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維新、ついに“民主斬り” 派遣法採決で与党と協調 再編志向の松野氏、大阪系「是々非々」路線受け入れ
http://www.sankei.com/politics/news/150611/plt1506110050-n1.html
維新の党が11日、労働者派遣法改正案の採決などで与党との協調を鮮明にし、野党共闘を模索してきた民主党との決別が決定的になった。民主党は、12日に衆院厚生労働委員会で「強行採決」となれば、すべての衆院委員会を欠席する方針。一方、野党再編志向の維新の松野頼久代表は「是々非々」路線を求める党内の圧力に押される形で、“民主斬り”を決断した。(内藤慎二、山本雄史)
「維新は豹変(ひょうへん)した!」
民主党の高木義明国対委員長は11日の党代議士会でこう訴え、派遣法改正案の採決に応じる維新を痛烈に批判した。高木氏はこの後、共産、社民、「生活の党と山本太郎となかまたち」各党の国対委員長と会談し、「維新抜き」で一致した対応をとることを確認した。
民主、維新、生活3党が共同提出した「同一労働・同一賃金」推進法案を土台に、与党と修正案をまとめた維新に対する民主党の疑念は深い。党幹部は「与党なのか野党なのかはっきりしてほしい。何がしたいのか」と不満をぶちまけた。
混乱は衆院平和安全法制特別委員会にも波及した。与党は11日の理事懇談会で12日の質疑実施を提案し、維新も賛成した。だが、民主、共産両党は厚労委の混乱などを理由に「不正常な状況だ」として反対した。
憲法や安全保障などの基本政策が異なる民主、維新両党だが、今回の決別は維新側の事情が大きい。松野氏は代表就任後、民主党を含む野党再編について「年内に100人以上」などと発信。これに「是々非々」路線を重視する大阪選出議員らの不満が募っていた。
馬場伸幸国対委員長や遠藤敬国対委員長代理ら大阪系議員は4日夜、松野氏と懇談し、「同一労働・同一賃金」などで与党と歩調を合わせるべきだと進言した。党分裂の危機を察知したのか、松野氏は11日の記者会見で「民主党と野党共闘すると合意した記憶はない。党が違うのだから、違う動きになって当たり前だ」と強調した。
与党との交渉を主導したのは遠藤氏ら大阪系で、松井一郎顧問(大阪府知事)は10日、馬場氏に電話で「維新らしい対応だ」と評価した。ただ、党内の情勢は穏やかではない。初鹿明博氏が11日の党代議士会で「維新が派遣法改正案成立をアシストしているようにしか見えない」と執行部に疑義を唱えると、太田和美氏も「初鹿氏の言う通りだ」と続いた。2人は民主党出身で、党分裂の火だねは、なおくすぶっている。
[産経ニュース 2015/6/11]
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