５月３０日岩手日報３面記事より、文字書き起しします。

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‘１５いわて知事選
達増氏支援の方針　岡田・小沢両氏が一致　民主・生活会談

民主党の岡田克也代表と生活の党小沢一郎代表が２９日、東京都内
で会談し、８月２０日告示、９月６日投票の岩手知事選で、３選を
目指して立候補を表明している現職達増拓也（５０）を連携して
支援する方向で一致した。関係者が明らかにした。
　自民党は元復興相の参議院議員平野達男氏（６１）を事実上推す
方向で、選挙戦は与野党対決の構図となる見通しが強まった。
　平野氏は参院岩手選挙区選出で、知事選出馬に伴い参院議員を
辞職すれば、１０月下旬に補欠選挙となる。岡田、小沢両氏は今後、
補選での協力も協議するとみられる。
　知事選を巡って県連レベルでは、生活の党県連（小沢一郎代表）
が１月に達増氏支持を決定。４月には民主党県連（黄川田徹代表）
が達増氏支持を決めている。
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６月２日、岩手日報３面記事より、文字書き起しします。
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『‘１５いわて知事選』
●生活・小沢代表　達増氏支援、相次ぎ要請　３野党とトップ会談
【東京支社】生活の党の小沢一郎代表は１日、国会内で野党３党のトップ
をそれぞれ訪問し、８月２０日告示の知事選に無所属での立候補を表明
した現職達増拓也（５０）の支援を要請した。選手末には民主党の岡田克也代表
とも会談しており、今後の野党連携への布石を打った形だ。
　小沢代表が訪問したんは維新の党の松野頼久代表、社民党の吉田忠智党首、
日本を元気にする会の松田公太代表。会談は一部非公開で、出席者によると、
維新などでは役員会などで対応を検討するという。
　会談後、吉田党首は岩手日報の取材に対し、自主投票を決めた社民党県連合
の判断を尊重しつつ協力する意向を示した。
　維新の会の松野代表は記者会見で「（達増氏は）これまでうまく県政運営
されていると思う。２日の執行役員会で議論したい」と述べた。
　知事選では、達増氏を生活、民主両党の県議が支援。同じく無所属での出馬を
表明した平野達男参院議員（６１）＝岩手選挙区＝に対し、自民党県連が支援を
決めた。
　小沢氏は「平野氏が自民党と組むことが明白になった。野党各党とも知事選で
力を合わせて勝利したい」と強調。１０月に想定される参院岩手選挙区補選について
「各党が協力する仕組みを作ることで野党が連携して選挙戦に臨む一つのきっかけ
になる」と野党連携の広がりを期待した。
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６月３日、岩手日報３面記事より、文字書き起しします。
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『‘１５いわて知事選』
●維新、達増知事を支援

【東京支社】維新の党は２日、執行役員会を開き、８月２０日告示の知事選に
無所属で出馬を表明した現職達増拓也氏（５０）を支援する方針を決めた。
　松野頼久代表が、達増氏を支持する生活の党の小沢一郎代表から１日に
支援要請を受けていた。
　執行役員会後、柿沢未途幹事長は定例会見で『松野代表から『野党として
共闘態勢を組みという方向で各党の足並みがそろうなら（支援を）してはどうか』
ということで語ったが、異論はなかった」と述べた。

★新党結成「最善の道」　小沢氏、野党連携に期待
【東京支社】生活の党の小沢一郎代表は２日の定例会見で、来年夏の参院選に
向けた野党協力について「みんなで一つの新しいもの（政党）をつくるのが
最善の策だ」とした上で、時間の制約上「『オリーブの木』の一つの傘の下で
戦うのが一番可能な道」とし、政党連合による協力が望ましいとの考え方を示した。
　小沢氏は民主、維新の党、社民党、日本を元気にする会のトップと相次いで会談。
８月２０日告示の知事選へ３選を目指して無所属で出馬する現職達増拓也氏（５０）
への支援を要請した。
　小沢氏は「これを機に大きな流れになっていけば、なおいい」と１０月に
想定される参院岩手選挙区補選に向け、野党連携への期待感を示した。
　知事選は、生活、民主両党県連が達増氏を支持。同じく無所属で出馬表明した
平野達男参院議員（６１）＝岩手選挙区＝の支援を自民党が県連が決めた。
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前回参院選挙で平野氏の必勝決議をした直後に離党を表明された、
民主党県連の高橋元幹事長は「任期大半を残しての参院議員辞職
など信念すら感じない。責任を放棄する行動は政治家として
万死に値する」と憤りをあらわにした。

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平野氏が知事選出馬を固めたことに対し、達増氏は１３日の知事会見で
「裏切られた思い」と不快感をあらわにした。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

自由党時代に平野氏の参院初当選を支えた、生活の党県連の
佐々木順一幹事長は「かつての盟友として敬意を払ってきたが、
よもやこのような形で決定的対立を迎えることになるとは想定外。
残念の一言に尽きる」と突き放した。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

平野氏は「１次産業や復興の先頭に立ちたい」と述べ、記者から
「達増県政のどこを変えたいのか」との質問が相次いでも具体的な課題
は挙げず、あくまで抱負を語るにとどめた。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

業界団体関係者は「小沢氏が現職知事の後ろ盾である状況を絶たないと、
自分がつぶされる。だから知事選出馬を検討している。そう平野氏から
聞いていた」と明かした。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

議員辞職の時期は「（６月２４日）の会期末までは続けたいが、会期延長
の話しもある。決心はつきかねる」と説明。後継候補については「国会
議員は前職の意思を継ぐことはない」と指名しない考えを述べた。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

黄川田代表は「信頼関係が崩れた」として、知事選での平野氏への支援を否定した。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

現職達増拓也（５０）の支持を表明している生活の党県連は
「残念の一言に尽きる」と突き放つなど各党の思惑が交錯した。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

「自民が平野氏を支援すれば、自民党県政復活の危険性が高まる」
と警戒感をあらわにあするのは共産党県委員会の菅原則勝委員長、
「安倍政権の暴走で県民の暮らしを守る防波堤の役割が求められる。
取り組みを加速させる」とした

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社民党県連合の細川光正幹事長は「出馬は本人の政治姿勢として
受け止める。有権者の選択肢として争点を挙げ議論することは大切
だが政策が明らかにされていない。今後、党の基本方針に照らし
合わせて検証し、対応を検討する。
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まあ、各コメントに対する、私の所感や“ツッコミ”は後程〜。（笑）

いかなる意味での不正選挙も『圧倒的な白を圧倒的な黒』にスゲ替えることだけは叶いません。

今般の、岩手で連続する選挙で、只単に“勝つ事”ではなく“圧勝”を目指す理由も“ソコ”です。

>>10　が正しいです。スミマセン！

はいはい、カジノれん子さん（笑）。で、だから、何？？？
てか、コメント行数、いつもより減ってるよ？大丈夫！？（笑）

今朝、民主党岩手の高橋元・県議会議員が北上で“辻立ち”してた！！

結構民主党の若い連中が立つ裏道のいつもの交差点、マイクを握る元さんの姿に、
『頑張って！！』と声をかけると、深々と頭を下げ『ありがとうございます！』
と返してくれました。

クルマの窓越しでの声掛け、ほんと失礼しました、高橋元さん！また今度！！

まあまあ、そう言わずに。
東大に何か、恨みかコンプレックスでも？（笑）

連中（⇒東大生、出身者）、ＤＯ−Ｔチェリー・ボーイの、世間知らずの甘ちゃんだから、
結構シャイで素直で融通が利かないトウヘンボクで、愚図でのろまな憎めない亀（頭）だよ？
・・・ってコレ褒めてない？（笑）オマエこそ東大に対して腹に一物もってるだろ、って言われそう！
あははっ！！

まあ、大越や階のような“ロクデナシ”ばかりではないことは確かですヨ。ネ！！

＞業界団体関係者は「小沢氏が現職知事の後ろ盾である状況を絶たないと、
　自分がつぶされる。だから知事選出馬を検討している。そう平野氏から
　聞いていた」と明かした。

自分が“潰されてもおかしくないような事”をしたって自覚があるから、
そういう“被害妄想”の虜になっちゃうんだろうな。（笑）

自民マスコミ既得権益の大包囲網で“潰されそう”なのは、小沢一郎や
達増岩手県知事、の方こそ、だろう？

だいたいこの記事の文脈で『業界団体関係者』って誰だよ！？どこの“業界”だよ！？
もう、このコメントの存在や物言い自体がイカガしくってしょうがない！
ぷんぷん漂てくるよ、いつも嗅ぎなれた芳しい臭いが・・・

結局、平野達男は、己の保身の為に悪魔に魂を売った訳だ。
それはこのコメントに如実に表れている・・・

＞平野氏は「１次産業や復興の先頭に立ちたい」と述べ、記者から
　「達増県政のどこを変えたいのか」との質問が相次いでも具体的な課題
　は挙げず、あくまで抱負を語るにとどめた。

おいおい、岩手日報さんよ！『あくまで抱負を語るにとどめた。』ってお優しい表現、ナンダヨ！（怒）
結局平野井は、掲げるべき政策も理念もなく、担がれるまま県知事選出馬表明をしちまって
本来あってしかるべき“政策の違いによる明確な争点”さえ提示できない愚か者だってことは牛にだって分かる。

　「達増県政のどこを変えたいのか」との質問が相次いでも具体的な課題
　を挙げる事ができず、漠然とした抱負を語ることしかできなかった。

って表現が、妥当、当然、まっとうだろう！！
え？平野よ、反論できるかよ、オイ！！！

＞そんな男は。自民党に行け。

爆笑＆同意！！

＞議員辞職の時期は「（６月２４日）の会期末までは続けたいが、会期延長
　の話しもある。決心はつきかねる」と説明。後継候補については「国会
　議員は前職の意思を継ぐことはない」と指名しない考えを述べた。

おいおい平野よ、そもそもオマエが任期途中（半ばどころか３分の１未満）で
議員投げ出さなきゃイイだけの話しで、いやそもそも“会期延長”が前提で
“新安保法制”で盛りあがている国会だよ？下手すりゃお盆過ぎまで紛糾に
を重ねる可能性大なんだが、よもや“途中”で参院職“ブン投げ”せんよな！？（笑）

それにさ〜、コウモリ野郎の根なし草のクセして、え？後継指名？？？
私を“笑い殺し”させる作戦か、オイ！！（笑）第一、平野くんよ、
オマエの『意思を継ぐ』とは、“裏切り者”の血族保存を言ってる？（笑）

今頃、自民党に煽てられて“出馬表明”したことを後悔してたりして？
んで、よもやの“出馬取り止め”！？（爆笑）
物笑いになるにしても、戦って負けるよりも“傷”は浅いかもよ、平野くん、自民党くん！？

こそばゆいっス。（笑）

２０１５年６月８日（月）の岩手日報３面から文字書き起しします。

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『民主公認、維新に波紋　次期衆院選候補内定　「大阪系」の不満増幅

民主党が次期衆院選の公認候補を内定し、維新の党内に波紋が広がっている。
自民党「１強 」体制打倒に向けて民主、維新両党幹部が共闘を目指す中、
維新の現職が陣取る４選挙区に民主党が突如、対立候補をぶつけたためだ。
民主党との連携に慎重な大阪系議員は、民主党のやり方に不信感を募らせ、
松野頼久代表への不満も増幅させている。不協和音拡大に苦慮する松野氏は、
民主党以外との協力も模索し、野党再編への活路を見出したい考えだ。

「信頼できる関係を築き、選挙に勝てる協力を目指す」。民主党岡田克也代表は
６日の党会合で、反発する維新に関係修繕を訴えた。内定発表が維新の混乱を招
いたことを踏まえた発言で、５日の記者会見では「丁寧さを欠いた」と謝罪した。
　民主党は１日に公認内定者５３人を発表。うち大阪１９区の長安豊元国土交通
副大臣ら４人は、比例復活を含め維新の現職と競合する選挙区だった。枝野幸雄
幹事長は「今後は維新の要望を踏まえ、柔軟に対応する」と平身低頭だった。
　共同戦線を張る民主党から不意打ちを受けた格好の維新は収まらない。
「もう選挙で決着をつけるしかない。協力しようという時に信義則違反だ」。
大阪系議員は３日の会合で怒りをあらわにした。
　批判の矛先は、衆院１００人以上の勢力結集を打ち出した松野氏にも向かう。
「代表はセンスがない。民主党との野党再編なんてできない。少なくとも
大阪系は無理だ」と突き放す。
　松野氏は４日の会見で「党内にはさざ波が立っている。党内融和に少し気を
配りながら発言したい」とトーンを落とした。夜には馬場信幸国対委員長ら
大阪系議員と懇談する配慮を見せたが、出席者から「アドバルーンを揚げるの
はいいが、時期や規模への言及は避けるべきだ」とくぎを刺された。
　ただ松野氏は再編構想への意欲を失った訳ではない。５日夜には、
日本を元気にする会の松田公太代表らと会談し、生活の党を交えた参院での
統一会派結成を呼び掛けた。幅色い野党連携で民主党色を薄め、「民主アレルギー」
の強い大阪系議員をできるだけ引き寄せたい思惑もあるようだ。松野氏は会談後、
周辺に「３党の統一会派は実現出来たら大きい」と語った。
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ちょろちょろと『生活の党』というキーワードが垣間見れるのがミソ！（笑）

まあ、今後も、“自民党別働隊（自民・野田派）”の破壊活動には留意しましょう。
（当然、それを奇禍として有用に利用し、大掛かりな“廃棄物一斉処理”を狙ってます！）

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『元気会に統一会派呼びかけ　野党共闘で維新』

維新の党は８日、臨時の参院議員総会を開き、野党の連携強化を図るため、
参院会派「日本を元気にする会・無所属」（松田公太代表）に統一会派結成を
呼びかける方針を確認した。生活の党との統一会派も今後検討する方向だ。
　維新の党の片山虎之助参院議員会長は記者団に「今の政界は『１強多弱』。
野党が大きなまとまりになり、国会で行動を起こすことが必要だ」と説明した。
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（引用終わり）

