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2015年6月 9日
まだ成立もしていないどころか違憲論議で炎上中の安保法制=戦争法案を、なんとまあ違憲総理がG7で吹きまくってます。でもって、ヨーロッパのお偉いさん方からは連帯の挨拶があったってんだが、そりゃそうだ。なんてったって、金だけじゃなくて、これからは兵隊さんも絵送り込みます。戦争するなら後方支援はおまかせください、ってんだから、こんな好都合なことはないわけで、テメーの人気取りのためなら自衛隊員の命のひとつやふたつどうってことないわいってなもんなんですね。
・集団的自衛権、触れず 首相、独伊に安保法案説明
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015060802000217.html
【ミュンヘン=高山晶一】安倍晋三首相は七日夜(日本時間八日未明)、先進七カ国(G7)首脳会議(サミット)が開かれているドイツ南部エルマウ城で、同国のメルケル首相、イタリアのレンツィ首相とそれぞれ会談した。安倍首相は両首相に、安全保障関連法案への理解を求めた。
メルケル氏との会談で安倍首相は、安保法案について「(成立させる)背景に理解をいただいていることに感謝したい」と指摘。レンツィ首相に対しては、安保法案が成立した場合「国連平和維持活動(PKO)や後方支援等で、協力の余地が拡大していく」と強調。しかし、憲法解釈を変更し、武力で他国を守る集団的自衛権の行使を可能にしたことについては、具体的には説明しなかった。
日本政府によると、メルケル氏は安保法案について「積極的に国際貢献していく態度を百パーセント支持したい」、レンツィ氏は「安倍首相が指摘したすべての事柄に同意する」とそれぞれ話した。
安倍首相はメルケル、レンツィ両氏に、北方領土問題をめぐりロシアのプーチン大統領との対話路線に理解を求めた。
でもって、G7閉幕の記者会見で、安保法制=戦争法案は違憲っていう憲法学者の指摘について問われて、またぞろ砂川判決を引き合いにして、「合憲だ」って肩怒らせたってね。この男は自分の頭で物事を考えるってことができないから、いつでも誰かさんが使った論法を拝借するんだが、この砂川判決ってのも集団的自衛権行使容認の閣議決定した時に、オニギリ顔の高村君が持ち出してきたもんなんだね。でも、この判決は個別的自衛権を認めたもので、集団的自衛権はまったく埒外のことってのは、もはや一般的な学説として確立されてます。だから、オニギリ顔の高村君もその後はこの判決と集団的自衛権をリンクさせた発言は差し控えるようになったんですね。
ああ、それなのに、答えに窮したからなのかはわからんけれど、違憲総理が改めて砂川判決を引用しちゃったもんだから、おそらく帰国後の国会はこれまた揉めに揉めることでしょう。自民党は憲法学者の「違憲」発言に対抗すべく、反論見解とやらを提出するそうだが、その内容いかんでは違憲総理の砂川判決を盾にした合憲発言が問題視されるかもしれない。
・「安保法案 合憲」強調 首相 砂川判決を引用
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015060902000112.html
【ミュンヘン(ドイツ南部)=高山晶一】先進七カ国(G7)首脳会議(サミット)は八日(日本時間同日)、中国を念頭に、東シナ海と南シナ海での力による「現状変更の試み」への反対などを盛り込んだ首脳宣言を採択して閉幕した。安倍晋三首相はその後、内外記者会見に臨み、他国を武力で守る集団的自衛権の行使容認などを含む安全保障関連法案に関し、憲法学者から「違憲立法」との指摘が相次いでいることに対し「憲法の基本的論理は全く変わっていない」と反論し、法案撤回にも言及しなかった。
首相は法案が合憲との根拠について一九五九年の最高裁による砂川事件判決を挙げ「わが国の存立を全うするために自衛の措置を取りうることは国家権能として当然のこと」と指摘。その上で今回の集団的自衛権の行使容認に関し「他国の防衛を目的とするのでなく、最高裁判決に沿ったものであるのは明白」と述べた。
砂川事件は五七年に東京都砂川町(現立川市)の米軍立川基地拡張に反対し、基地内に立ち入ったデモ隊の一部が日米安全保障条約に基づく刑事特別法違反の罪で起訴され、裁判で米軍駐留の合憲性が問われた。最高裁判決は日本の個別的自衛権を認めたもので集団的自衛権は問題になっていないとの考えが一般的学説。
また首相は会見で、集団的自衛権の行使を認める場合の武力行使の新三要件にも言及。他国への攻撃であっても日本の存立が脅かされ、国民の権利が覆される明白な危険があるといった新三要件に基づき「憲法の基本的な論理は貫かれている」と強調した。新三要件に適合するかどうかは政府の判断に委ねられ、行使の基準があいまいとの指摘には答えなかった。
しかしおかしな話ですね。憲法学者から「違憲」と指摘された時には、自民党のセンセイたちは「合憲か違憲かは最高裁が判断すべきことで、憲法学者ごときが憲法判断するんじゃない」なんて意味のことを喚いてたんじゃなかったっけ。それなのに、体制不利となったとたんに、自民党という一介の政党のくせして合憲論を振りかざそうなんてのは思い上がりも甚だしい。
ママチャリ野郎、オニギリ高村を筆頭に弁護士上がりが自民党にはわんさかいるんだが、こんな勝手な法解釈している自分に嫌気がさしてこないのかねえ。こないんだろうなあ。だからこそ、自民党にいられるってわけか。こやつらの親の顔はもちろん、家族の顔も見てみたい今日この頃なのだ。
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