http://www.asyura2.com/15/senkyo186/msg/770.html
Tweet |
国会正常化も…渡辺氏負傷の余波拡大 民主が妨害「実行計画」メモ作成
http://www.sankei.com/politics/news/150615/plt1506150022-n1.html
与野党の国対委員長は15日、国会内で会談し、民主党などが審議拒否していた衆院の正常化で合意した。自民党の佐藤勉国対委員長が国会運営に遺憾の意を示し、民主党も受け入れた。円満な国会運営とするため自民党が一歩下がって「大人の対応」を取った形だが、民主党が渡辺博道厚生労働委員長(自民)への「妨害計画」を立てていたことが判明。自民党は関係議員の責任を追及する方針だ。
佐藤氏は会談で、厚労委員会で12日に労働者派遣法改正案の採決を目指したことに「大変遺憾だ」と表明した。これを受け、民主、共産両党が審議拒否していた平和安全法制特別委員会は15日、両党議員も出席して正常化し、17日の質疑も決まった。
表面上は関係修復した与野党だが、渡辺氏負傷の余波はむしろ広がっている。民主党で厚労委理事を務める西村智奈美氏が12日の厚労委の前に、実力行使による渡辺氏の入室妨害などを指示する「作戦メモ」を準備していた。
産経新聞が入手した1枚紙の「作戦メモ」は委員室周辺の見取り図入りで、「委員長入室阻止」と明記。採決時は「委員長にとびかかるのは厚労委メンバーのみ」と記載し、暴力による妨害を示唆していた。
12日の採決は見送られたが、渡辺氏は入室を阻止する民主党議員ともみ合いになり、首などに全治2週間のケガを負った。
だが、民主党は全く悪びれる様子がない。長妻昭代表代行は14日のフジテレビ番組で、「数の力でほとんど議論なしに採決するとき、野党がお行儀よく座って見過ごし、法律を通すことが国益にかなうのか」と述べ、一連の行為を正当化した。西村氏も産経新聞の取材に、メモについて「強行採決された場合の対応を検討したものだ」と述べるにとどまった。
安倍晋三首相は15日、長妻氏の発言について「唖然(あぜん)とした」とフェイスブックに書き込み、菅(すが)義偉(よしひで)官房長官は記者会見で「民主国家にとってあるまじき言語道断のことだ」と批判した。
自民党は15日の衆院議院運営委員会理事会で、一連の行為に関わったとされる民主党議員3人への懲罰動議を懲罰委員会に付託するよう提案した。今後、協議を続ける方針だ。
しかも与党は厚労委で19日にも派遣法改正案を採決する構えを示す。維新の党は法案に反対ながらも採決には賛同しており、与党は安全保障関連法案でも同様の構図を狙う。与野党間の混迷は今後も続く見通しだ。(山本雄史、沢田大典)
[産経ニュース 2015/6/15]
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK186掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。