まあ、こういう動きが、毎日“ちょっとずつ”あるのです。（笑）

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『‘１５岩手知事選』

　県森林組合連合会（中崎和久会長）の政治団体・全国林業政治連盟
（中崎委員長、２６６会員）は８日２０日告示、９月６日投票の知事選
について、３選を目指す達増拓也氏（５０）と、新人で参院議員の平野
達男氏（６１）＝岩手選挙区＝の２人を推薦し、自主投票とすることを
決めた。
　２日付けで会員組合に通知を出した。同連合会には達増氏、平野氏双方
から推薦が依頼されていた。
　同支部によると、達増氏は知事としての実績があり、平野氏は農水省出身で
林業に理解があるとして２人同時の推薦を決定。同支部の沢口良喜幹事長
（同連合会専務）は「地域で事情も異なるため、特定候補の支持はせず自主
投票とした」としている。
　同支部は知事選について自主投票が続いている。
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『双方推薦を見送り自主投票』ってのは分かるけど・・・（笑）
岩手の林業の衰退も激しいが、県森連の衰“弱気（日和見）”も目を覆うばかり・・・

岩手日報２０１５年６月１０日の紙面、４面記事より文字書き起し。

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『「県政を創る会」に脱会届け　民主・佐々木県議』

　民主党の佐々木明和県議（一関選挙区）は８月２０日告示の県知事選挙
をめぐり、無所属の出馬を目指す平野達男参院議員（６１）＝岩手選挙区＝
の支援団体「開かれた県政を創る会」に脱会届けを提出した。
　佐々木氏は９日、岩手日報の取材に対し「支持者や支援団体の間で多様な
思いがあることを熟考した」と説明。平野氏、無所属で３選手出馬を目指す
現職達増拓也（５１）の双方の支援団体には「入らないつもりだ」と述べた。
　同創る会に参加する現職県議は自民党、いわて県民クラブの計２０人と
なった。
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『参院補選も野党連携　岩手選挙区　生活・小沢代表が認識

【東京支社】生活の党の小沢一郎代表は９日の記者会見後に岩手日報の取材
に答え、１０月に想定される参院岩手選挙区補選でも野党が連携して候補者
を支援する形が望ましいとの認識を示した。
　８月２０日告示の知事選では、３選出馬を目指して無所属で出馬表明した
現職達増拓也（５１）を、同党や維新の党が支援、民主党県連が支持を打ち
出すなど野党連携が進んでいる。
　小沢氏は記者会見で「各党ほぼ足並みがそろった。大勝利を挙げ、次の
参院補選もみんな力を合わせてやる。来年夏の参院選の一つのステップに
なればいい」と述べた。
　維新の党と参院会派「日本を元気にする会・無所属」が参院統一会派
結成に動き出し、生活の党に呼びかける方針を示していることについては
「一つのステップとしてはあり得るが、別に統一会派でなくてもいい。
大同団結の連合体ができる方向に向けばいい」と述べた。
　同党は９日の幹事会で県議選の第１次公認・推薦・支援者１１人
（公認９人、推薦１人、支援１人）を承認した。
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（引用終わり）

小沢一郎の言葉『大勝利を挙げ』、これが今般の知事選選挙の“要点”です。
“勝利”ではありません。それは当然として“圧勝”こそが目的なのです。
それは岩手の、私のような小沢一郎支持者及び『生活の党』の“達成目標”です。

交差点曲がりながら、これまた少し右肩下がりに傾いたポスターを確認すると、
岩手県議選奥州選挙区から今度出るスガカツのドラ息子と、性器のコウモリ男・平野達男ちゃんのツーショット。
（性器のコウモリ男は誤記にあらず。こういうお恥ずかし粗末なものは是非下着の下に隠しておきたい！）

ポスターのバックは黄色で、コレ、自由党以来“小沢一党”のイメージカラーなんですが？（笑）
どーせコッテコテの“自民党勢力”なんだから、赤の馬鹿っぽい安倍カラーか、青い寒々しい自民カラー使えよっ！
ってかアレか、黄色のポスターは小沢支持層に安心感と信頼感を与えるから、一部の“勘違い”でも期待してんの？
はあ、そうですか、では今後、達男くんとスガカツのドラ息子さんには“カメレオン”という二つ名を与えましょう！

いやはや、まあ、何はともあれ、せっかく掲示した選挙ポスター（正確には演説会ポスター）、
ちゃんと“真っ直ぐ”立てようネ！ってか、戦う前から戦意と協力関係が傾いてる？（笑）

青と白を基調にした、藤原崇くん（誰それ、って言わないで！）とのツーショット！
藤原崇くんの、良く言えばハニかんだような、悪く言えば人を小ばかにしたような
唇の片方を吊り上げるような笑顔の上に、これまたとびっきりの菅原勝一どのの
“零れるような笑顔”が、なお一層“青と白基調”のポスターを寒々しく、白々しくしています。（笑）

ちなみに、私はこの県議選候補、個人的には（人間的には）決して嫌いではありません。
こういうタイミングで、水沢から、自民党で出る以上は、脂ぎった泥臭さは如何ともしがたいのですが、
奥州市議の吉田さん（自民）とも共通する、人の良さとかしっかり芯の通った人柄は好感が持てますヨ。

こういう人材を発掘し、担ぎ、育てる手腕、この自民党のシステムは、さっすがだなあ、と言わざるを得ない。
が、残念なことに、こうやって自民党に所属していると、数年を経ずに著しく劣化していってしまう・・・
件の藤原崇くんや、お隣の選挙区の橋本さんなんか見ると、自民党が如何に短期間に人材を腐らせるか、が良く分かります。

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【谷氏、理事外れる　全柔連】

　女子柔道のシドニー、アテネ両五輪金メダリストで参院議員の谷亮子（３９）
が２０１３年から務めてきた全日本柔道連盟の理事職から離れることが１０日、
分かった。この日行われた理事会で改選期（任期２年）を迎えた理事の候補に
挙がっておらず、２９日の評議会に推薦されないため。
　谷氏は全柔連の指導者による暴力問題、日本スポーツ振興センター（ＪＳＣ）
の助成金不適切処理問題などが発覚、改革の柱として起用された女性理事の
１人だった。しかし、現在は所属する政党の副代表を務めるなど、公務が多忙
で１４年度の理事会出席は１度のみ。理事就任後、国内大会の視察も実現せず、
最近の理事会で本人が「申し訳ない」と話したという。
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（引用終わり）

まあ、岩手県政とは直接関係はありませんがね、一応中央の動きとして・・・

後藤完候補・・・政党カラー・イエローと鮮やかなグリーンのコントラストが爽やか〜

郷右近浩候補・・・オレンジからイエローへのグランデ―ションが美しい情熱感溢れる仕上がり！

及川幸子候補・・・赤・白・青のトリコロールカラーが斬新！『講演会』の文字部分にイエローをしっかり配色。

上の講演会ポスたターは何れも、達増県知事とのツーショット！
菅野候補のポスターの仕上がりが楽しみですね！！

第３章　被害を増幅させた「菅政権の迷走」　より抜粋
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■ 「無駄遣いにはあたらない」と断言した平野復興大臣（Ｐ．１１９〜１２２．）

震災翌年、復興が遅々として進まないなか、平成２４年７月３０日発売の
『週刊ポスト』（８月１０日号）に、次のタイトルが躍った。
「１９腸炎復興予算をネコババした『泥棒シロアリ役人の悪行』」
「福場ひとみとポスト取材班」による記事であった。震災復興予算の流用問題を、
最初にスクープした記事である。
　政府は復興に必要な費用を平成２３年度から５年間で１９兆円と試算し、財源
には『復興増税』などを充てるとしていた。
　ところがこの記事は、復興予算は東北復興向かうだけでなく、北海道・沖縄の
道路建設や霞が関の合同庁舎、東京・荒川税務署などの改修、反捕鯨団体
シーシェパードの攻撃から守るための護衛費用、核融合実験などといった、
震災とは“無関係”のところに流用されていたのだ。記事には、こうした流用
事例が、すべて報じられていた。
（中略）
　８月７日に衆議院東日本復興特別委員会で、小野寺は復興予算の流用問題
について、国会議員としてははじめて取り上げた。
「今回の東日本の復興特別会計ですが、財務省が査定したよね。私、ホームページ
に出ていますから、見て驚きましたよ。なんで武器の購入費２３億円、爆弾の
購入３億円があるんですか。これ、復興予算ですよ」
　小野寺は、官庁の主膳日３６億円のうち１2億円が、内閣府の入る霞が関
第４合同庁舎に使われることも指摘し、こう続けた。
「石巻市役所は一階が水没したのに、こｋに出たお金はわずか２９００万円
ですよ。これでは石巻市役所は復旧しないんですよ。ですが、どうして北海道
と沖縄の道路予算に７８億と２３億円が復興予算から使われるんですか？
ようやく復興しようと思って、みんなが希望を心に灯しているんです。
こんな、血も涙もないよう財務省はおかしいと思いますよ」
小野寺の訴えは止まらなかった。
「こんなことは言いたくはないんです。理由は、いろいろあるでしょう。
だけど私たち被災地の心にしたら、復興のお金で武器や弾薬を買うんだったら、
被災地に出してほしい」
　平野達男復興大臣は、こう答えた。
「規則に基づいて、それをクリアしたものだけを計上している。無駄遣いを
しているということには当たらない」
（以下省略）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
（引用終わり）

はい、この答弁、コウモリ男＋カメレオン野郎の“ロクデなし”っぷりを、今改めて噛みしめています。

岩手県議選奥州選挙区候補（現職）の及川さんのポスターは、
『ピンク・白、青』の“なんちゃってトリコロールカラー”でした〜

あと、同じく岩手県議選奥州選挙区候補、生活の党の新人、菅野博典さんのポスターは、
青空をバックにした爽やかな写真に、イエローの政党カラーの太字で候補者名を記してる。
勿論、達増知事との左右ツーショット。（正確には二つの写真を並べてる）
“期待の新人”にふさわしい、初々しいパワーに満ちた仕上がりとなっております！（笑）

岩手県知事選挙をめぐる“戦況”を軽〜くご報告！

最初に岩手日報、２０１５年６月１７日（水）、２面記事より文字書き起し。

『‘１５いわて知事選』
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★共産、達増氏を自主支援決定　〜県委員会　与野党が全面対決

共産党県委員会（菅原則勝委員長）は１６日、８月２０日告示、
９月６日投票の知事選で、３選出馬を目指す達増拓也氏（５１）を
自主的に支援すると発表した。知事選は達増氏と平野達男参院議員
（６１）＝岩手選挙区＝がいずれも無所属で立候補を表明。達増氏は
民主党と生活の党の両県連が支持する一方、自民党県連などは平野氏
の支援に回っており、与野党が全面対決する構図が鮮明となった。
　菅原委員長と斉藤信、高田一郎両県議が県庁で記者会見した。
菅原委員長は自主的支援の理由について「達増氏は復興を前に進め
る姿勢が明らかで支持できる。党の県議団も県の予算や決済に賛成
し、復興与党としての役割を果たしてきた」と強調。
　さらに、安倍政権が進める安全保障関連法案や復興財源の地方負担
を挙げ「安倍政権の暴走の下で、自民党県政の復活は許されない」
と説明した。
　今後の具体的な支援は「達増氏側の対応を見たい。県民に広く
自主的支援の立場を示したい」と述べた。
　同党委員会は、１９８３年以降の知事選では党公認候補か構成団体
となる「明るい民主県政をつくる会」で候補を擁立しており、現職
を支持するのは極めて異例。

★共産系団体　候補擁立見送り

共産党県委員会や革新系労組で構成する「明るい民主県政をつくる会」
（渥美健三会長）は１６日、盛岡市内で代表委員会を開き、８月２０日
告示、月６日投票の知事選で独自候補の擁立を見送ることを決めた。
構成団体である同党県委員会が１６日、３選を目指す現職達増拓也氏
（５１）を自主的に支援すると表明したことを受け、同会の最終的な
対応は、今後意見集約して判断することとした。
　会合は構成団体の代表ら１５人が出席し、非公開で行われた。終了後、
幹事長の金野耕治いわて労連議長は擁立を見送った理由について
「構成団体の中で個別の折衝してきたが、立候補の決意をしていただく
ところまでいかなかった」と説明した。
　同会は４月、復興推進や福祉充実などの政策実現に向けて、知事選の
独自候補擁立方針を確認。選定作業を重ねてきた。関係者によると、
その過程では安全保障関連法制の成立を目指す安倍政権に対峙する
反自民勢力の共闘に言及する議論も行われたという。
　また、達増氏と平野達男参院議員（６１）＝無所属、岩手選挙区＝
が出馬したことで「両氏の争いに埋没する」との声もあった。
　同会は２０１１年の前回知事選で当時のいわて労連議長を擁立したが、
民主党推薦の現職達増氏が４３万票余りを獲得したのに対し、約２万５千票
にとどまっている。
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（引用終わり）

続いて岩手日報、２０１５年６月１７日（水）、３面記事より文字書き起し。

『‘１５いわて知事選』
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★反自民を基本姿勢の方針　社民党県連合　〜代表者会議で確認

社民党県連合（小西和子代表）は１６日、盛岡市内で総支部代表者会議
を開き、８月２０日告示、９月６日投票の知事選に向け反自民を基本と
する方針を確認した。地域事情を考慮し自主投票と決めた同党県連合が、
あらためて党関係者らに選挙活動の判断基準を示す狙いがある。
知事選は現職達増拓也氏（５１）と新人の参院議員平野達男氏（６１）
＝岩手選挙区＝が出馬を表明。民主党、生活の党の両県連などが達増氏
を支持し、自民党県連などが平野氏を支持する。
　出席者によると、同日は社民党県連合と支持団体の平和環境センターに
よる達増氏の県政の検証結果を報告。安倍政権下で同党が反対する安全
保障関連法案が提出されるなど一連の流れを受け、「県や市町村議会は
国政に対して、より民主的な政治主張が求められる」との考え方が示され
たという。
　集会後、党県連合の細川光正幹事長は「党としての自主投票の方針は
変わらないが、（反自民の）方針は当然、党員や有権者の判断基準になり
得る」と述べた。
　知事選をめぐっては、同党推薦の新人千葉進氏（一関選挙区）が達増氏
の支援団体「希望郷いわてを実現する会」に入会。同党公認の現職県議、
久保孝喜氏（北上選挙区）の後援会が平野氏支持を決めるなど党関係者間
で対応が分かれている。
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（引用終わり）

アレレ？
“与野党対決構造”を作っちゃったのは間違いだったんじゃねーの？
ね、コウモリ達男くん、ゲスの極みの自民党くん！？（笑）

２０１５年６月１８日（木）岩手日報４面より
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★達増支持で志位氏に謝意　小沢氏

