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憲法=民主主義と勘違いしてきた日本人(反戦な家づくり)
http://www.asyura2.com/15/senkyo186/msg/546.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 6 月 12 日 01:02:10: igsppGRN/E9PQ
 

憲法=民主主義と勘違いしてきた日本人
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1392.html
2015-06-11 反戦な家づくり


なんだか極右が喜びそうなタイトルだが、その意味はこういうことだ。

70年前に戦争が終わったとき、日本には民主主義のかけらもなかった。
ただ、民主主義を作ろうという熱意だけはあった。

そこに、日本列島(なかでも沖縄)を基地の島にしたい米国が、日本を武装解除する方針を持ってきた。
駐留する米軍にとって危険なファシストを絶滅するために、民主主義的な手続きも実施されることになった。

日本に民主主義を作りたいと思った人たちは、きわめて不完全ながらも、米国の提示した憲法を「使える」と判断した。
まだ憲法を作るための民主主義がない日本において、今から民主主義を作るための時間を稼げる と判断した。

こうして、1948年 米国起草でありつつ日本の民主主義者の支持を得た日本国憲法が成立した。

しかし、成立してしまってからは、「稼いだ時間で、これから民主主義を作るんだ」という熱意が急速に失われていった。
それどころか、憲法=民主主義と勘違いし、もうこれで日本は民主主義の国になったのだと、浮かれてしまった。

以来70年近くのあいだ、憲法によって暫定的に保証された「自由時間」を、これから民主主義を作ることに費やすのではなく、のんべんだらりと「戦後民主主義」を享受してきてしまった。
宗主国である米国や、戦前を引き継ぐファシズムとの「停戦協定」であった日本国憲法を、まるで永遠に続く魔法のように思い込み、これさえあれば大丈夫とニコニコ暮らしてきた。

しかし、停戦協定の有効期限は、何もしなければ早晩やってくる。
それは、宗主国=米国と、ファシスト勢力との対立関係が終わるときだ。
ファシストが本当に絶滅するか、両者が妥協するか が憲法が有効に機能する期限だった。

それまでに、日本人は民主主義の感性と作法を身につけ、容易にひっくり返されない実力をつけていなかればならなかった。
しかし、ほとんど何もせずに、憲法さえ護っていれば大丈夫と信じて疑わず、その結果、大多数の人はそんな問題が横たわっていることすら気がつかず、政治にも民主主義にも何の関心も失っていった。

今、オバマと安倍晋三の関係は、まさに宗主国とファシストの妥協そのものだ。
軍隊を単独で維持できなくなった米国は、危険なファシストであると知りながら、安倍晋三を使って自衛隊を米軍の傭兵化し、異次元緩和で無尽蔵にカネを刷って貢がせるしかなくなっている。
オバマ個人は嫌で嫌でたまらないが、米国の破産寸前の現実は、選択の余地がない。

その妥協が成立した瞬間、憲法は無力化してしまった。
70年かけて強力に補強すべきだった憲法は、憲法大好きな人にも、大嫌いな人にも、無関心な人にも、ずっと皆から放置され、今この修羅場に投げ出された。

70年前以上に民主主義の熱さえ残っていない今日、憲法という言葉の羅列は、為政者によって「拘らない」「新法に沿わせる」とまで言われ、抵抗する術もない。

憲法違反だ!と叫んでみたところで、敵は最初から守る気は無いのだから、なんとも思いはしない。
遅きに失したとはいえ、今からでも「民主主義を作るんだ」という気概を持つしかない。
言い換えれば、日本には民主主義なんて無かったのに、「憲法ができたから日本は民主主義だ」と思い込み、それを作るための時間を無為に過ごしてしまったことを、私たち自身が痛切に反省することからしか、始まりはしない。

誰かがやってくれるのではない。
偉い政治家がやってくれるのでもない。
勇気ある活動家がやってくれるのでもない。

私たちひとり一人が、誰かを頼って動かなかったことが、今日の安倍一族の跳梁跋扈を許しているのだ。

羽仁五郎氏が言うとおり 「君の心が戦争を起こす」 のである。

 

