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町村票がなければ総裁選で負けていたのに…(C)日刊ゲンダイ
町村氏「訃報」後の言動で分かった 安倍首相のゾッとする冷血
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/160501
2015年6月6日 日刊ゲンダイ
東日本大震災の被災地にも復興事業の負担を求める安倍政権に「冷血」批判が出ているが、「冷たい」といえば、安倍首相その人の「人間性」も疑われている。
町村信孝前衆院議長の訃報を聞いた後の言動だ。町村氏といえば、安倍首相と同じ派閥で同じ釜の飯を食べた先輩だ。当然、思い出は山のようにあると思うのだが、安倍首相はそっけない公式コメントしか出していない。
「私も若いときからご指導いただいた。急な話で、本当に残念でならない」「業績と遺徳をしのび、ご冥福をお祈りする」
そして、弔問に急いで駆け付けるわけでもなく、新聞記者と赤坂飯店で1時間以上もビールを飲んでいたのである。
記者との懇談は予定に組まれていたとはいえ、急な訃報に記者たちはキャンセルを覚悟したという。それが普段と変わらない調子でビールを口にし、しんみり、町村氏の思い出話を語るわけでもなく、国会展望などを話して、ご機嫌だったそうだ。秘書が「そろそろ」と促し、弔問に腰を上げたというのである。
「普通ならば、すぐに弔問に駆け付ける。記者と飲んで偲ぶにしても、もうちょっと情のある話をするでしょう。そりゃ、首相の心の中までは分かりませんよ。でも、こういう言動が『冷たい人』と思われてしまうところが安倍首相の不徳だと思います。自分が可愛くて他人への情に欠ける。政治家に必要な気配りが足りない。自己中心的で独善的。多くの人が語っている安倍首相の人物評は当たっていると思います」(政治評論家・野上忠興氏)
政治評論家の篠原文也氏はこんな秘話を明かす。
「2012年9月の自民党総裁選で安倍首相は決選投票の末、石破氏を破って総裁に選ばれた。この総裁選には町村氏も出て派閥分裂の総裁選になりました。選挙の最中、脳梗塞になった町村さんから投票日の前日に電話があった。決選投票になるだろうが、その際、私が固めた票はどうするべきか、という相談でした。私は『血は水より濃し』だから安倍さんに振り向けたらどうかと言いました。安倍総裁が誕生した後、そのいきさつも安倍さんに伝えました」
1回目の国会議員投票で町村票は27票あった。決選の2回目投票では安倍首相が108票、石破は98票で安倍首相が勝った。つまり、町村票が安倍首相に流れたおかげで安倍首相は総理総裁になれたのだが、安倍首相はこうした恩義よりも町村氏が総裁選に出たことが面白くないのだろう。派閥の先輩・町村氏が出たのに後輩の安倍首相が手を挙げ、派閥が分裂した心痛で、町村氏は最初の脳梗塞を起こした。もっと神妙になるのが「人の道」というものだ。
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