【東京支社】共産党県委員会（菅原則勝委員長）が８日２０日告示の知事選で、
３選を目指し無所属での出馬を表明した現職達増拓也（５１）を自主的に支援
することを決めたことに対し、生活の党の小沢一郎代表は１７日、共産党の
志位委員長に謝意を示した。
　小沢氏が国会内の志位氏の事務所を訪れた。志位氏は「達増氏は被災者の
立場に立って頑張っている」と評価。小沢氏は「（達増氏の）姿勢に共感して
いただいた」とし、知事選での選挙協力に期待感を示した。
　知事選は、生活、民主の両党県連が達増氏を支持。同じく無所属での出馬
を表明した平野達男参院議員（６１）＝岩手選挙区＝を支援している。
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２０１７年６月１７日（水）岩手日日新聞　３面記事より　文字書き起し
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２０１５知事選
★「与野党対決」の様相　〜共産　擁立見送り、達増氏支援

知事選（８月２０日告示、９月６日投開票）に向けて候補者擁立を検討してきた
共産党系の「明るい民主県政をつくる会」（渥美健三会長）は１６日、代表委員会
を盛岡市内で開き、候補者擁立を見送ることを決めた。これを受けて共産党県委員会
（菅原則勝委員長）は同日、記者会見を開き、東日本大震災からの復興に関する県政
を評価するなどどして、３選を目指す現職達増氏（５１）を自主的に支援する方針を
明らかにした。共産系が候補擁立を見送ったことで、自民党県連が全面的に支援する
平野達男参院議員（６１）と達増氏の一騎打ちが濃厚な情勢となった。

　つくる会ではこれまで独自候補擁立を目指して選定を進めてきたが折り合わず、
最終的に擁立を見送ることとした。
　同系で知事選の対応を協議した結果、県政の最大の課題とする復興については
「医療費、介護保険の利用料の免除、住宅再建支援に独自に１００万円など国の
基準を上回る施策を行っている」（菅原委員長）と達増氏を評価。加えて安倍政権が
安全保障法案の成立を目指す中、平野氏が自民党県連からの支援を受けることで
「自民党県政の復活は、平和を求める県民の声、早期の復興を望む県民の願いとも
相いれず許されない」として、達増氏を支援することとした。
　梁川ダム（盛岡市）の建設事業や達増氏の政治姿勢などを同委としてこれまで
問題視してきた経緯はあるが、菅原委員長は「今回の知事選では評価の基準にして
いない」として、復興などの「一点共闘」で臨む姿勢を示した。
　党やつくる会として知事選に独自候補を擁立しないのは、社会党や社会民主連合
いずれも当時）と共に新人候補を推薦した１９７９年依頼で、菅原委員長によると
「おそらく初めて」という。
　同委では全戸配布の形で達増氏支援を県民に対して告知することなどを想定して
いるというが、同氏を支援する政治団体「希望郷いわてを実現する会」への入会は
否定したものの、今後、達増氏陣営と支援の在り方などを協議するとみられ、
菅原委員長は「自主的支援と言っても勝利をするために支援するのであって、
当選をめざして党として奮闘する」と語っている。
　達増氏に対しては生活の党県連と民主党県連が既に支援を表明しており、
共産党県委員会が加わったことで「野党共闘」の色合いがより濃くなったと
もいえる。一方の平野氏は自民党県連と県議会派いわて県民クラブが支援する
方針で、「与野党対決」の構図が鮮明となった。
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２０１７年６月１７日（水）胆江日日新聞　１面記事より　文字書き起し
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★共産、候補擁立せず　〜現職を「自主支援」　知事選

　８月２０日告示の県知事選について、共産党県委員会（菅原則勝委員長）は
１６日、独自候補の擁立を見送り、現職達増氏（５１）を「自主的に支援して
戦う」と表明した。達増氏が取り組む東日本大震災からの復興を後押しすると
同時に、党が暴走と批判する安倍政権下で、対抗馬として名乗りを上げた
平野達男氏（６１）が自民党の全面支援を受ける背景を踏まえ、自民党の
県政復活阻止も理由に挙げる。
「歴史的な判断だ」。菅原県委員長は同日開いた会見で自ら評した。知事選で党
または革新系団体として候補を擁立しなかったのは、１９７９（昭和５４）年の
知事選で初当選した中村直氏と戦った社会党の山中吾郎氏を推薦して以来という。
　自主的な支援については党中央と相談しながら検討。１５日の件委員会で決定
し、党中央委員会も了承した。
　県委員会は、これまでも「復興与党」を掲げて達増県政の復興の取り組みを
評価してきた。事実上、達増氏が昨年１１月に出馬表明で掲げた「勝手連」的な
勢力の一翼を担う事になる。同氏支援へ超党派の県議が名を連ねる政治団体
「希望郷いわてを実現する会」には参加しない考え。
　１０月に予定される参院補選について菅原委員長は「擁立に向けて鋭意努力
している。期待していてほしい」と述べた。
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（引用終わり）

>>41　の岩手日報の時期は、どこか“奥歯に物が挟まった”感じでイズい。（笑）
（岩手県南の方言で、落ち着かない、挟まった異物が気になって嫌だ、という意）

ここで最初に取り上げた岩手日日は、僅かにこの状況を歓迎する臭いを好意的に報じてほり、
最後に取り上げた胆江日日は、事実をそのまま伝えるニュートラルな雰囲気の中にも、
共産党へ対する配慮を色濃く滲ましているのが分かる。（当然、好意的な意味で）

各誌の“政治的スタンス”が明瞭なコントラストを描いてとても楽しいです。（笑）

さらに素晴らしいことにそれを『マニフェスト』と堂々と言い切るあたり、さっすがおらが知事だぁ〜！！

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２０１７年６月２１日（日）岩手日日新聞　２面記事より　文字書き起し
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『２０１５知事選』
★ 達増氏が政策発表　〜復興に三陸振興、「拡張国体」作戦
具体化へ自信示す

　知事選（８月２０日告示、９月６日投開票）で３選を目指す現職
達増拓也（５１）は２日、盛岡市内で開かれた後援会連合会の拡大役員会で、
マニフェスト（政策綱領）を発表した。東日本大震災からの復興や地域資源
などを生かした「ふるさと振興」を柱として、ＪＲ山田線の三陸鉄道移管
のイベント開催や岩手医科大学移転後の跡地の活用策など具体的な事業も
示し「希望郷が持てる暮らし、仕事、地域を実現する」としている。

「希望郷いわて―復興とふるさと振興」と銘打ったマニフェストでは
▽本格復興の推進とその先の三陸復興▽若者女性活躍支援と「生きにくさ」
の解消▽地域医療の充実といきいき健康社会▽学び、文化、スポーツの振興
▽地域資源を生かした産業の発展▽環境保全と再生可能エネルギー振興
▽国際リニアコライダー（ＩＬＣ）建設の実現▽２０１６年岩手国体、
全国障害者スポーツ大会の成功、１９年ラグビーワールドカップ釜石大会
の成功―を挙げた。
　復興関係では山田線の宮古−釜石間の復旧、三陸鉄道移管に合わせて、
風化防止のために「三陸防災復興博」（仮称）を開催するとした。若者女性
活躍支援では「岩手に就職しよう推進協議会」の設立による県内就職支援や、
岩手医科大学の矢巾町移転後の盛岡市内跡地を若者支援拠点として活用する
ことを示し、生きにくさ解消では「幸福度」を行政評価の指標に掲げる。
国体では２０年の東京五輪・パラリンピックのモデルとなるべく、地方が
主役となるような「拡張国体」作戦を提案した。
　達増氏は、発表終了後の会見で「知事は誰がやっても同じではない。
今必要なのはこの政策パッケージであり、私はこれを推し進めることが
できる」と述べるとともに、共産党が達増氏の自主的支援を表明したこと
を背景に「第３者が復興施策を高く評価しており、達増で駄目だとは論理的
に説明されていない」と立候補を表明している平野達男参院議員（６１）を
牽制した。
　役員会には訳１６０人が出席。高橋令則元参院議員に代わる同連合の
新会長に森越康雄元日教組中央委員長を選出し「頑張ろう」を三唱して
必勝を誓った。
　知事選に立候補を表明しているのは達増氏と平野氏のみで、一騎打ちが
濃厚となっている。平野氏は５月に復興や１次産業の振興などを盛り込んだ
政策を発表している。
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（引用終わり）

平野が先だって発表したみすぼらしい“政策”をあざ笑うような、“出来る現職知事”ならではの
雄大で独自性に富み、かつ財源を含めた“実効性（実行性）”も担保された政策と言って良い！！

さあ、いよいよ平野達男の“退路”が定まってきた？（笑）
この“夢と現実味のある堅実な政策”を上回る“政策パッケージ”を示せることが出来るかな〜

（実は、我々、小沢一郎と達増拓也を支持する岩手の政策グループは、もっと斬新で革新的な、
複数の“政策パッケージ案”を有するし、それを“敵”（笑）もご存じだとは思うが、
はてさて“窃盗”まがいの危険を冒してまで“政策的対抗軸”を示せるカナ？？？）

２０１７年６月２１日（日）岩手日日新聞　２面記事より　文字書き起し
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達増氏、正式に入会　〜希望郷いわてを実現する会　
県議会員、現職ら２５人

　県議会の超党派でつくる政治団体「希望郷いわてを実現する会」の
懇談会は２０日、盛岡市内で開催された。会として知事選で支援する
方針の現職達増拓也（５１）が正式に入会するとともに、さらに会員
拡大を図って知事選、県議選での勝利を目指していくことを確認した。
　懇談会では達増氏が入会届に署名し、清水恭一共同代表に手渡した。
達増氏は「入会して皆さんと一緒に頑張っていきたい。希望郷いわては、
復興に本格的に邁進する岩手にとって一番大事な言葉。岩手の未来に
対して責任を持って当たっていくためにも、会が中心となって岩手の
明日を開いていかなければならない」と述べた。
　県議の会員は、４月の発足時の現職１０人に加え、現職は民主党の
田村誠氏、高橋但馬氏、軽石義則氏の３人、元職と県議選に出馬を予定
する新人合わせて１２人が入会し、２５人となったことが報告された。
この他にも入会を検討している現職県議がいるとしている。
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また、これと同じコトを報じた岩手日報の記事も後から文字書き起ししますので、
“読み比べて”みると、両紙の政治記事へのスタンスがこれまた“明瞭なコントラスト”
を映し出しちゃうので、楽しい事この上なし、です。（笑）

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２０１７年６月２１日（日）岩手日日新聞　１面記事より　文字書き起し
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★野党共闘で「安保」阻止を　〜生活・小沢共同代表が街頭演説

　生活の党の小沢一郎共同代表は２０日、奥州市江刺区内１１カ所で街頭
演説した。政府・与党が今国会での成立を目指す安全保障関連法案について
「自民党が呼んだ人まで憲法違反だと言った。そのように誰が見てもおかしい」
と語り、阻止に向けた野党共闘の必要性を訴えた。同行した県議選奥州選挙区
立候補予定者への支援も呼びかけた。
　２０１４年１２月に行われた衆院選後、初めての同区での街頭演説に臨んだ
小沢氏は、国民的議論となっている安保法案や自由競争を優先する経済政策な
どの問題点、日本年金機構の個人情報流出問題などを挙げ、安倍政権を批判
した。
　小沢氏は「今の政治は競争力がある強い者を強くし、競争に負けた弱い者は
切り捨てる。これは政治ではない。どこに住んでいようとも一定の安定した暮ら
しができるようにするのが政治の役割で、誰も異論のない真理だ」と強調した。

★５人目擁立に意欲　〜県議選奥州選挙区「議席奪還したい」

　生活の党の小沢一郎共同代表は２０日、県議選奥州選挙区（定数５）で
５人目となる同党独自候補を奥州市前沢区で「擁立したい」と意欲を見せた。
擁立作業の状況について小沢氏は「まだ決まっていない」と述べた上で、
「５つあった議席が３つになってしまったので、できれば奪還したい」
と語った。同市江刺区での街頭演説終了後、記者団の取材に答えた。
　同選挙区の新人候補予定者の応援を目的に該当演説に訪れた小沢氏は
「なんとしてでも当選させなくてはいけない」と述べた上で、同市前沢区
でも新人候補擁立を目指す考えを示した。
　一方、知事選については「全野党が達増す知事を支援してくれる形に
なった」と述べ、事実上の野党共闘態勢が整ったことを歓迎。こうした
支援態勢が参院補選でも「野党協力の一つのきっかけになればいい」と
期待感を表した。
　知事選には、３選を目指す現職達増拓也（５１）と、元復興相で参院
議員の新人平野達男（６１）が立候補を予定。共産系の団体が独自候補
擁立見送りと達増氏の自主的支援を決めたことで小沢氏が従来から主張
する野党共闘態勢が構築された形となった。
　知事選結果による国政への影響について小沢氏は「直接的なことはな
いが、身近な選挙で自民、政権が負けたとなれば、それは深刻だろう」
との見方を示した。
　参院補選についても「誰が出馬しようと野党が一緒でなければ勝てない」
と野党共闘の必要性を訴えた。
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さあ、ドーする平野達男！
ファイナルアンサ〜！（笑）

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岩手日報　２０１５年６月２１日（日）　４面記事より文字書き起し
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★奥州選挙区　攻防加熱　〜定数５に８人立候補予定
　小沢氏（生活）がてこ入れ　江刺区１１カ所で遊説
　現職、他党新人も攻勢

　８月２０日告示、９月６日投票の県議選奥州選挙区は、定数５に
対して現職、新人計８人が立候補を予定し、攻防が早くも過熱して
いる。２０日は生活の党の小沢一郎代表（衆院岩手４区）が奥州市
江刺区に入り、党の新人候補と遊説する異例のてこいれを行った。
お膝元で負けられない小沢氏に対し、同氏とたもとを分かった現職
や他党の新人が攻勢をかけ、激戦区の様相を呈している。

