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民主の攻勢、雲行き怪しく…力不足露呈 政府追及急先鋒議員の不祥事2連発
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150612/plt1506121526001-n1.htm
民主党の国会攻勢の雲行きが怪しくなってきた。安全保障関連法案に対する憲法学者の「違憲」判断がクローズアップされ、政府追及の好機が到来したにもかかわらず、先陣を切っていた議員の不祥事が連発したうえ、維新の党との野党連携も不透明になってきたのだ。「戦後最大の法案」(枝野幸男幹事長)の審議で、野党第1党としての存在感を示すことができるのか。
「大臣はじめ政府の皆さま、大変失礼をいたしました…」
11日の参院外交防衛委員会。普段は舌鋒鋭い追及が持ち味の民主党の小西洋之参院議員は、自身の質問を謝罪の言葉から切り出すほかなかった。
小西氏は委員会に約3分遅刻し、片山さつき委員長から注意を受けた。以前は、片山氏が委員会の理事懇談会に遅刻したことを厳しく批判していただけに、さぞかしバツが悪かったはずだ。
4日の衆院憲法審査会で、3人の参考人全員が安保法案を「違憲」と指摘したことで、民主党は政府への攻勢を一気に強めた。ところが同日、若手論客として知られる後藤祐一衆院議員の「大トラ騒動」が表面化し、今度は小西氏の遅刻…。両氏とも、国会論戦で閣僚らに食い下がる姿が印象的なだけに、「民主党の攻撃力を鈍らせた」(中堅)ことは否めない。
政治評論家の浅川博忠氏は「参考人の『違憲』表明の件は、自民党の船田元筆頭幹事の致命的ミス。次の人事で閑職に追いやられる可能性が高い。ただ、それがケガの功名となり、党内は『与党のメンツをかけて、意地でも法案を成立させなければ』という雰囲気になっている。対する民主党は、野党各党をまとめきれていない。飲酒騒動、遅刻などの次元の低い不祥事は、政府・与党への攻勢にさらに水を差しかねない」と分析する。
野党第2党・維新の党が労働者派遣法改正案の採決に応じる方針を決めたことも、「野党分断」を印象づけている。維新国対は、政権への「是々非々」路線が色濃い大阪維新の会系が仕切っており、「いつでも民主党とお付き合いするわけではない」(馬場伸幸国対委員長)という姿勢だ。
浅川氏は「安保法案についても、維新が修正協議に応じるなどの可能性がある。『野党一体となって反対』という状況を作り出せなければ、民主党の力不足さを国民に露呈することになる」と話している。
[ZAKZAK(夕刊フジ) 2015/6/12]
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