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自民党よ、私の反論を聞きなさい/小林節 <第4回>前線から離れた後方支援だから安全という大ウソ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/160730
2015年6月15日 日刊ゲンダイ
安保法制の正当性を主張する賛成派の言い分を粉砕する小林氏の強力連載、第4弾。自民党よ、よく聞きなさい。
【論点11】
[問]米国の無法な戦争で自衛官が血を流すことになる。
[答]他国軍支援活動は、戦闘が行われていない現場で、自衛隊の安全を確保しつつ行い、戦闘が行われる場合は中断する。
◇反論
国際法上、「先制」攻撃は違法であるが、米国は先制攻撃も選択肢として放棄しておらず、イラク戦争のように実行している。
そして、例えばホルムズ海峡が機雷で封鎖された場合に自衛隊が、現に戦闘が行われていない(つまり弾が飛び交っていない)時を選んでもその機雷の除去に行けば、当然、その機雷を敷設した側から反撃が来る。また、現に戦闘が行われていない時を選んで米軍の後方支援に入り、輸送、通信、救助、治療、修理、補給、給食等を始めた後に、弾が飛んできたからといって作業を休止したら米軍の足を引っ張るだけで、要するに、いったん参加したら、後は米軍とともに戦い続けるしかない状況に自主的に入っていくことが「後方支援」の本質である。そこで戦死者が出ないと考える方が、経験上、不自然である。
【論点12】
[問]「後方」支援と言っても、それは戦闘に行くことである。
[答]弾薬の提供そのものは「武力の行使」ではない。前線から離れたところで実施される後方支援である。
◇反論
法案によれば、「後方支援」とは、最前線での銃撃以外は何でもできるようになっており、かつ、「非戦闘地域」といった地理的な(現場と距離を置く)条件は付けられていない。従って、今回の後方支援は、弾が飛んでいない時を選んで米軍に合流して戦争に参加すること以外の何ものでもない。
【論点13】
[問]戦争において一番大事なのは後方(補給等)なので、経験上、米軍の後方を担当する自衛隊は敵から激しく攻撃されてしまう。
[答]前線から離れたところで実施される後方支援で、戦闘が予測される場合には直ちに活動を休止するので安全である。
◇反論
米軍の友軍として米国の戦争を支えに行って、「危なくなったからやめる」などという支援はあり得ないし、仮にあったら、それは、米軍にとっては迷惑で、米軍の敵にとっては格好の標的であろう。それに、法案の中に「離れている」とか「いない」とか「距離」的条件は明記されていない。
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