「次に続く政治家を地元奥州市で育てたい」。江刺区玉里地区で、
小沢氏は約３０人の聴衆を前に訴えた。隣には同地区出身で同党
公認の新人候補菅野博典氏（３８）がいた。
　小沢氏の行動は危機感の裏返しでもある。同選挙区は２０１１年
県議選で小沢氏側が５議席を独占。しかし次期県議選は、江刺区が
地盤の渡辺幸貴氏（６８）と前沢区が地盤の佐々木努氏（５０）が
小沢氏とたもとを分かって無所属で出馬を目指す。
　１１カ所の遊説を終えた小沢氏は報道陣に対して「江刺は何とし
ても勝たなければならない。前沢区でも（対立候補）を立てたい」
と強調した。
　小沢氏の異例の遊説に対し、渡辺氏の後援会関係者は「ここまで
やるのか」と驚く一方「党勢が振るわない現状で、一体どこまで
効果があるのか」と冷ややかに受け止める。
　佐々木氏の後援会は小沢氏を支持する役員が少なくない複雑な
状況だが、連帯感のある地域性もある。後援会関係者は「今後どん
な影響が生じるかは測りかねる」と身構える。
　前回県議選で、小沢氏勢力は小沢後援会の票を巧みに割り振ったが、
今回は民主党分裂に伴い地域や勢力が入り乱れる戦いとなりそうだ。
　生活の党は菅野氏のほか、水沢区の及川幸子氏（６８）、郷右近浩氏
（５０）、胆沢区の後藤完氏（６９）の現職３人が出馬予定。小沢氏
後援会関係者は「現職とはいえ、展開が読みにくい厳しい選挙だ」
との声を漏らす。
　水沢区が地盤の自民党公認の新人菅原勝一氏（４９）は、同党の
藤原崇衆院議員（比例東北）と共に街頭に立つなど活動を活発化させ
ており、近く後援会を設立する。
　同じく水沢区を地盤とする共産党公認の新人千田美津子氏（６１）
は党の全面支援を受け、街頭活動や党本部の幹部を招いた演説会を
開くなど支持を訴えている。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
（引用終わり）

まったく（笑）、『渡辺氏の後援会関係者は（中略）冷ややかに受け止める。』
とか、『小沢氏後援会関係者は（中略）展開が読みにくい厳しい選挙だ」との声を漏らす。』
とか、奥歯に物が挟まったような、さもその表現の裏で“何かをいいたげ”な雰囲気はなんだ？（笑）

日報紙面で気になった他の案件も含めて、当然『建設的なご意見のお電話』を岩手日報にさせて頂きました。
機会がありましたら、その内容はここのコメント欄でお伝えしたいと考えています。

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『１５知事選』
★小沢氏　参院補選で畑氏の出馬に難色

　生活の党の小沢一郎共同代表は２０日、奥州市内で取材に応じ、
民主党県連が前衆院議員の畑浩治氏に、１０月に行われる可能性
がある参院岩手選挙区補選への出馬要請をしていることに対し、
「（畑氏だと）選挙が難しくなる」と難色を示した。
　畑氏は生活の党所属の衆院議員時代、小沢氏の側近だったが、
昨年１２月の衆院選挙で落選している。小沢氏は県選出の参院議員
２名のうち、主浜了氏（生活）が県北出身であることを挙げ、同じ
く県北出身の畑氏が出馬した場合「県北ばかりだと、県南から自民党
が出た場合、意識が固まってしまう」と述べ、勝算が低くなるとの
見方を示した。
　また、知事選が実質的な与野党対決となっているとの報道陣の質問
に対し「共産党まで（野党は）みんな支持してくれている。オール
野党だ」との考えを示した。これに対し達増知事は２０日、「２０年前
さながらの政党間の戦いをやろうとしている勢力はうまくいかないと
思う」と述べており、小沢氏との認識の違いが浮かび上がった。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
（引用終わり）

ご一読してお分かりのように（地方版とはいえ“あの”読売新聞だし！）
やれ『出馬に難色』とか、やれ『小沢氏との認識の違いが浮かび上がった。』とか
ドーにもコーにもこの話題を政局としてしか捉えられない程度の低い記事とはいえ、
小沢一郎陣営内がごたごたしてる（本当はそーではないが）のを殊更強調する
“悪意に満ちた”一文と言える。これも当然、速攻読売（盛岡支局）に抗議と意見の
電話を入れた訳だが（笑）、その内容は、追ってこのコメント欄に必ず書き込みます。

ようは、達増さんは『２０年前さながらの政党間の戦い』をしかけているのは
“自民党”だということを言っているのだが、達増さんの言葉尻だけを捉えて、
『小沢氏との認識の違い』と殊更強調する文面は、発言内容の改ざんと言わざるを得ない。

ちょうどその『２０年前さながらの政党間の戦い』をしかけている自民党の様子を
伝える記事が河北新報で見られたので、次に引用します。

『‘１５岩手　知事選』
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

★達増氏　臨戦態勢着々　〜政党、陣営　駆け引き激化

　岩手県知事選（９月６日投票）で３選を目指す現職の達増拓也氏
（５１）は２０日、盛岡市内で後援会連合会の会合を開き、
マニフェスト（公約集）を発表するとともに組織の選挙態勢を固めた。
自民党が支援する平野達男参院議員（６１）＝岩手選挙区＝の動向が
絡み、政党や陣営間の駆け引きが激しくなりそうだ。
　達増氏は約１６０人の後援会役員を前に、８分野２５項目の政策を
示した。東日本大震災からの復興推進と三陸振興、地域資源を生かし
た産業の発展、環境保全と再生エネルギー振興、「生きにくさ」解消
などを主要テーマに掲げた。
　達増氏は「いまの岩手に必要なのは、これらの政策パッケージだ。
私なら推し進めることができる」と強調した。
　後援会連合会の新会長には「盟友関係」（達増氏）という元日教組
委員長の森越康雄氏（６８）を招いた。
　森越氏は民主党と自由党が合併した０３年、連合岩手会長として
仲立ちをした。当時、達増氏は衆院議員で自由党県連代表。労働界
の重鎮を中核に据えた選挙シフトを印象付けた。
　達増氏には生活、民主、共産が支援に回る。自主投票の社民も
反自民の方針を確認している。表面上は「野党連合」の陣立てが
整いつつある。
　自民党県連幹部は「達増陣営は野党結集をアピールしてくるだろう。
こちらは平野氏と自民党支持組織との連携を強めていく」と対抗策
を練る。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
（引用終わり）

これも上で紹介した日報や河北と一緒で、『表面上は』などと余計な修辞が鼻につく。（笑）

まあいい。ここでの論点は、自民党がしかける、達増さん曰くの
『２０年前さながらの政党間の戦い』とは、この河北新報紙面の文字を借りれば、

＞「こちらは平野氏と自民党支持組織との連携を強めていく」と対抗策を練る。

この言葉に、達増さんが言いたかった、旧態然たる自民党の“党利個略”による戦い
が象徴され、収斂されている、と言って過言ではないのです。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

私「２１日の紙面、岩手版の記事に関して意見があってお電話差し上げました。
　岩手版の掲載記事ということで、コチラへのお電話で宜しかったでしょうか？」
担当者「はい・・・結構です。いま記事を確認します・・・」
私「小沢氏参院補選で畑氏の出馬に難色、という記事に関してなんですが」
担当者「はい。確認しています」
私「見出しで“難色”というネガティブな表現を使われています。また、本文
　では、『勝算が低くなるとの見方を示した』と書かれています。私は県南の
　人間なので、過去の候補人選の実際を見ても、この小沢一郎の見解は
　当然すぎる当たり前の配慮、判断だと思うのですが？」
担当者「・・・・・」
私「幅広い野党協力が必要な選挙戦なんですから、他の野党への配慮もあって
　小沢一郎がこういう言い方をしたのだろう、というのは容易に想像されます。
　こんな当たり前の談話に難癖付けるように“難色”なんて書かれると、何か
　小沢一郎が企んでゴネてる、とでも言いたいような記事に見えてしまうのですが？」
担当者「はい。仰る通りだと思います」
私「真実をありのままに伝える報道の原則に照らし合わせれば、ここは“難色”
　ではなくて“慎重”とかという文言を用いるのが正しいと私は思います」
担当者「ご尤もです」

（私はここまで、相手が“読売”だということで斜に構えて警戒しながら話しを
していたが、対応してくれている相手が親身に私の言葉に耳を傾けてくれている
のが伝わってきたので、心境と口調をかなり軟化させる。（笑））

私「・・・それとですね、以下に続く記述・・・『これに対して達増知事は（中略）
　小沢氏との認識の違いが浮かび上がった』とかなり断定的に書かれています」
担当者「・・・・・」
私「小沢一郎の基本スタンスはこうです。達増知事が“県民党”を標榜して幅広い
　支持を集める意向を尊重し、生活の党は勝手連的にその一翼を担うと言ってるんです」
担当者「はい。その通りです」
私「そして達増知事が言った『２０年前さばがらの政党間の戦い』というのは、
　２０数年前、小沢一郎が自民党を割って新生党を結成する以前の、旧態然たる、
　中選挙区下、５５年体制下での既得権益の利益誘導による政争のことを言っています」
担当者「・・・・・」
私「つまり、言わずもが、自民党が、何故か民主党を離党した平野候補を全面的に支援する
　という、説明不能な摩訶不思議な現状をあてこすったのが達増知事の発言の真意でしょう」
担当者「・・・はい」
私「私は、水沢の生活の党、達増知事の支持者として、小沢一郎や達増知事の発言を
　ずっと追っかけていますし、その行動原理も理解しているつもりの人間です。そういう
　ある意味“ひいき目”があるにしても、この記事を読む限りは限りなく誤解・・・いや曲解
　されていると言わざるを得ないのです・・・」
担当者「そう思われて当然だと思います」

（私はここで、“曲解”よりもさらに強い言葉“ねつ造”という言葉を使おうとして
思い留まったのだが、相手の素直な肯定の言葉を聞いて、喧嘩を売るような言葉を
使うのを思い留まって良かったなあと胸を撫で下ろす）

私「ところでこの記事なんですが、同日の地元紙を読んでも、ここで書かれているような
　内容は見受けられなかったのですが、この記事は読売さんの単独インタビューによるものなんですか？」
担当者「詳しくは聞いておりませんが、立会演説後の質問に答えてくれた形だと思います」
私「私がこの記事おかしいな、という理由は説明させて頂きましたが、２０日の達増知事の
　発言の真意も含めて、この記事で書かれているような、達増さんと小沢一郎の認識の
　違いって、ホントに存在するのでしょうか？」
担当者「記事を書いた記者に確認しなくては分かりませんが・・・」
私「別にいいですよ。返答なんて要りません。ただ、こういう“奥歯に物が挟まった”
　ような論調で記事を出されるならば、しっかりした根拠を元にして、認識の相違がある
　ようだったら本人たちに再確認して書かれるべきだと、強く申し伝えたいです」
担当者「はい・・・」
私「読売新聞さんに限りませんが、よくメディアは、政治家は政局ばかりで政策を語れない、
　と批判なさっています。それは一面の真実ではあると思いますが、そのメディアですら、
　こうやって漠然とした、且つ批判的な揶揄を滲ませた“政局の報道”ばっかりでうんざりです」
担当者「言葉もありません・・・」
私「５月に平野候補が、見るも憐れな薄っぺらな政策を発表しました。ご存知でしょ？

（担当者さん、私の“見るも憐れな薄っぺらな政策”って聞いて、くすって笑った感じ）

　私は、民主党を裏切るように離党して只々保身に走った平野達男なんて、男として
　決して認めることはできませんが、それでもホントに岩手や被災地の方々に心を寄せ、
　より良い復興県政を志すならば、その主張は公平な目と冷静な心で受け止めたいと思っています。
　だからこそ、達増知事の政策発表を心待ちにしていましたし、その中でいわて国体を
　２０２０年オリンピックのモデル大会として『拡張国体』として地方活性化の嚆矢としたい
　なんて大きな夢を語られると、もうほんとに嬉しくなっちゃうんですが、あんあり
　そういう“政策”に関しては新聞はなかなか報道してくれません」
担当者「・・・・・」
私「有権者が政治家を選ぶ基準は、一から百まで政策です。平野候補の政策が雀の涙のように
　薄っぺらで、対する達増さんの政策が重厚昂大で比べちゃうと平野候補が可哀そう・・・
　そんな配慮が働くんだったら、それは主権者を裏切る行為、選挙違反相当だと私は断じます」
担当者「ご指摘の通りです・・・」
私「地元紙の岩手日報なんかも、そういう私の邪推が当たっているのかどうか、達増さんが
　政策発表した翌日の記事は、ほんとうに小さな扱いでしか報じていませんでしたから。
　今回の岩手県知事選挙は、未来の岩手県人と、被災地復興を果たして行くために、
　本当に大事な大事な選挙です。ですから、読売さんをはじめとする報道各社さんに対しては、
　とにかく“政策”を、誰がどのような事を語り、どれだけ岩手の事を思いつめているのか
　が分かるような報道を強く希望し、お願いしたいのです」
担当者「ようく分かりました。編集や記者にしっかりご意見を伝え、今後の紙面づくりに
　役立てさせて頂きます。貴重なご意見、まことにありがとうございました」

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

ちなみに、同日は『読売新聞盛岡支社』、『岩手日報』、『河北新報』にそれぞれ
異口同意の“ご意見のお電話（笑）”をしたのですが、この読売新聞盛岡支社の
お電話を取られた男性担当者の対応が“飛び抜けて素晴らしかった”ことを強調しておきます。

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岩手日日（オリジナル一関版）　７月２８日（日）　１面誌面記事より
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『県議選短信』

★党推薦の立候補予定者への支援を　〜生活・小沢共同代表が呼びかけ

　生活の党の小沢一郎共同代表は２７日、一関の東磐井地区で街頭演説した。
政府・与党が今国会での成立を目指す安全保障関連法案を「憲法違反」とし
て成立阻止を訴えるとともに、県議選一関選挙区に推薦する立候補予定者へ
の支援を呼びかけた。
　大東、室根、藤沢、川崎、東山で街頭演説し、小沢氏は安保法案や自由競争
を優先させる経済政策、環太平洋連携協定（ＴＰＰ）交渉などの問題点を
挙げ、安倍政権を批判。小沢氏は「競争に勝った者だけが生き残ればいいと
いう考えは政治ではなく、根本的に間違っている。どこの地域でも、どんな
職業に就いていても一定の安定した暮らしを届けるのが政治の役割。最後の
仕事としてもう一度政権交代を成し遂げたい。政治を変える声を地方から
上げてほしい」と訴えた。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

