http://www.asyura2.com/15/senkyo186/msg/436.html
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http://31634308.at.webry.info/201506/article_9.html
2015/06/09 23:03
日本国民もようやく、戦争法案の胡散臭さがわかってきたようだ。野党支持の国民の80%以上が、説明不足でよくわからないと言い、自民党支持者ですら60%が説明不足と答えている。説明不足とマスコミは書いているが、この問いの設定自体がまやかしである。設問に「説明不足」と思うか?思わないか?と問われているので、「説明不足」に〇を付けているだけである。
そもそも政府の法案は、いくら説明しようが、憲法学者が3人とも「違憲」と述べたように「違憲」なのである。何十時間説明しようが、国民は納得できないはずである。つまり、国民が明確に理解出来るようするには、戦争法案が違憲とならないように、憲法自体を変えなければならないということだ。姑息に解釈変更をやらずに正々堂々とやればいいだけのことだ。 それが出来ないから、訳の分からない屁理屈をこね回すから、わからないのだ。
こんな状態を受けて、自民党幹事長の谷垣氏も危機感を抱いていると書かれている。当たり前である。しかし、今国会中の成立は目指すと述べている。今まで、数々の法案の決議を見てきたが、今度は大変なことになるだろう。違憲法案を成立させようとしているのだから。
安保法案理解「厳しい状況」 自民幹事長が危機感
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015060901001555.html
自民党の谷垣禎一幹事長は9日の記者会見で、安全保障関連法案をめぐり、衆院憲法審査会の参考人質疑で憲法学者全員が「違憲」と指摘したことや、各種世論調査で反対意見が根強い現状などを踏まえ、国民の支持取り付けに危機感を表明した。「少し厳しい状況が出てきているのは間違いない」と述べた。ただ、今国会中に成立を図る方針には変わりがない考えを強調した。(共同)
安倍首相自身が、ドイツで上記の違憲問題について述べている。安倍氏は「憲法解釈の基本的論理は全く変わっていない。世界に類を見ない非常に厳しい武力行使の新3要件の下、限定的に行使する」と述べている。この言葉を聞いて直ぐ思い出したのが、東京オリンピック招致の演説のとき、福島原発の汚染水を「湾内に100%コントロールしている」と大嘘を言ったことだ。ところが、その後、汚染水が湾ではなく、直接海に流れていたことが明らかになったが、そんなことは全く無視している。
安倍首相の言論パターンが明らかになってきた。自分がこうしたいと思うことは、大嘘を言っても通すということである。衆議院選挙解散のとき、野田首相との党首討論会を行い、消費税増税は全て社会保障に使うと豪語したが、その話を全くの反故にした。今回の戦争法案も、基本的論理は全く変わっていないと大嘘を言う。憲法学者の小林氏は、前線か後方で戦争に加わることは論理的に変わらないと述べている。
安倍首相の本質は、その場、その場の状況を取り繕うだけの発言で、言い訳の極致であり、「不誠実」の塊であると結論して間違いはない。その基本には「国民の不安に寄り添うという気は希薄」ということである。国民もそろそろ、そのことに気がついてきた。
首相、安保法案は合憲と「確信」 ドイツで記者会見
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015060801002479.html
【ミュンヘン共同】安倍晋三首相は8日午後(日本時間夜)、ドイツ・ミュンヘンで記者会見し、衆院憲法審査会で憲法学者が安全保障関連法案を「違憲」と指摘したことに関し、憲法違反ではないと確信していると反論した。「憲法解釈の基本的論理は全く変わっていない。世界に類を見ない非常に厳しい武力行使の新3要件の下、限定的に行使する」と述べた。
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