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2015年 06月 10日
【女子サッカーW杯、日本代表はスイスを1−0で下し、予選リーグ第一戦をしっかりと勝ち点をゲット。そして、澤がFIFA史上最高の6大会連続出場したです。(^^♪・・・TVや国民は、もう少しWC応援ムードになってくれてもいいと思うんだけどな〜。(・・)
テニスの全仏は、何と第9シードだったバブリンカが優勝することに。(*^^)v祝。実はmewは、ひそかにジョコビッチの四冠達成を応援していたのだけど。近時は無敵の技術に加え精神面でも強くなって、サイボーグとまで言われるようになっているジョコさまでも、どうも初の全仏優勝を目前にするとナーバスになってしまうようで。半分、自滅するような形で、自分のペースを貫いたバブちゃんに負けてしまったです。 (~_~;)(表彰式で、ここまで努力して頑張って来た&クレー王者のナダルにも勝ったジョコさまへの拍手が鳴り止まず。ジョコさまもmewもうるうる。)
さあ、ここからは全英を目指す芝シーズンに。錦織は、全仏のツォンガ戦での敗退を受けて、ブログに「5セット目は紙一重だったと思いますがこの最後のセットに集中力を保てなかった自分が許せませんでした。まだまだですね。これからもっと集中力を保つことだったり、細かいところを少しずつ直していかないといけません」と反省の弁を書いていたのだけど。(わかってるじゃん。)
芝は、強い&速いサーブが有利になるという面では錦織はつらいとこだけど。(ファーストサーブの確率を安定させなければだわ。)ラリーになれば、速いショットが活きるので、いい準備をして欲しい。ガンバ!o(^-^)o】
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安倍首相は8日、G7を終えて、ドイツで記者会見を行なった。(・・)
今回は、会見の質疑の中で、首相が安保法案の違憲性に関して行なった発言について取り上げたい。(**)
『安倍晋三首相は8日の内外記者会見で、衆院憲法審査会で参考人全員が集団的自衛権の行使を認める安全保障関連法案は「憲法違反」と明言したことに対し、「憲法の基本的な論理は貫かれていると確信している」と反論した。
首相は、自国の存立のために必要な自衛措置は認められるとした1959年の最高裁判決(砂川判決)に触れた上で、安保法案で武力行使が新3要件により厳格に制限されていると強調。「他国の防衛を目的とするのではなく、最高裁判決に沿ったものであることは明確だ」と強調した。(時事通信15年6月9日)』
産経新聞には、発言内容の詳報が出ていたので、それもアップしておきたい。(++)
首相は、記者からの「審議中の安全保障関連法案の関連で、衆院の憲法審査会で与党推薦人含む3人の憲法学者全員が『違憲』であると明言した。この学者の指摘をどう受け止めているか。各紙の世論調査でも反対が賛成を上回っているが、学者の指摘や国民の声を踏まえ、法案の撤回や見直しなどの考えは?」という質問に、このように答えたという。
「大切な指摘であるので、私からまさに国民に直接、丁寧に説明させていただきたい。国民の命と幸せな暮らしを守っていくのは、政府の最も重要な責務である。わが国を取り巻く安保保障環境は一層厳しさを増している。脅威は容易に国境を越えていく。今やどの国も一国のみで自国の安全を守ることできない。私も数々の首脳会談を行いながら、日本の平和安全法制について説明してきたところであるが、こうした認識についてはほとんどの国で共有できていると思う。このような中、あらゆる事態を想定し、切れ目ない備えを行う。それこそが平和安全法制でありまして、政府の平和安全法制の整備が切れ目のない対応をして、日本人の命を守るためには不可欠であると思う。今回の法整備に当たって、憲法解釈の基本的論理は全く変わっていない。この基本的論理は、砂川事件に関する最高裁判決の考え方と軌を一にするものだ」
「今回、自衛の措置としての武力の行使は、世界に類を見ない非常に厳しい、新3要件のもと、限定的に、国民の命と幸せな暮らしを守るために、行使できる、行使することにいたしました。その新3要件とは、わが国に対する武力攻撃が発生したこと、またはわが国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより、わが国の存立が脅かされ、国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があること」
「そしてこれを排除し、わが国の存立を全うし、国民を守るために、他に適当な手段がないこと。つまり、外交的手段はやりつくすと、やりつくした上で国民の命を守るためには、これ以外に手段がないという状況になっていることである。そして、その上において、必要最小限度の実力行使にとどまるべきことという新3要件があるわけで、この新3要件を満たさなければ、国民の命を守るため、そして、幸せな暮らしを守るため、武力行使はそれ以外にはもちろんできないわけであるが、そのための武力行使においても、この新3要件を満たさなければいけないという、この3条件があるわけです。先ほど申し上げた、憲法の基本的な論理は貫かれていると私は確信しております」
「これは、まさに今、3要件を聞いていただいた皆さんは理解していただいたと思うが、他国の防衛を目的とするのではなく、最高裁判決に沿ったものであるということは明確であると思う。政府としてはこうした議論を十分に行った上で昨年7月に閣議決定を行った」(産経新聞15年6月9日)
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賢い皆様は、お気づきになったと思うが・・・。安倍首相は、どうして安保法制が合憲だと言えるのか、な〜んもまともに説明していない。(@@)