先週は、奥州市江刺区の玉里という“川上”から、今週は一関市大原という
これまた“川上”から、県議選候補への応援というよりは、安倍政権打倒への
“問題提起と意思表明”を主眼とした“街頭演説”の模様です。

なお、奥州市なら水沢区・前沢区、一関市なら一関市街地区をあえて“避けた”
理由は、知ってる人は知ってる。モゴモゴ（笑）。表面上は「川上戦術だよ」
と言っておいて良いが、実は県議選、参院補選へ向けた、“野党共闘”を視野
に入れた“深謀遠視”による高等戦術ナノダ！（笑）

ええ、確かに、岩手県の農家の方々と、“農業関係従事者”には極めて“残念”なニュースです。

達増、平野両候補への“推薦”をめぐって、喧々囂々、議論が割れていることは聞いていましたが・・・
今日の岩手日報の記事を見て、笑った、笑った！農政連がどーして『平野達男』推薦に回ったか、
ごく短い記事を読んでもまったく“読み取れない”！（笑）私のように“裏事情”を知ってる
者からしたら、歯切れの悪い文章の行間から漂てくる“苦渋”がオカしくって可笑しくって・・・

曰く『平野候補は農政に明るい』
曰く『両候補から“考え”を聞いた。平野候補の“想い”が強い』
曰く『これは苦渋的選択だ・・・』

つまり、苦渋の選択（態勢は達増支持をひっくり返し）をした理由は、平野達男が
“農政に明るい”という一般論（ただのイメージ）と、『農協と一緒にやって行く
という強い思い』だけだという。（笑）

そもそも県農政連は両候補に“農政への考え方”を問い、文章で回答させた。それなのに、
あ〜それなのに、その文章回答を経て至った結論が、“具体的な政策”ではなく“形のない想い”
に依って判断したんだって〜！（爆笑）

【結論】これはつまり、“結論”ありきのコテコテ出来レース。
　“政策協定”とい名の、利益誘導を約束されたっての強引な判断。

ＯＫ、分かった！
味方に回ってくれりゃそりゃ“心強い”けど、そういう態度を取なら話しはいっそシンプルだ。

この決断を以て“敵味方”という二元的・短絡的攻撃行動を取るつもりはないが、
そーやって内部矛盾を抱えたまま強引な手法で“権力になびいた”ことは、組織内に大きな禍根を残す。
それは“選挙結果”云々以前に、自らの組織の体質と脆弱性をさらけ出し、不可逆的な変化をもたらす
・・・であろう事を予言しておく。

これで岩手の主だった団体の“推薦方針”が固まったネ。

『県建設業協会』『県医師会』『県歯科医師会』『県看護師会』『県漁連』『県農政連』・・・
これらが“コウモリ男・根なし草の平野達男推薦（支持）”を表明してくれた訳だ。

いいよ、イイよ！“県民党”を掲げる達増拓也にこういう“利益団体”の支持・推薦は必要ない。
いや、むしろ邪魔的な？（笑）

これで、達増拓也が３選当選した暁には、“利益団体”に縛られない、フリーハンドでの
思い切った改革と県政断行が出来る、という事である。これを喜ばずにいられますか？（笑）

さて、あとは『公明党』の動きだね〜。期待はせずに“注視”だけしとく。（笑）

　＊その、今日の岩手日報の記事は後日、文字書き起しします！

その内容を紹介する岩手日報の記事もふるってる〜！（笑）

これも追って文字書き起しして、“注釈”するネ！！

てか今後、農政連も公明党（学会）もヒト揉め以上あるだろうね・・・（笑）

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岩手日報　２０１５年６月３０日（火曜日）４面記事より
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『‘１５岩手知事選』
★県農政連、平野氏推薦を決定

　県内農協グループの政治団体・県農協政治連盟（田沼征彦委員長）は２９日、
８月２０日告示、９月６日投票の知事選について、新人で参院議員の平野達夫氏
（６１）＝岩手選挙区＝の推薦を決めた。同連盟は知事選で過去２回自主投票が
続いていた。
　盛岡市内で同日開いた委員会で決定した。同連盟は平野氏と３選を目指す現職
達増拓也氏（５１）が推薦を要請。同連盟は、本県農政等への考えを問う質問状
を送付していた。
　同日記者会見した田沼委員長（県農協中央会会長）は「平野氏は農政通」と理由
を語った。畠山房郎幹事長は（同常務）は「平野氏は本県農協グループと一緒に
やっていくという思いが強かった。農政連として態度表明をするべきという意見
が多かった」と説明。「苦渋の選択的なところもあった」とも語った。
　県内農協グループは環太平洋連携協定（ＴＴＰ）反対を掲げ、大きな転換期を
迎える中での選挙戦となる。ＴＰＰについて、達増氏は５月の会見で「国内経済
や社会のあり方に大きく影響がある分野で、国内事情に配慮した貿易秩序がつくら
れる結論ならいいが、そうでなければ脱退も視野に臨むべきだ」と指摘した。
　平野氏も５月の会見で「農林水産分野で日本は相当譲歩を迫られている。自民党
は守るものは守ると言ってきたはずだが、現状はかなり影響が出ると感じており、
反対する」との態度を示してる。
　県農政連の会員は各農協組織の役職員や約３６００人。県内農協の正組合員は
約９万４千人。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
（引用終わり）

さて、私が岩手日報誌に『繰り返しクレーム』入れた効果とは言わないが、この記事、
とても当事者と記者会見の現場の空気、雰囲気を表していて、とても宜しい。（笑）

私が、農業従事者や、農協関係者と直接お話を聞く限りは、“達増けん制（農政）”に
多少の不満はあれど、それが『知事引きずり落とし』を良しとするような雰囲気ではない。

また、又聞きした盛岡での委員会でも、異論が多く出て、決して“平野支持”という結論が
多くの支持を得ていた訳でもない、というのはそりゃ当然そーだろ、って話し。（笑）

それが記事中の、『苦渋の選択的なところ』という表現につながるのだ。

また、農政連が県農政の今後への質問状を候補者に送り、達増知事が
結構“奥行きのある返答（とその内容）”を返したことを私は知っている。

現知事の予算の兼ね合いも含めて、大事な農政の先行きへの意思表明に対して、
平野がいかに『農政通』（笑）とはいえ、パッケージとしての農業政策なんて
持ち合わせていない平野が、具体策や実現性で達増知事を凌駕する政策を示せた
なんて私はとっても思えない。（笑）

その間接証明が、農政連幹部の、平野支持決定の理由に端的に表れている。

★田沼委員長『平野氏は農政通』

　各候補にわざわざ書面で『本県農政等への考えを問う質問状』を出し、相手に
　（ヒマな参院議員平野はまだしも、達増さんは現職知事で公務多忙だろうが！）
　文書で回答を出させておいて、『平野が農政通』って理由はねぇーんじぇね？（笑）

★畠山幹事長『平野氏は本県農協グループと一緒にやっていくという思いが強かった』

　しつこいようだが、相手に『本県農政等への考えを問う質問状』を出したのは、
　農政への具体的な政策や取り組みへの“考え”を問うたのだろう？その“考え”
　を問うた結果の結論に至る理由が『思いが強かった』っていう“想い”って何なの？（笑）
　
つまりは、コーいうことです。県漁連なんかとは違って、候補者に『文書で問う』という
形だけは取り繕っておいて、その実“結論ありき”の出来レース。言い訳はすべて後付け。

今、平野が農政連に、どんな“実のある回答”をしたのか調べてるが、なかなか難しい。
『え？それ公表されたら困ることでもあんの？』と勘繰りたくなるほどのガードの硬さ。（笑）

“政策協定”という名の『利益誘導（供与）』（の約束）が大勢を決めたなんて言いたくはないがネ・・・

×（誤）：　私が、農業従事者や、農協関係者と直接お話を聞く限りは、“達増けん制（農政）”に
↓
○（正）：　私が、農業従事者や、農協関係者と直接お話を聞く限りは、“達増県政（農政）”に

なお、ついでに、同日の岩手日日の記事は、もっと淡々とした単純な『事実報道』的な感じ。
岩手日報が常に『悪い意味での事実報道』だけに終始している訳ではない、という証明です。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

岩手日報　２０１５年７月３日（金曜日）４面記事より書き起し
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

『‘１５いわて知事選』
★公明党県本部　平野氏支援を発表　〜主要政党構図固まる

　公明党県本部（小野寺好代表）は２日、８月２０日告示、９月６日投票の知事選出馬
を表明している平野達男参院議員（６１）＝岩手選挙区＝に対し、県本部として支持する
と発表した。主要政党は自民党、公明党の与党が平野氏側に回り、民主党、維新の党、
共産党、生活の党の野党が無所属で３選出馬を目指す現職達増拓也氏（５１）を推す対決
の構図が固まった。
　小野寺代表は県庁で記者会見し、「震災復興でもう少し働ける人がいい。達増氏はこと
ごとく自公政権の批判をしている。平野氏は衆望を担える人だと期待する」と述べた。
　「支持」とした理由は「地方選挙に国政の対立を持ち込まない方がいい。広く県民の
判断を仰ぎたい」と説明。平野氏を支援する自民党県連や県議会無所属会派いわて県民
クラブとは「行動を共にせず独自に支える」との意向を示した。
　同席した平野氏は「県政を変えることが必要との考えに賛同していただいた。大きな
力になる」と語った。
　知事選は達増、平野両氏による一騎打ちの可能性が高まっている。達増氏側は、維新、
生活が党本部の支援、民主党が県連支持、共産党が県委員会の自主的支援を決定。社民党
県連合は自主投票で臨む。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
（引用終わり）

まずひとつ。これは『金曜日の記事』であり、前日のこの記者会見に、当の本人
コウモリ男・平野達男御大（笑）が、『同席した平野氏は』ってドーいうこと！？
通常国会開催中の平日のまっ昼間、その“国会議員”が岩手で、何油売ってるのサ！

まあ、結局『平野とはこういう男』という、お恥ずかしい最新の一例。（笑）

さて、その公明党県連さんの“見解”もふるってる！
さっすが、この男（⇒平野）ありてこの支持政党（⇒公明）あり〜。

県民の６割以上の強い支持と辛抱を得ている“現職知事”に対して、
『もう少し働ける人がいい』という物言いもどうかとは思うが（笑）、
『達増氏はことごとく自公政権の批判をしている』ってコレ、国政の
自公政権に対する、極めて常識的でニュートラルな意見表明してるだけだろ？
で、続のが『平野氏は衆望を担える人だと期待する』という、達増県政への
具体的内容による批判や、平野が持つ（かもしれない）見識・政策への賛同
などではなく“期待する”というほのかな“想い”が支持理由だって〜！（笑）
第一、岩手県政において“なんでも反対野党”は、自民党と公明党だろう〜！（怒）

さらに支持理由として挙げた理由が傑作。
『地方選挙に国政の対立を持ち込まない方がいい』ってアンタ、国政の
自公ＶＳ弱小野党の構図に対して、いまここで公明党が自民が全面支援する
平野を“支援表明”することこそが、国政の対立構造をそのまま岩手県政、
ひいては知事選挙に“持ち込む”ことになるダロー！（笑）
それとも、弱い野党が弱いなりに“一致団結する”のは『国政を持ち込む』
悪いことで、国政で絶対多数を占める自公が“共同歩調を取る”のは悪い
ことではないとでも言いたいの？（というか、それ以外には聞こえない）

そして、『広く県民の判断を仰ぎたい』というお言葉。結局、岩手県民は
アンタ（⇒公明党）が表明した見解の何を以って“判断”を下せるの？
『達増のバックにいる小沢一郎が憎いか、憎くないか』と“踏み絵”を
迫っているようにしか見えませんがね、実際。（笑）

まーイイや。岩手県民が審判するのは『具体的な政策』だ。
努々“中央政界の思惑や駆け引き”では有り得ない。
但し、強引な政権運営による“しっぺ返し”は覚悟せざるを得ない。。
“地方知事選挙”なれど、国論を揺るがす重大案件の影響が出るのは当然だ。

まあ、誰でもイイから、平野がどんな“具体的な公約”を所有してるのか、早く説明して〜！（笑）

及川あつし・・・無所属、県議会会派『いわて県民クラブ』所属。
４年前の選挙では“自民別働隊”の地域政党いわて（旧清和会系）で当選、
その後、平野達男と共に民主党を離党した旧・民主党の無所属議員と“徒党を組み”、
達増・岩手県政では『なんでも反対野党』の名誉ある一翼を担ってきた。（笑）

若かりし頃は『自民党公認』で、衆院岩手１区で“２回落選”、その後無所属で
岩手県議を４期務め、今日に至る。ウェブサイトを見ても、実際に後援会事務所に
聞いても、今現在『自民党籍』を持っているかどうかは不明。（口を濁してる）

まあ、簡単に（悪意溢れる？）プロフィールをご紹介しました。

少し探りを入れたところ、自民党（とくに自民党本部）は、実はこの立候補表明と、
『自民党への推薦要請』をあまり喜んではいない感じである。まあ、ね、“タマが悪い”（笑）
かつての衆院選を戦った実績（盛岡の後援会）と、知事選と連動した“相乗効果”を狙って、
今から時間をかけて全県下に浸透しよう、という思惑が見え見えなんだが、でも筋悪よね・・・（笑）

まあ、イイや！
他陣営の“お寒い状況”には目もくれず、我らは“自陣営”の合戦準備を整えよう！！

県知事選への各陣営・各団体の“推薦・支持表明”も固まり、県議選の各選挙区での
“立候補表明”も続き、大方の『選挙区模様』も見えてきた。民主・生活陣営は、
お互いの“住み分け”も視野に入れ、さらなる“公認・推薦・支持候補”の擁立の上積を図るっ！
そろそろ、現状での各選挙区（激戦の、奥州、北上、一関、花巻、盛岡を中心に）の
注目点と勝負のポイントを開設したレポートを書き込みたいと思っています。お楽しみに！

＊そ〜いえば、新党改革の新井代表が、『平野達男支援』を表明してたっけ。
　ひ〜っそりとしたニュースだったから岩手日報の読者以外は気づかなかったカモ！？（笑）

×（誤）：　注目点と勝負のポイントを開設したレポートを書き込みたいと思っています。お楽しみに！
↓
○（正）：　注目点と勝負のポイントを解説したリポートを書き込みたいと思っています。お楽しみに！

