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2015-06-11 哲学者=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』
憲法学者は信用できない?
「憲法違反」という憲法学者も、「合憲」という憲法学者も、同じ穴のムジナだ。
憲法学者は憲法そのものに弱い。
憲法が国家の最高法規だということは、その通りだが、憲法がすべてではない。
憲法学者たちは、マルクスの言葉をもじって言えば、憲法は、人間が創ったものであって、憲法が人間を創ったのではない、ということを忘れている。
一方、憲法改正を主張する憲法学者も信用できない。
「何故、憲法改正が必要なのか?」という根源的問題に無関心だからだ。
だから、平気で、「親米的改憲論」を主張するのだ。
彼等が借用する「押し付け憲法論」を、最初に言い出した江藤淳の改憲論は、「反米的改憲論」であった。
日本における「憲法改正」の最大目的は、「占領軍としての米国支配からの自立」だからだ。
菅義偉官房長官が推薦する憲法学者ー百地章、西修、八木秀次ー等は、それを忘れている。
もちろん、「戦後レジームからの脱却」を主張する安倍首相も、「占領軍としての米国支配からの自立」を目指しているはずだが、実際にやっていることは、沖縄県民の反対にもかかわらず、沖縄米軍基地の固定化を強行するところから見ても、「米国支配への従属」そのものだ。
この自己矛盾にも気付かないのが安倍首相と安倍政権の面々と、保守派の憲法学者たちを含む保守論壇の言論人たちだ。
(続く)
- 安倍首相は、奇妙なかたちで「戦後レジームからの脱却」をめざし、自ら“しばかれ隊”を買って出ている変態 あっしら 2015/6/11 18:19:22
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