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改憲反対派からすれば「よくやった!」/(C)日刊ゲンダイ
官邸激怒 大臣の目がなくなった船田元・憲法改正推進本部長
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/160533
2015年6月7日 日刊ゲンダイ
「誰が選んだんだ!」――。4日の衆院憲法審査会で自民党推薦の長谷部恭男・早大教授までもが「集団的自衛権の行使は違憲」と明言し、安倍官邸はその人選にカンカンだ。
長谷部教授は立憲主義の破壊に反対する「国民安保法制懇」のメンバーで、集団的自衛権の行使に批判的なのは、ちょっと調べれば分かる。自民党は当初、別の学者に頼もうとしたが調整がつかなかったとか、参考人の人選を衆院事務局に任せていたとされるが、最終的にゴーサインを出した責任者の船田元・憲法審査会筆頭理事(61)の評判はガタガタである。
「自民党の憲法改正推進本部長でもある船田さんは、憲法前文に『積極的平和主義』を書くことに意欲を示すなど、ロコツに安倍首相にスリ寄っていました。安保法案が成立し、次は改憲となれば、法務大臣なり担当大臣なり、閣僚ポストを狙っていたでしょう。まだ60代前半だから後々には議長もあると思っていたんじゃないか。でも、これですべてパーですね」(永田町関係者)
船田氏はすでに当選11回。大島理森衆院議長、甘利明経済再生担当相、二階俊博総務会長と当選回数は同じだ。祖父が自民党副総裁や衆院議長を務めた名門一家の世襲。25歳で初当選し、39歳で戦後最年少閣僚として経企庁長官に就いた頃は、「政界のプリンス」「将来の首相候補」と呼ばれたが、入閣は20年以上も前のその1回こっきり。
NHKキャスターだった畑恵氏との“政界失楽園”の末、糟糠の妻と離婚。畑氏と入籍し、世間のひんしゅくを買った結果、直後の00年選挙で落選の憂き目に遭った。その後、返り咲くも、鳴かず飛ばず。09年にも再び落選し、12年に議席を取り返した。「もう一度、大臣」が悲願なのは間違いない。
「自民党内では『なぜ安保法制の審議の真っ最中に憲法審査会なんか開いたのか』という怒りの声が渦巻いています。船田さんは『テーマは立憲主義。安保法制の議論になるのは予想外だった』と言い訳していましたが、政治センスなさすぎです」(自民党中堅議員)
ま、解釈改憲反対派からすれば「よくやった!」と拍手喝采だけど。
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