岩手日報紙の『選挙区情勢記事』が、今年はなんでか３週間はやい！まだ候補出揃ってねーべ！（笑）
って訳で、ちょっとのんびりしてた！慌てて“現状の情勢分析”と“大胆な当落予想”をご披露します。

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『２０１５年岩手県議選挙『激戦地を往く�@』　〜一関選挙区〜』

最初に取り上げるのは我が生まれ故郷、一関選挙区。（定数５）
旧一関市、旧東磐井郡（４町２村）、旧西磐井郡（１町）より構成される。
４年前の選挙では、民主党２議席、自民党１議席、地域政党いわて１議席、
共産党１議席。民主の“緩み”で３議席目を失い、替わりに共産党が歴史的
議席を獲得し、盛岡選挙の議席と合わせて初めての“マルチ議席”を得る。
民主党の２名のうち、岩渕誠が小沢一郎と行動を共にし、現在生活の党に
所属、来る県議会選挙でも生活の党公認で臨む。地域政党いわては解体し、
所属の飯沢匡は無所属で、県議会会派『いわて県民クラブ』に席を置く。
前回トップ当選の自民党・神崎浩之は一関出身と言う地の利を生かすが
同じく一関を地盤とする共産党・高田一郎の浸食を許し、決して万全では
ない。生活の党・岩渕誠が地盤の花泉町をがっちり固め、地道な活動で
自民党支持基盤に大きく食い込み、さらに旧東磐井地区へ支持を広げており、
ここでも無所属・飯沢匡と激しい争いを繰り広げている。当初、平野達男
県知事候補を応援するために『開かれた県政を創る会』（自民党主導）に参加
した、民主党・佐々木明和がまさかの退会をしたが、岩渕誠の働きに拍手を
送りたい。さらに、千厩出身の千葉進を、社民党、生活の党が共同で推薦。
岩渕誠とタッグを組み、飯沢匡の基盤たる大東方面へ攻勢を強めている。

【一関選挙区、定数５】
○→▲神崎浩之　　自民　　現職　（開かれた県政を創る会）
○→◎岩渕誠　　　生活　　現職　（希望郷いわてを実現する会）
○→◎高田一郎　　共産　　現職
△→○佐々木明和　民主　　現職　
△→○千葉進　　　無所属　新人　（社民、生活推薦、希望郷いわてを実現する会）
▲→▲飯沢匡　　　無所属　現職　（いわて県民クラブ、開かれた県政を創る会）

記号例：◎有力、○優勢、△当落線上優勢、▲当落線上不利、×：絶望
　　　　左側マークは、投票率が前回並み（６０％）とした場合。
　　　　右側マークは、安倍政権への批判の高まりで７０％近くまでアップした場合。

備考・・・ここでは、特に『旧地域政党いわて』及び『民主党裏切り組』の、
　現在『いわて県民クラブ』に所属する中で、“Ａ級ターゲット”（県議の身分を
　剥奪すべき外道）はいない。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

２０１５年県議選の一関の戦は、北上川を挟んでいかに東磐井地区で支持を伸ばすか、にかかっている！

名づけて、『平成の河崎の戦い』！！

引き続いて取り上げるのは、我が居住地であり小沢一郎の“金城湯池”にして
堅塁『胆沢城』の鎮座する“奥六群・胆沢”の地、奥州選挙区。（定数５）
まるっと胆沢郡（旧水沢市、旧江刺市、旧衣川村、旧前沢町、旧胆沢町＋金ヶ崎町）
で構成される選挙区である。４年前の選挙では、小沢民主党が“５議席独占”
という赫々たる戦果を挙げた土地。しかし、昨年の参院選で平野達男を応援し
民主党を離党した、後藤完、佐々木努が“小沢一郎も民主党も裏切って”、
自民別働隊たる『地域政党いわて』の連中と合同し、現在は『いわて県民クラブ』
を構成する。大票田・水沢をがっちり固める現職・郷右近浩、胆沢から金ヶ崎を
しっかり抑える現職・後藤完両氏は危なげない戦い。同じく現職・及川幸子は
郷右近浩と合同で前沢・衣川へ攻勢を強め、前沢を基盤とする佐々木努の心胆を
寒からしめている。新人の菅野博典は、次代の生活の党の希望を担う逸材。
小沢一郎の異例の早々とした江刺地区入りは、その何よりの証明であり、次第に
共感と支援の輪が拡大してきている。江刺を基盤とする無所属・渡辺幸貴は前回の
選挙でのトップ当選の夢想に足元を掬われ苦戦中。ワイドに構えた後援会組織が
思うように動いていない。伏兵・菅野博典の浸食を大きく受けている。むしろ、
本人は平野支援、後援会は達増支援という『ネジレ』の無所属・佐々木努の方が
後援会の動きは活発。生活の党がここに『第５の候補』を立てるかどうかが注目
される。自民党公認、建設業界の支援を受ける新人・菅原勝一（通称スガカツの
ドラ息子）は、当てにしていた“椎名後援会”の動きが低調で、支持の拡大は広
がっていない。無所属・渡辺幸貴と共に『平野達男とのツーショットポスター』
が逆効果の大きな逆風になっている気配。これはこえから、中央政界の国会情勢の
影響を大きく受けるのは間違いなく、余裕の笑顔の裏側で実は戦々恐々としている。
むしろここに来て、共産党公認の新人・千田美津子が全域で支持を拡大してる。
達増知事支援の『希望郷いわてを実現する会』には参加していないが、達増知事
や小沢事務所と連携した選挙戦は手ごたえ十分であり、実はあえて、生活の党の
５人目の候補擁立、を見送る公算が強くなって来ているのもここに理由がある。

【奥州選挙区、定数５】
◎→◎郷右近浩　　生活　　現職　（希望郷いわてを実現する会）
○→○後藤完　　　生活　　現職　（希望郷いわてを実現する会）
△→○及川幸子　　生活　　現職　（希望郷いわてを実現する会）
△→▲渡辺幸貴　　無所属　現職　（開かれた県政を創る会）
△→◎菅野博典　　生活　　新人　（希望郷いわてを実現する会）
▲→▲佐々木努　　無所属　現職
▲→×菅原勝一　　自民　　新人　（開かれた県政を創る会）
▲→○千田美津子　共産　　新人　（達増知事、小沢事務所と共闘関係を構築中）

記号例：◎有力、○優勢、△当落線上優勢、▲当落線上不利、×：絶望
　　　　左側マークは、投票率が前回並み（６０％）とした場合。
　　　　右側マークは、安倍政権への批判の高まりで７０％近くまでアップした場合。

備考・・・ここで“Ａ級ターゲット”（県議の身分を剥奪すべき外道）は、当然
　無所属・渡辺幸貴（民主党裏切り組）である。また自民党の議復活を断固阻止
　するためにも、恨みはないが自民・菅原勝一の当然も阻止せねばならない。結果
　として佐々木努はギリギリ許容と言いたいところだが、基本的には共産党の
　奥州選挙区での初議席獲得も視野に入れた、小沢事務所のハンドリングが見もの。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

２０１５年、胆沢の戦いは言うまでもなく、北上川を挟んでの『巣伏せの戦い・リターン』！！

書き込みが空いててしまいました！急いで続けます。お次は、ミスター民主党岩手
たる高橋元議員の『要害』にして、旧奥六郡『和賀』の地、北上選挙区。（定数４）
北上、西和賀町の全域が選挙区で、衆院比例東北の藤原崇の地元であり、自民党勢力
がジワジワト伸長しつつある地域で、この選挙でその萌芽を確実に潰さなければならない。
４年前の県議選挙で“勝ち戦に緩み“、貴重な一議席を落とした悔恨の地域でもある。
先回選挙時は、民主２、社民１、自民１が獲得議席で、民主・関根敏信が小沢一郎と行動を
共にし離党（その後、参院選出馬にて県議失職）し、現職は３名。そこに、復活当選を
狙う関根敏信（生活公認）、生活の党とがっちりスクラムを組む高橋元（民主公認）、
先回民主公認で次点だった無所属・小松久孝が小沢事務所の全面支援を受けて初当選を狙う。
また以上３名が現職達増知事を支援表明、その支援組織である『希望郷いわてを実現する会』
に所属する。先回“滑りこみ当選”の自民公認・高橋孝真は、自民・藤原崇とその後援会組織
とタッグで支持拡大を狙うが、このご時勢がら、かなり苦しい戦いを強いられている。
知事選に対して“自主投票”の社民党、久保孝喜（社民公認）がなんと『平野支持』を表明し、
達増県政を評価する社民党支持層に大きな衝撃を与え、その支持者の怒りの矛先は新たな
候補・佐藤ケイ子（無所属・現市議・社民推薦）を立てるに至り、当然のように達増支持、
『希望郷いわてを実現する会』に入会した。社民公認・久保孝喜は先回２位当選、
さらに党中央部に“顔が利く”という過信もあり、それが結構“鼻につく”と支持者
の間では不評だったのだが、それがココに来て大きな批判の渦に晒されるとは想像も
つかなかったと思われる。市西部（和賀・江釣子）を基盤とする、高橋孝真（自民）
に対して小松久孝（無所属）、佐藤ケイ子（無所属）が激しい攻勢をかける。佐藤ケイ子
が達増支持層と強力なタッグを組んで、北上の久保孝喜の票を削り、無党派層にも訴求
する戦いを展開している。労組票も勝敗を左右する大きな要素であり、高橋元（民主）
ががっちり押えて離さない。むしろ他候補へ分配ハンドリングを行う余裕すら見せる。

【奥州選挙区、定数４】
◎→◎高橋　元　　民主　　現職　（希望郷いわてを実現する会）
○→◎関根敏信　　生活　　元職　（希望郷いわてを実現する会）
△→○小松久孝　　無所属　新人　（小沢事務所支援、希望郷いわてを実現する会）
△→▲高橋孝真　　自民　　現職　（開かれた県政を創る会）
▲→×久保孝喜　　社民　　現職　　
▲→△佐藤ケイ子　無所属　新人　（社民推薦、希望郷いわてを実現する会）

記号例：◎有力、○優勢、△当落線上優勢、▲当落線上不利、×：絶望
　　　　左側マークは、投票率が前回並み（６０％）とした場合。
　　　　右側マークは、安倍政権への批判の高まりで７０％近くまでアップした場合。

備考・・・ここで“Ａ級ターゲット”（県議の身分を剥奪すべき外道）居ないが、
　落選させるべき優先順位は、自民・高橋孝真、社民・久保孝喜となるであろう。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

２０１５年、和賀の地の戦いは『平成の黒沢尻の柵の攻防戦』と呼ぼう！！

×（誤）：　【奥州選挙区、定数４】
↓
○（正）：　【北上選挙区、定数４】

お、横着こいてコピペ多用してんのバレバレ。（笑）

既に紹介済みの激戦３選挙区にと比較して、先回の県議選以降の所属政党の推移、支持者層、
基盤地域などの対決構図がシンプルなのが、奥六郡・稗貫の戦場、この花巻選挙区（定数４）
北上選挙区と同様、先回選挙では民主２、社民１の議席を獲得、さらに親小沢系の無所属
候補が『地域政党いわて（自民別働隊）』の候補を抑えて初当選した、本来は金城湯池。
しかし、『小沢一郎を長年支えてきた（本人談）』という小田島峰雄（当選当時は民主公認）が、
小沢一郎と一緒に民主党を離党せず、さらに昨年の参院選時に平野達男を支援して民主党を離党。
その後、自民別働隊『地域政党いわて』と行動を共にし、さらに現在は無所属会派
『いわて県民クラブ（自民別働隊）』に所属、隙あらば達増県政の活動を妨害し、恥じる事なし。
先回２位当選の実績と選挙区に幅広く展開した後援会組織への“過信”に足元を掬われつつある。
基盤たる東和町にやたら平野達男とのツーショットポスターが過密に並んでいる様が笑える。
『いわて県民クラブ』の中で唯一“自民党推薦”を取り付けているのを見ても分かるように、
現在の『いわて県民クラブ（自民別働隊）』の中心人物であるが、漏れなく強烈な逆風に晒されている。
自民公認の新人・川村伸浩と花巻地区で“票を喰い合う”状況で、花巻市長と組んで劣勢挽回を図る。
先回トップ当選の佐々木順一と無所属の名須川晋の両現職は、今回、生活の党公認で必勝を期す。
同じく現職の社民党・木村幸弘も堅実に支持層を固め、さらに無党派層への浸透に余念が無い。
ココでは民主党を軸に、最後の最後まで“リベラルな無所属候補あと１人”を模索する。

【花巻選挙区、定数４】
○→◎佐々木順一　生活　　現職　（希望郷いわてを実現する会）
○→◎名須川晋　　生活　　現職　（希望郷いわてを実現する会）
△→○木村幸弘　　社民　　現職
△→▲川村伸浩　　自民　　新人　（開かれた県政を創る会）
▲→△小田島峰雄　無所属　現職　（いわて県民クラブ、開かれた県政を創る会）

記号例：◎有力、○優勢、△当落線上優勢、▲当落線上不利、×：絶望
　　　　左側マークは、投票率が前回並み（６０％）とした場合。
　　　　右側マークは、安倍政権への批判の高まりで７０％近くまでアップした場合。
備考・・・ここで“Ａ級ターゲット”（県議の身分を剥奪すべき外道）は当然、無所属の
　小田島峰雄を置いて他になし！これは全県下でも最優先すべしＳ級ターゲットだ。
　先に紹介した奥州選挙区の渡辺幸貴、この２人を確実に落とせば、自民別働隊たる
　『いわて県民クラブ』などと僭称する不逞な組織を、早々に瓦解させることが叶おう。

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２０１５年、稗貫の地の戦いこそ、千葉清胤は長男・上総介清貞に系譜を遡る東和町の
『薄衣氏』の勃興に思いを重ねる、『平成の薄衣氏内紛』その“決着戦”と呼ぼう！！

同じく、生活の党・郷右近候補のパンフレットが、外出から返ってきたら郵便受けに入っていました。

で、昨日日曜日の夕方、水沢市街地西側の国道３９７号線と西バイパスが交わるあたりで、
１人でのぼりを持って、真っ黒に日焼けした、自民公認・菅原が通行人に手を振ってた。

