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翁長沖縄知事には堂々と王道を歩んでもらいたい
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2015年6月13日 天木直人のブログ 新党憲法9条
発売中の週刊文春6月18日号に、翁長知事の訪米を貶める写真入りの記事が冒頭のグラビア記事の一つとして大きく掲載されていた。
そのタイトルも「琉球王の御帰還 アポなし訪米も手土産はゼロ」だ。
翁長訪米を貶める記事が巷に溢れているが、その典型的な例だ。
その記事の中に次のようなくだりがある。
「ロクにアポイントも取らぬまま意気揚々とアメリカへ出発・・・政府高官との面会も求めたが、『国防総省や国務省との担当者との面会は沖縄県独力でセッテングできず、外務省に頼み込んでようやく実現した』(県庁関係者)というお粗末ぶり・・・」
この記事は噴飯ものだ。
週刊文春は根本的に間違っている。
外国要人とのアポイントはれっきとした外務省の仕事だ。
私も数えきれないほどやって来た仕事だが、たとえ気にくわない野党の依頼でも、外国要人とのアポイント取り付けを依頼されたら、それを外務省が断るなどということは許されない。
もし、野党だから、気にくわない奴だから、と言って外務省が仕事をサボタージュすれば、大問題だ。
なぜ翁長知事の沖縄は、はじめから外務省に命じて予約の取り付けを一任しなかったのか。
翁長知事が辺野古移設に反対して政府を困らせているからといって、もし外務省が「誰が面倒なんか見てやるか」と非協力であったとしたら、国会で外務省を吊し上げればいいのだ。
アポイントを取れなかった責任は外務省、在米日本大使館にあるのである。
週刊文春の記者は今後記事を書くときはよく気をつけろ。
その一方で、週刊文春のその記事は、翁長知事が記者たちに語ったとして次のように紹介している。
「ワシントンポストに私の記事が写真つきで載ったが、安倍さんの記事より大きかった」というビミョーな土産話まで(翁長知事は)ご開帳してくれた、と。
もし翁長知事が本当にこんな事を記者たちの前で語ったとしたら軽率だ。
安倍首相なんかと張り合ってどうする。
翁長知事には無駄口を叩くことなく、虚勢を張ることなく、あくまでも沖縄住民に選ばれた首長として、辺野古移設の阻止に向かって堂々と王道を歩んで行ってもらいたい(了)
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