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コメント
 
1. 2015年6月12日 03:17:06 : KzvqvqZdMU
戦前日本を全面否定するのが、そもそもの間違い。
なんか敗戦をもって市民革命が起きたみたいな勘違いをしてるのが左翼だ。
革命政権が、それまでの社会を全面否定しボロクソ言うのと同じだ。
戦前から眼をそむけたい。悪臭のする汚い社会として眼をそむける、それが左翼だ。
 やはり一度戦前に戻るべきである。といっても歴史は不可逆であるから、少なくとも、現行憲法を破棄し、一旦、帝国憲法を復権させなけれならん。そのうで、
修正すれば良い。

 現行憲法は主権喪失下、米軍によって作られたものである。25名かな、
わずか6日で作られたという。それを日本側3名、吉田と白洲次郎と松本某に、
なんと、わざと太陽を背にしてホイットニーが手渡した、そして部屋の外に一旦
出て、われらは原子力によって今、暖をとっていると言ったらしい。

 その原子爆弾の使者ホイットニーに臣従・隷従し続けているのが左翼の精神なのである。


[32削除理由]:削除人:アラシ

2. 2015年6月12日 04:40:59 : Ik81CSkXpk
1>
こういう論理でしか発送できないのが右翼なのだ。

3. 安倍ヤラナイカ 2015年6月12日 04:49:12 : EuG0FRbnMbsR6 : M5PpCCo0ic
01のビ○グ○!
ポツダム宣言受諾の意味、8月革命説、改正条項等、現憲法以降に対してお前にツッコミたい所は山程有るが、それはそれとして!
大日本帝国憲法を一旦復権させるだと?
俺に言わせらこんなもん薩長進駐軍の押し付け憲法だろ。
自み民権を踏みにじり、私利私欲に権力を弄んだ外道の法だ。

4. 安倍ヤラナイカ 2015年6月12日 04:56:32 : EuG0FRbnMbsR6 : M5PpCCo0ic
誤:自み民権
正:自由民権

5. 2015年6月12日 05:39:55 : 6NC7VxWvE2
発想というより、どこかで読んだ程度の低い本と、いつだったかに観たテレビドラマの印象深かったシーンの類を、いい加減に継ぎ足しただけの単純なものであろう。

前半の、妙に気張ってはいるがズッコケた調子の文章に比べ、後半のビビッドな表現力はまったく異質で、これらの差異から見てとれる知性のギャップは、前半と後半の文章が同一人物の手によるものとはにわかに信じがたいほどである。

こういう芸当は、前の晩に観たテレビのことを翌日、学校の教室で楽しげに話す小学生によく見られるものと思うのだが、いいトシの大人がこういうことをするところが、ご当人はどんなに立派な(笑)ことを書いたつもりになっていても、世間からはアラシ扱いしかされない所以であろう。


6. 2015年6月12日 07:17:10 : eOBGjwhYEc
大正時代デモクラシーを知らんのか

7. 2015年6月13日 02:57:38 : IJjjrLkBu1
  憲法の基本理念は個の尊厳の最大限の尊重である。国会を国権の最高機関とし、国民代表によって制定された基本法に忠実な実務の執行を行政機関に託し、主権者がその実務内容を管理監督する、とも謳われている。
   しかしながら、こうした理念は殆ど実行されていない。国会は行政機関が発案した法案の採決場と化し、政権党は行政機関都合の法案の説明を延々と国民に説く広報担当を自認している。
   血税の入った財布も財務省に渡し、財務省は廊下に並ぶロビイストの要望に沿うべく財布を開き、ついでに天下り先を斡旋させる、というシステムである。
   民主主義というのは、個の尊厳の尊重のためには場合によっては司法裁定に委ね、多数決の横暴による少数の尊厳の回復を期待するという仕組みであるが、憲法理念との整合性や基本法の原理原則と、行政による実務の内容に如何に齟齬があろうが、裁判所は一瞥だにしなかったのである。
   こうして、行政指導や通達による実務は、憲法が謳う個の尊厳の尊重理念からは程遠いものであったから、国民は次第に民主主義を諦めた、と言えるだろう。
   憲法が民主主義を謳うものであることは間違い無いが、その条文を日の光に当てて理念や原則を再確認する議会や司法の努力無しには、改訂などで次第に変質してしまうであろうことは明らかである。
    


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