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民主党の姿勢“大問題” 「暴力容認」とも受け取れる国会戦術が問題視
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150615/plt1506151531002-n1.htm
民主党の「暴力容認」とも受け取れる国会戦術が問題視されている。負傷者が出るなど大混乱した先週12日の衆院厚生労働委員会に絡み、民主党が作成したという「作戦司令書」のメモが報じられたうえ、長妻昭代表代行がテレビの報道番組で暴力を正当化するような発言をしたのだ。
「数の力でほとんど議論なしに採決するときに、野党がお行儀よく座り、『不十分だが、いいか』と見過ごし、法律をドンドン通すことが国益にかなうのか」
長妻氏は14日のフジテレビ系「新報道2001」で、民主党議員が12日に衆院厚労委の渡辺博道委員長(自民党)の入室を実力行使で阻止し、議事を妨害したことについて、こう語った。
番組では、厚労委前に民主党が作成したという「作戦司令書」のメモも紹介された。メモには「委員長に飛びかかるのは厚労委メンバーのみ」との記載があり、暴力による妨害を指示したと受け取れる。
現に厚労委では、民主党議員が委員室前に30人以上陣取り、労働者派遣法改正案の審議をやめさせるため渡辺氏の入室を阻止しようとした。渡辺氏は激しくもみ合った際に首などを負傷し、全治2週間の診断を受けた。
評論家の屋山太郎氏は「とんでもない。『暴力による政治的サボタージュ』というしかない。旧社会党(現社民党)も同様の国会戦術が得意だったが、国民が『そういう手法はダメ』という高い政治意識を持ってきた。かつて衆院選で130議席以上を得た旧社会党は現在、衆院2人だ。民主党も同じ道を選ぶつもりなのか。立法府として、暴力に関わった議員をきちんと懲罰にかけるべきだ」と語っている。
[ZAKZAK(夕刊フジ) 2015/6/15]
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