氏(心理学)が言う。
「いまの若者の多くは出世したり会社を伸ばしたりして収入を増やすよりも、好きな趣味を楽しんで暮らしたいという考え。自分の世界に閉じこもっているのです。その結果、社会問題を自分のこととして意識できない。労働者派遣法の改悪や集団的自衛権見直しのニュースを聞いても、“ワリを食うのは派遣労働者。戦地で犠牲になるのは自衛隊だ。自分ではない”と思い、政治の不穏な動きが自分に降りかかってくることを想像できないのです。その一方でネット右翼として中韓を罵倒し、ヘイトスピーチに狂奔する。若者が収入を含めて“思考停止”になっているかぎり、安倍政権は今後もやりたい放題でしょう」
安倍政権の催眠術で若者は骨抜きにされ、保守化する一方。選挙権を18歳に引き下げたら、自民党は大勝ちだろう。
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