安倍内閣や自民党が臆面もなく主張しているのが、砂川判決を援用する高村説なのだが。この見解は、あまりにもレアで、しかも異端&突飛なものゆえ、評価しないor否定する専門家の方が多いだろうし。
安倍首相は、国会でもしつこく披露しているお得意の暗記フレーズを繰り返すものの、新3要件があったら何で合憲なのか、どこが「憲法の基本的な論理は貫かれている」のかもわからないし。
mewから見ると、何の反論にもなっていないのである。(~_~;)
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ちなみに、安倍首相は、ヨーロッパに出発する前にも、こんな発言をしていた。
『安倍晋三首相は5日、東京都内の会合で「日本を取り巻く安保環境は厳しくなっている。何もしないのは政治の責任放棄と同じだ。批判にたじろがず、政策を前に進めていく」と今国会で成立を図る方針を強調した。(毎日新聞15年6月6日)』
今回の会見でも、真っ先に「わが国を取り巻く安保保障環境は一層厳しさを増している。今やどの国も一国のみで自国の安全を守ることできない」「あらゆる事態を想定し、政府の平和安全法制の整備が切れ目のない対応をして、日本人の命を守るためには不可欠だ」と説明していたのも、この考えに沿うものだろう。(-"-)
おそらく安倍首相にとって、安保法案の文言や解釈とか、中身の細かい部分とか合憲性やら小難しい話はどうでもいいことなのである。^^;
ともかく首相は、日本も早く軍事的にも世界のTOP国なるために、G7に参加する欧米並の軍隊、軍事力を持って、欧米と同じような軍事活動ができるようにしたいと。で、早くそれを可能にするために、自分が政治権力を持っているうちに、それ相当の法律を作っちゃおうと、急いでいるのだ。^^;
<一般国民も、どうせ難しいことはわからないのだし。「安保環境が厳しい(中国が迫って来ている)ので、法律を作る必要があるんだ」とアピールして、それなりに納得させればいいだろうと。まあ、あまり納得されなくても、国会では数の力で押し通せるので、何とかなるだろうって感じかな?(-_-;)>
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安倍氏は、もはやイッちゃってる系の超保守派ゆえ、自分たちの思想や考えは正しいのだと思い込んでいるところがあって。<安倍氏がよくクチにする「この道しかない」というやつね。^^;>
ほかの人が理解してくれなくても、憲法やら法律に抵触する面はあるとしても、自分たちの考えや政策をどうしても実行に移したいという気持ちが強いのだ。^^;<今は国民は戦後サヨクに洗脳されているけど、何十年後かに理解、評価してくれると思っているんだよね。(>_<)>
で、もちろん安倍首相&仲間たちとて、集団的自衛権の行使は、現憲法9条では認められていない(その可能性が強い)ということは、知っているのだけど。でも、憲法9条の改正を実現するのが困難で、あと何年かかるか見当もつかないこともわかっているし。<たぶん十年かもっとはムリだと思うよ。>
しかも、安倍氏の場合、もともと現憲法の効力や内容を否定しているし。ましてや、9条などは全くと言っていいほど尊重する気はないことから、かなり強引なやり方で、憲法の理論の抜け穴を通るような手段を使っても、それが憲法9条の条文や理念を破壊することになったとしても構わないと考えているわけで。<むしろ早く9条を破壊したいと思っているかも?^^;>
だから、安倍氏自身は、本当のところは、合憲性がどうのなんて話は、どうでもいいのではないかと察する。(-"-)
ただ、最初から明らかに憲法9条違反だとわかるような法律を作るわけにも行かないので、13年2月に安倍ブレーンを集めて官邸に設けた諮問機関(安保法制懇)に、うまく法律の原案や根拠(へ理屈)をまとめるように依頼したものの、自公や国民が納得できそうなものが作れず。
結局、14年にはいって、高村副総裁が「砂川判決」を援用した超レアな見解を突然持ち出して来て、それで押し切ることに決めたのだ。(`´)
<この高村説に関しては、去年のブログにアレコレ書いたのだけど。後で時間があったら、関連記事にリンクを貼るです。>
そして、安倍氏は(彼がそれを法的&理論的に理解できているとは決して思わないのだけど)その高村説を教わって、言われた通りのフレーズを、国会やらアチコチで繰り返しているに過ぎないのである。(~_~;)
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先週から、中谷防衛大臣の「現在の憲法をいかにこの法案に適用させていけばいいのかという議論をふまえまして、閣議決定を行った」という説明に関しても、上述した安倍首相&仲間たちの考え方や経緯を見れば、なるほど〜と思うかも知れない。(・・)
本当は、何よりも「憲法が先にありき」で。その憲法の理念や各条文に抵触、違反しないように、(憲法にしっかり当てはまるように)、法律の条文や文言などを考える必要があるのだけど。
中谷大臣は、「現憲法をいかに法案に適用させるか」、つまりは、憲法の方を法律に当てはめるために、憲法の解釈をいかに変えてしまうかを考えて閣議決定を行なったと全くアベコベのことを語って、ヒンシュクを買ったのである。(~_~;)
でも、安倍首相らにしてみれば「現憲法は先にない」のだから。自分たちが否定している憲法を、自分たちの考えや法律に合わせて、その形や解釈を捻じ曲げてしまっても構わないし。多くの憲法学者の意見を軽視して、臆面もなく、異端な見解に乗っかって合憲性を主張したりもできるのだ。(>_<)
けど、こんな憲法オンチの、そして自国の憲法を堂々と軽視するような首相&仲間たちに日本の国政を任せていたら、日本はどんどんアブナイ方向に傾いてしまうわけで。会見を見ながら、改めて早く安倍政権を倒さなければと、強く思ったmewなのだった。(@@)
THANKS
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