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地球の裏側からも誤報の抗議 朝日一面トップがまた間違い
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150611-00005167-sbunshun-ent
<週刊文春2015年6月18日号『THIS WEEK 社会』より>
〈朝日新聞が本紙に謝罪=抗議受け、誤報認める=週明け、訂正記事掲載へ〉
6月6日、ブラジル・サンパウロで邦字紙を発行するニッケイ新聞のネット版が、こんなニュースを流した。
問題になったのは、6月1日夕刊一面トップで報じた記事。〈悩める邦字新聞〉、〈苦境 南米で日系人口減少〉の大見出しが躍り、南米各地で邦字紙を発行する新聞社の経営環境が購読者の減少などから悪化している、と報じている。
誤報と指摘されているのは、〈南米で日系人口減少〉の見出しだ。朝日に抗議したニッケイ新聞の堀江剛史記者が説明する。
「移民世代の日本人が減少していることは事実ですが、日本人の血を引くことが日系人であるとするならば、日系人は増加の一途を辿っています。今回の記事はサンパウロに駐在する朝日記者が書いたものですが、『邦字紙の読者は、基本的に日本人』というごく初歩的な知識があれば、絶対にこんな見出しはつけなかったはずです」
ブラジルには、戦前戦後を通じて日本から約25万人が移住した。移民一世中心の全盛期に比べ、日本語が読める人口が減少しているのは確かだが、日系人は増え続け、現在は150万人以上と言われる日系社会がある。
抗議を受けた朝日の東京本社国際報道部の部長代理は電話で謝罪し、次のようなメールを送ってきたという。
〈弊紙の記事で大変ご迷惑をおかけしました。申し訳ございませんでした。遅くとも週明けには、見出しについての訂正記事を出稿致します〉
記事を書いた朝日記者もニッケイ新聞を訪れ、見出しの誤報を認めたが、「見出しをつけるのは整理部」で、「前文(リード)で『日本語が読める日系人口減少』と書いているので、いいと思った」と話し、謝罪はなかったという。
堀江記者はこうも話す。
「邦字紙の苦境は事実ですが、その中で我々がいかに奮闘しているかについて朝日は触れなかった。ネガティブな面だけをこれでもかというほどに取り上げ、『水に落ちた犬を叩く』印象の記事でした。他国で新聞を作る同胞への温かい視線が感じられません」
週明けの6月8日付夕刊で、朝日は〈「苦境 南米で日系一世減少」の誤りでした〉と訂正して、おわびした。
「週刊文春」編集部
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