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2015-06-05 09:59:17
けったいなことが起こりました。与党側参考人の長谷部恭男・早大大学院教授が、「審議中の安保法案は明らかに憲法違反」と断じたのでした。大オウンゴール。
「え~っ?」と、思わず声が出ました。今後の国会審議に深刻な影響を及ぼすのは間違いないですよね。与党側からは、「重要影響事態どころか、存立危機事態だ」と悲鳴が上がっています。
安保法案を廃案に追い込むチャンスがおとずれました。天は、平和を望む大衆を見放してはいないんですね。
「生き生き箕面通信」では、すでに先月26日、「本日審議入りした安保法制諸法案は憲法違反」のタイトルで、違憲法案を追求することを求めました。
小沢一郎氏の盟友の平野貞夫氏も、「今からでも遅くない」と、憲法違反に的を絞って安倍政権を追い込むことを提案しています。
具体的にはこうです。「安保法案を違憲。廃案とすべき」と思う国会議員を党派を超えて結集させ、二つのテーマで共同歩調をとる。ひとつは、「憲法9条と立憲主義に違反」とし、もう一つは「戦前の軍事国家に回帰する政策」として反対の歩調を合わせる。
平野氏はそのために、「『戦前の軍事国家へ回帰する政治を阻止する議員連盟』(仮称)を結成し、国民運動を盛り上げるべきだ。歴代内閣法制局長官や憲法・政治・社会学者などに呼びかけてはどうか。専門家を国会に招致し、徹底的に意見を聴くこと。与党が国会招致に反対して実現しないなら、議員連盟の主催で議員会館の会議室での『憲法オンブズマン・民間公聴会』を開けばよい。有名人に参加してもらえばマスコミも放ってはおけない。各論ではなく本質論で国民運動を盛り上げるべきだ」と、提案しています。
そして、せめてこれくらいのことができなければ、「国会は“脳死状態”といわれても仕方なかろう」と、国会議員のあるいは野党各党の奮起を促しています。
安倍首相はアメリカ議会での演説で、「今夏中に安保法案を成立させる」と大見得を切り、手形を振り出しました。もしできなければ、外交問題に発展しかねず、内閣が持たないでしょう。安倍政権にとっては、まさに存立危機事態です。
それにしても、NHKのサボタージュは目にあまる。本日も国会中継をサボります。昼間の時間、いわばどうにでも編成替えできるにもかかわらず、中継をしないのです。しかも、夜7時のニュースでも、夜9時の「ニュースウオッチ」でも、番組紹介で国会論争には一言も触れていません。安倍政権に都合の悪いことは、できるだけ国民に知らせないようにする姿勢がありありです。
安倍政権御用達(ごようたし)の読売新聞も、憲法学者のそろっての「違憲」判断は、4面にそっと2段で目立たないように掲載。さすがにまるっきり無視するわけにはいかないから、「わが社もちゃんと扱っています」というアリバイのためだけに、いやいや載せていました。もちろん、学者3人が並んだ参考人質疑の写真もなし(朝日は写真あり)。
安倍政権による国民世論の操作は一層激しさを増しそうです。それでもめげずにがんばりましょう。アベノボーソーを止めましょう。とりあえず、今国会での成立を阻止しましょう。できますよ。できる。ぜったい、できる。
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