マイクも持たないで、コンなんじゃ“辻立ち”にもなりゃしない。（笑）
あえて誰かの指導なのか、選挙の基本を誰も教えてくれないのか・・・

スガカツのどら息子、働いてる人が家に居る土日は“個別訪問”に励め。
それでもあえて辻立ちをするならば、名前を連呼だけでもいい、マイクを握れ。

駅前のアーケード・シャッター街にポスター貼りまくるくらいだったら、
平日・毎朝、駅前、太日通り、市役所前、台町あたりで辻立ちすべきだ。

小沢事務所のある袋町の国道３９７号線からメイプルに曲がった当りも
道路が広く駐車場もあるから、人を集めての辻立ちには最適だろう。

“取って喰ったり”しないから、がんばんな。心からの助言だよ〜。（笑）

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日本青年会議所東北地区岩手ブロック協議会と盛岡青年会議所は３日、
知事選（２０日告示、９月６日投票）の立候補予定者の公開討論会を１０日、
盛岡市長選（１６日告示、２３日投票）の公開討論会を１１日に盛岡市内丸
の県民会館で開くと発表した。

知事選の討論会には、現職の達増拓也氏（５１）と新人の参院議員平野達男氏
（６１）＝岩手選挙区＝が、同市長選の討論会には現職の谷藤裕明氏（６５）、
新人の会社役員内舘茂氏（４８）が出席を予定。人口減を踏まえたまちづくり
や社会福祉、震災復興などをテーマに実施する。候補者が互いの政策などに
ついて質問し合うクロストークも検討している。

入場無料。知事選の公開討論会は午後７時半からで、問い合わせは同協議会
（０１９・６２２・６８６４）へ。市長選の討論会は午後７時からで、問い
合わせは盛岡青年会議所（０１９・６５１・３７７８）へ。
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岩手日報ホムペより
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20150804_10

現職岩手県議が“予想される補選”に向けて、先んじて行われる県議選挙への出馬を取りやめた
及川あつし氏にとっても、実際に平野ＫＵＺＵ男くんが岩手県知事選挙にご出馬してくれるかどーか
気になるところ・・・でもないようだ。（笑）実際、県議選盛岡選挙では、自民３人目の候補擁立
が表立って具体的になっていない。>>58　　で説明した通り、岩手全県を選挙区とする参院選挙で、
及川あつしという候補は、まあ、申し訳ないがタマが悪すぎ、今回の補選をひとつのステップにして
“本命は来年の参院選挙”だ、という伸張性を描くことも出来ない。最初私は、野党系列に
“拙速な畑候補擁立”を促すための“捨石”だとばかり思っていたのだが、ココに来て少し見方を変えた。

自民党陣営が、生活・畑を無所属で民主が担いで、然るべき後に“民主復党”を目論む階衆院議員を
“民主＝生活断裂”のターゲットとしているのは変わらない。また、先に畑さんを参院補選に担がせることで、
より全県選挙で有利な候補を“後だしジャンケン”よろしく出す戦略であることも変化はない。

但し、万が一平野コウモリ男が“県知事選挙出馬断念”に至ったとしても、県議会選挙の
告示のタイミングが、県知知事選挙より遅いことを利用して、及川あつしくん、『一転県議会選挙出馬』
がかなう、という計算があったのではないか、と。つまりは、“生活＝民主”への陽動作戦を兼ねつつ、
実は１カ月前以上の時点で『平野出馬中止』をも考慮したストーリーを描いていた者がいる、という事だ。

さて、階衆院議員と一部の岩手県議、そそて民主党中央の複数の“策動”としての『畑さん擁立』
の危険性を真っ先に察知したのが我らが小沢一郎。繰り返し、『候補は県南から』と言い続けたのは一種の方便。
その一方、民主・岡田代表や民主党残留の近い議員と水面下で交渉を繰り返し、拙速の畑擁立をなんとか止めた。
結果、自民党系列が『あわよくば立てようとした参院補選の擁立候補』の選挙活動期間を著しく削る事に成功した。

まあ、それでも『増田寛也』は、もしあった場合の１０月の参院岩手補選に出てくるかもしれない。
が、昨今の自民党退潮の明らかな潮の流れのなかで、果たしてあの“チキン野郎”が決断できるカナ？（笑）

さて、私はそれでも、来る補選（しつこいようだが、あり得れば）の最有力候補はやはり畑さんだとは思う。
また、晴れて当選後、時間を置かずに民主党復党、ってとこまでは充分に許容範囲だと思っている。
共産党の志位さんではないが、野党共闘は“ギブ＆テイク”の面があることは否定できない。
弱小野党の生活の党としては、民主党に花を持たせて今後の“実を取る”選択も仕方なかろう。

実は私の胸の中には、岩手県出身ではないが、生活の党の元国会議員で、落選浪人中の２人の方の
お顔とお名前を浮かべているんだが、“野党共闘”のスキームには乗らねーよな・・・（笑）

小沢一郎は、参院補選は知事選挙が終わってから、と繰り返し述べている。それは実質上、
『増田寛也』候補の選挙活動期間がほぼレッド・ゾーンになることを意味している。

そこまで持っていければ、相手がたとえ『増田寛也』であっても、畑さんで充分勝てる。
いや、圧勝できる。（笑）気がかりは、畑さんが参院転出した後の『衆院岩手２区』だ。

最短で来年の夏の衆参同日選挙、これを想定しちゃうと実はあまり選択肢はない。
貴重な県議からの“転出”を含め、“野党共闘”の枠組みで調整するしかないだろう。

これが再来年以降になれば、岩手４区での“小沢一郎の後継候補”の準備も整い、
今粉をかけて仕込んでいる“中央官庁のエリート”を持ってきて“４＆２区連動”で
積極攻勢をかけるという夢のある未来も描けるのだが、まあ、まずは目先の選挙だ。

ちなみに言っとくと、５、６月頃、県政・県議選に向けて小沢一郎の機嫌が悪かったのには理由がある。
階、黄川田あたりが『畑担ぎにやっき』になりながら、その前にしっかり見据えるべき県議選に向けて
新人候補の掘り起こしや支持者層固めを怠る、岩手の民主党組織に対して“おかんむり”だったんだ。

さすがにミスター・民主党岩手の高橋元さん（岩手県議・北上選挙区）が引き締め直したが・・・

・・・まあ、これらは他意の無い雑談です。それほどお気になされずに、ご笑納ください。

閑話休題。『�C花巻選挙区』で止まったままなのも数字が悪いので、ここはちょっと盛岡を飛ばして、
奥州選挙区並みの“大激戦区”、奥六郡の奥座敷・岩手郡の北西部を占める滝沢選挙区。（定数３）

先回の県議会選挙の後、村から市に“衣替え”した滝沢市と雫石町を選挙区とする。
現職３名のうち、生活と『いわて県民クラブ』の２名が勇退を表明、事実上の後継者を立てる。
滝沢市全域を漏れなくカバーする自民・柳村石見は先回トップ当選で、当然のように
安定した闘いを繰り広げているようにも見えるが、中央政界の情勢の影響もあり決して磐石ではない。
新人、柳村一（生活推薦）は達増後援会との連動を図り、盛岡方面の保守基盤層の後援会とも連携を図り、
市北東部を足がかりに前職・喜多氏の支持基盤の市西南部固めつ、すでに市全域に浸透している。
民主党籍をもつ新人・高橋盛佳は民主党岩手の前面支援を受け、前職・喜多氏の基盤に訴求するが苦しい戦い。
雫石町からは、民主党雫石町議の無所属・新人、幅秀哉が階議員と連携して“雫石から県議を”を目指す。
先回選挙で次点に泣いた、無所属・ハクセル美穂子は『いわて県民クラブ』の支援を受けるが埋没気味。
当初出馬を表明していた小田弘輝氏の、雫石の票が割れる事を危惧しての勇気ある撤退表明に拍手を送る。

【滝沢選挙区、定数３】
○→▲柳村石見　自民　　現職　（開かれた県政を創る会）
○→◎柳村一　　無所属　新人　（生活推薦、希望郷いわてを実現する会）
△→○高橋盛佳　無所属　新人　（民主党籍）
▲→△幅秀哉　　無所属　新人　（民主党籍、希望郷いわてを実現する会）
▲→▲ハクセル美穂子　無所属　新人　（いわて県民クラブ）

記号例：◎有力、○優勢、△当落線上優勢、▲当落線上不利、×：絶望
　　　　左側マークは、投票率が前回並み（６０％）を想定した場合の当落選予想。
　　　　右側マークは、安倍政権への批判の高まりで７０％近くまでアップした場合。
備考・・・ここで“Ａ級ターゲット”（県議の身分を剥奪すべき外道）はいない。
　但し、達増県政３期を安定的に運営する為にも、自民、いわて県民クラブの議席
　を少しでも減らしておかなければならず、その趨勢を決める大事な選挙区だ。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

安倍氏一党の根拠地にして最終防御線、嫗戸柵（うばどのさく）を巡る攻防戦は、
２０１５年に蘇るあの激戦、“前九年の役”、その“復讐戦”と名づけよう！！

我が岩手の県都、奥六郡・岩手郡の南東部を占める『いわて純情県庁所在地』であり、
且つ“環境首都（古いっ！）”を志す、北東北の拠点都市、盛岡選挙区（定数１０）

・・・というか、ゴメン、実は盛岡の情勢、良く分からん！（笑）
ってか、そもそもが岩手で唯一の“都市型選挙区”であり、その６割に至ろう
かという“無党派層”の票の行方なんぞ読めるかっ！（なんでか逆ギレ）

冗談は抜きにして、定数１０に対して現在の出馬表明は１１名、先回の県議選挙では
１６名の立候補者を数えた選挙であるので、立候補者が“このまま”で終わるとは思えない。
実際、非自民系民主・生活、非自民系リベラル数人の立候補への動きもあり、
また状況によっては、参院補選転出を表明している現職県議の驚きの“出戻り”も有り得る。（笑）
そういった意味で、票読みや当落予想がかなり難しいというだけでなく、実際各候補の
支持の広がりを見ても、誰一人“安全圏”と言える候補は無く、しいて言えば“有利・不利”
という判断をつけるに留めるのが限界かと思われる状況にある。立候補者が“固まった時点”
で改めて情勢インプレッションをするかもしれないし、しないかもしれない。（笑）

【盛岡選挙区、定数１０】

△→△吉田敦子　　無所属　現職　
△→▲樋下正信　　自民　　現職　（開かれた県政を創る会）
△→▲小野寺好　　公明　　現職
△→△高橋但馬　　民主　　現職　（希望郷いわてを実現する会）
△→△軽石義則　　民主　　現職　（希望郷いわてを実現する会）
△→△斉藤　信　　共産　　現職
△→▲福井せいじ　自民　　現職　（開かれた県政を創る会）
▲→△小西和子　　社民　　現職
▲→▲佐々木博　　無所属　現職　（いわて県民クラブ）
▲→△阿部重盛　　生活　　新人　（希望郷いわてを実現する会）
▲→▲千葉絢子　　無所属　新人　（いわて県民クラブ、元めんこいＴＶアナウンサー）

＝（以下、出馬ある場合）＝

▲→▲及川あつし　無所属　現職　（いわて県民クラブ、開かれた県政を創る会）
▲→△（生活・民主系無所属）
▲→△（非自民系リベラル・無所属）

記号例：◎有力、○優勢、△当落線上優勢、▲当落線上不利、×：絶望
　　　　左側マークは、投票率が前回並み（６０％）を想定した場合の当落選予想。
　　　　右側マークは、安倍政権への批判の高まりで７０％近くまでアップした場合。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

さて、言うまでもなく、盛岡は、安倍（アベ）貞任・宗任に代表される安倍一党の根拠地。

生活の党が擁立した新人さんが『阿部（アベ）』であるのは、決して偶然じゃない！（笑）
さらにお名前も『重盛』さん、なんて、武士みたいでカックイーじゃん！！

ちなみに、自民別働隊たる『いわて県民クラブ』の新人、千葉絢子は地元のＴＶ局
『めんこいテレビ』の元アナウンサー。“アナウンサーの知名度を生かして”って、
アナタ、政治家に“そういう知名度”は要りません！でも先回サスケに入れたような
連中が今回はこの女に投票しちゃうんだろーな、実際・・・、愚かにも・・・（笑）

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

『参院岩手補選は野党統一候補で　〜生活・小沢代表』
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【東京支社】生活の党の小沢一郎代表は４日の定例会見で、１０月に想定される参院岩手
選挙区補選について「（２０日告示の）知事選は全野党が支援する形で行われつつある。
できれば同じような形で選挙戦を戦いたい。各党の意見の一致するところで、候補者を
決めたい」と述べた。
　知事選、参院補選の争点は「（安保や原発など）国政的にも大きな問題は、もちろん
１つの争点になると思う」とした上で「県政の立場から考えると、震災復興と一層の地域
社会の発展」と協調した。
　復興について「中央省庁の支配は非常に阻害要因になっている。中央省庁の縦割りの中
で行われるので、現実に即していない。時間がかかり、手間がかかり、メニュー通りで
なければお金は出ない」と厳しく批判した。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
（引用終わり）

その発言を受けて、岩手県民及び県知事選・県議会選の関係者は蜂の巣を突っついたような大騒ぎ！
そして、その陣営を問わず、“平野への怒り心頭”で、真夏の太陽より熱い岩手の週末デシタ！（笑）

私は、大槌町長選挙が接戦で、その支援要請を受けて金曜から大槌入りしてたんですが、
時勢がら『平野』という名前のマイナスイメージが無かったら“もっと大勝”してたかも？（笑）

・・・で、今朝、水沢市街や金ヶ崎市街、その周辺部を回ってみると、県議選候補が平野達男と一緒に
写っていた『立会演説会ポスター』があらかた撤去されてる！（笑）

自民党の選対関係者の皆さま、この暑い中、せっかけ手間かけて貼ったものを、二度手間で
“剥がす”のはご苦労この上ないが、この愚かな選択の本当の“しっぺ返し”を喰らうのはこれからだから・・・

で、我が岩手の小沢一郎・達増拓也支持をする者たちは、当然のように平野の“議員辞職”を求めると共に、
自民党には『日本の政権与党としての責任』から、“代替え候補”の擁立を求め、その第一候補として
“鈴木俊一参院議員”の転出による県知事選挙出馬を要求する活動に移行する。

１０月の衆院補選が“無くなった”と悲しむどころか。“参院岩手・衆院岩手２区”のダブル補選を欲張るごうつくばり！（笑）

・・・まあ、それ以前に、まず、県知事選連動で活動していた県議会選には幾分の“軌道修正”が必要かと。

これまでは、県知事・県議会選挙の“議会運営”をより透明にするために、自民党公認議員を追い落とすよりは、
『いわて県民クラブ』という“自民別働隊”の戦力を徹底的に削いでおくことを主眼としていたが、
選挙直後に『自民党、これだけ負けた！』を強調する為の“シフトチェンジ”を行う必要がある。

まず、遠野、高田、などの『一人区で自民だけ』という選挙区に、対抗馬を立てるれるかどうか、ギリギリまで調整。

次いで、八幡平、紫波、釜石などに“もう一人”を擁立できるかどうか、民主党や共産党と協議する必要がある。

まあ、これも選挙の醍醐味だゼぃ！！

１面左上記事より文字書き起こし。（抜粋）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

『谷藤、内館氏の争い　〜盛岡市長選挙が告示〜』

（承前）
　谷藤氏は同市（盛岡市）中央通１丁目の選挙事務所前で第一声を上げ
「厳しい財政はこの１２年間で大きく改善した。新たな総合計画を着実
に進める事が将来の盛岡の発展につながると信じ、元気で魅力あるまち
づくりを前進させる」と協調した。山本正徳宮古市長、田村正彦八幡平市長、
県町村会町の民部田幾夫岩手町長らが激励した。
　内館氏は同市菜園カワトク前で「若者が思う存分実力を発揮し、高齢者や
障害者らが安心して住み続けられるまち、地元企業が公正に潤う盛岡を市民
と共につくる」と第一声。民主党県連代表の黄川田徹衆院議員（岩手３区）、
同党の階猛衆院議員（岩手１区）、生活の党の主浜了参院議員（岩手選挙区）
らが応援演説した。
（以下省略）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
（引用終わり）

＊＊＊＊＊

同じく４面右上の記事から文字書き起こし。（抜粋）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

『野党代表　異例の共同会見　〜盛岡で１９日　政権へ対決姿勢か〜』

（承前）
　関係者によると、改憲の出席予定者は民主党の岡田克也代表、維新の党の
松野頼久代表、共産党の志位和夫委員長、社民党の吉田忠智党首、生活の党
の小沢一郎代表の５人。
　５人は１９日午後、盛岡市内のホテルで共同記者会見を開き、達増氏も
同席するという。
（中略）
　ある野党の関係者は「知事選や安保関連法案を機に野党結集の礎を築きたい」
と期待を語る。異例の共同記者会見が国会対策にとどまらず、国政選挙の共闘
や野党再編の流れに発展するのか注目される。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
（引用終わり）

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

◆盛岡選挙区（定数１０）

民主党公認　　高橋但馬　現職　
民主党公認　　軽石義則　現職　
共産党公認　　斉藤信　　現職
社民党公認　　小西和子　現職
生活の党公認　安倍重盛　新人　

◆花巻選挙区（定数４）

社民党公認　　木村幸弘　　現職
生活の党公認　佐々木順一　現職　
生活の党公認　名須川晋　　現職　

◆北上選挙区（定数４）

民主党公認　　高橋元　　　現職　
社民党公認　　久保孝喜　　現職
社民党推薦　　佐藤ケイ子　新人　
無所属　　　　小松久孝　　新人　生活の党支援
生活の党公認　関根敏信　　元職　

◆奥州選挙区（定数５）

生活の党公認　郷右近浩　　現職　
生活の党公認　後藤完　　　現職　
生活の党公認　及川幸子　　現職　
生活の党公認　菅野博典　　新人　
共産党公認　　千田美津子　新人

◆一関選挙区（定数５）

民主党公認　　佐々木明和　現職
生活の党公認　岩渕誠　　　現職　
無所属　　　　千葉進　　　新人　社民・生活の党推薦

◆滝沢選挙区（定数３）

無所属　柳村一　　新人　民主・生活の党推薦
無所属　高橋盛佳　新人　民主党推薦
無所属　幅秀哉　　新人　民主党推薦

◆久慈選挙区（定数２）

無所属　清水恭一　現職　一山会、希望・みらいフォーラム所属

◆宮古選挙区（定数３）

無所属　伊藤勢至　現職　生活の党推薦、希望・みらいフォーラム所属

◆二戸選挙区（定数２）

無所属　五日市王　現職　生活の党支援、一山会所属

◆九戸選挙区（定数１）

無所属　工藤大輔　現職　生活の党支援、希望・みらいフォーラム

◆釜石選挙区（定数２）

無所属　小野共　現職

どうにもこうにも、『遠野選挙区』、『陸前高田選挙区』に“対抗候補”を立てることが出来ず、
自民党公認議員に“不戦勝”させてしまうことがほぼ確定してしまいました。スミマセン。

但し、沿岸部被災地（その後方支援基地となた遠野の含む）において、現地民に信頼の篤い
“現職候補”に対して無理に対立候補を立てることの妥当性の判断が働いたことをご理解ください。

（『九戸選挙区』の無所属・現職候補で、生活系候補も無投票当選が確実です）

ドッチにしても、我々小沢一郎を盟主とする岩手の支持勢力の“力不足”であることは否定しません。

今回の選挙をきっかけとして、県内をくまなく包み込む支持ネットワークの再構築が課題です。

なお、その代わり、『奥州選挙区』、『一関選挙区』、『北上選挙区』、『花巻選挙区』
そして『滝沢選挙区』の“激戦地に集中・必勝”の闘いの始まりです。ご理解とご支援をお願いします！

すでに『６選挙区』で『８名』の県議の『無投票当選』が決まっています。

その内訳は、『自民党４』、『民主党２』、『生活の党系無所属１』、『いわて県民クラブ系無所属１』

定数『４８議席』に対して、この『８議席』を除く『４０議席』を巡って『５５候補』の熱い戦いが繰り広げられています。

なお、今回の県議選挙への理候補者数は『６３人』で、前回『７２人』、前々回『７５』よりも大幅に減少。
（盛岡選挙区『定数１０』で、前回『１６人』の立候補があったのが、今回は僅か『１１人』てのが大きい）

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

◆前回（２０１１年）の岩手県議選挙での、各政党の獲得議席

　民主　２２議席
　自民　１２議席
　共産　　３議席
　社民　　２議席
　公明　　１議席
　地域政党いわて　４議席
　無所属　４議席
　（合計　４８議席）

上がこの４年で、２度に渡る民主党の分裂、『未来＝生活』の誕生、生活・関根議員の参院選転出、
無所属議員の自殺、さらに『地域政党いわて』の消滅と、平野コウモリ男が民主党を離党する際に
同調した元民主党県議と『地域政党いわて』の残存が合流して議会内会派『いわて県民クラブ』の結成
などの諸事情を受けて、２０１５年解散前の岩手県議会での各党の構成は以下のように変遷しました。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

◆今回（２０１５年）岩手県議会選挙　解散前の勢力図

　民主　　６議席
　生活　　８議席
　自民　１２議席
　共産　　３議席
　社民　　２議席
　公明　　１議席
　いわて県民クラブ　８議席
　無所属　８議席
　欠員　　２議席
　（合計　４８議席）

　＊いわて県民クラブは『政党』ではなくて『議会内会派』

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

◆そして、２０１５年岩手県議会選挙への各勢力の『立候補者数』は、

　民主　　６候補
　生活　　９候補
　自民　１６候補
　共産　　３候補
　社民　　３候補
　公明　　１候補
　いわて県民クラブ　４候補
　無所属　２１候補
　（合計　６３候補）

　＊『いわて県民クラブ』はこの県議選挙を機に『政党』としての登録をした。
　＊岩手日報はこの『いわて県民クラブ』所属候補も『無所属』と表記している。

となるのですが、前回選挙と比較しても、異例とも言える『無所属候補』の大量発生が、
選挙の争点や情勢を複雑化させているのは間違いない事実ですの。そこでこの『２５名』の
各無所属候補の立ち位置、一体どの系列に属する候補なのかを色分けせねばなりません。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

◆今回（２０１５年）岩手県議会選挙における『無所属候補』が属する系列

　○民主、生活、社民系列の『達増知事支持』系列の無所属候補　　１０名
　○自民党系列候補　　３名
　○いわて県民クラブ系列　　４名
　○中立系　　４名
　（合計　　２１名）

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

以上の構造と数字を頭に入れて、『岩手県議選挙』の情勢と趨勢に注目ください！

�@定数　『４８』
�A過半数　『２４』
�B自民党現有議席　『１２』
�C生活の党、民主党の現有議席の合計　『１４』
�D生活の党、民主党、共産党、社民党の現有議席に合計　『２０』
�Eいわて県民クラブの現有議席　『８』
�F自民党、公明党、いわて県民クラブの現有議席の合計　『２１』

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

上の数字を頭に入れた上で、各政党の立候補者数に無投票当選をすでに決めた候補を色分けして図示すると・・・

　＊記号判例；○：立候補者（公認）、◎無投票当選者（公認）
　　　　　　　◇：立候補者（推薦・支持）、□：無投票当選者（推薦・支持）

　＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

　【自民党】
　　◎◎◎◎○○○○○○○○○○○○

　【民主党】
　　◎◎○○○◇◇◇◇

　【生活の党】
　　□○○○○○○○○○◇◇◇◇

　【いわて県民クラブ】
　　□○○○○◇◇◇

　【社民党】
　　○○○◇◇

　【共産党】
　　○○○

　【公明党】
　　○

　　＊民主党推薦の１名、社民党推薦の１名、支援の１名は、生活の党も推薦・支援している。

　＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

この『○□』がどのように『◎□』に転じていくか、単独で議会の過半数を占有できる勢力はないので、
焦点は『達増復興与党系』と『自民系』の“合算”が過半数の『２４』まで如何に迫れるか、となる。

なお、現状『中立』と見られる無所属候補『４名』の戦い方とその当落にも注目したい。

さあ、選挙戦のいよいよ最終盤！気合入れて行こうっ！！

すべては、私たち政治に携わる者の“力不足”です。スミマセン。

この結果を受けて“勝ち”を言い立てることのできる陣営は共産党だけでしょう。

社民党もがんばりましたは、生活の党としては“負け”です。結果と解説は後ほど。

自民『＋１』、生活『−２』の数字が示すように、生活の党としては“惨敗”です。

それも、かなり“こっぴどい”負けっぷり。

平野の件や安保法案の件が有ってすら“コレ”です。

けれど、達増知事を支援する『反自民』のカタマリとしては“負け”ではありません。

また、当選したとはいえ、自民党候補の“得票数”、“当選順位”を見ると、これまた結構“惨憺たるもの”です。

一関で岩淵さん、久慈で清水さんが落選したのがとても痛い。ほんとに痛い。

奥州では、現職２名が落選。替わりに、“新世代の希望の星”の菅野さんが初当選。
自民・菅原氏を予定通り退け、加えて渡辺氏を引き摺り降ろせていたら、まだ面目は立ったのだが。

但し、一関で、社民と共に推薦した千葉さんが当選、北上で佐藤さんがなんとトップ当選。
さらに花巻では小田島氏の“政治生命”を絶つことができた。この点を以って、満足せねばならぬだろう。

“負け惜しみ”と承知で言うが、一関で岩淵さん、北上で小松さんが当選するよりも、
千葉さん、佐藤さんがそれぞれ当選し、奥州で千田さんがこれまたトップ当選できたことが、
『非自民大同団結』という視点では、“良かった”と言わせて頂く。

でも、あー悔しい！

及川さん、後藤さん、岩淵さん、小松さん、清水さん、私たち支持者の“ふがいなさ”を許してください・・・

そして、菅野さん、阿部さん、復活なった関根さん、あなたたちが生活の党の“宝”です！！

これを機に引退する方もおられます。今までお疲れ様、ありがとうございました！
そして、再起を目指してすでに新しい力強い第一歩を刻んでいる方もおられます。

さあ、ここからまた再出発だ！

でも、今日くらいは、飲んだくれて、泣いて、寝て、英気を養いましょうね・・・

投票率５２．８１％、前回の選挙より７．７９％低い。
（無投票となった６つの選挙区以外の全選挙区の平均値）

＊記号判例；◎：公認で当選、×：公認で落選
　　　　　　　□：推薦・支持で当選、◇：推薦・支持で落選

　＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

　【自民党】
　　◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎×××

　【民主党】
　　◎◎◎◎◎□□◇◇

　【生活の党】
　　◎◎◎◎◎◎□□□×××◇◇

　【いわて県民クラブ】
　　◎◎◎□□×◇◇

　【社民党】
　　◎◎□□×◇

　【共産党】
　　◎◎◎

　【公明党】
　　◎

　＊保守系で中立系の無所属は除く。

　＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

以上が『政党別』の獲得議席である。

この当選者『◎及び□』を“達増県政支持の復興与党”（生活、民主、社民、共産）と、
“反達増派”（自民、公明、いわて県民クラブ）のグループに分けてみると・・・

　＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

　『達増県政支持の復興与党』　　　　　　　　　
　○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○　２３名

　『反達派』
　○○○○○○○○○○○○○○○○○○○　１９名

　＊定数４８、議長が抜けて４７名なので、過半数は２４名

　＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

という事になるのです。なお、自民党は“数合わせ用”の無所属候補３名が落選しています。

また、『いわて県民クラブ』も、主要メンバー（盛岡・佐々木氏、花巻・小田島氏）が落選
しており、このグループだって、質的に立ち位置が変ってくるだろうことは充分に予想されます。

繰り返しますが、別にこの数値を以って『実質的な勝利だ』などと言い張るつもりはサラサラありません。

�@達増支持派で過半数『２４名』を占めれなかったこと。
�A奥州選挙区で『渡辺氏』を落選させれなかったこと。

この２点を以ってして、少なくとも『生活の党』としては、手痛い“負け戦”です。
（ここを再出発点にするぞ、という決意も込めて『ドローだ』とも言いません）

だがさりとて、そうそう“悲観するものでもない”とお思うのです。

政界再編につながる、『野党共闘の芽』を育めたか、という意味では。
　

さて、“敗戦処理”（笑）も含めて色々忙しく、中々予告していた“結果分析”が出来ていません。スミマセン。

さて、岩手県議会選挙の結果を受けての会派形成の動きが定まってきました。

達増知事を支持する民主・生活・無所属議員の一部が結成した『改革岩手（１６名）』が第一会派を握りそうです。

でもまあ、“第一会派”を取るに越した事はありませんが、それが『マスト』では決してありませんので。

近いうちに、また！（笑）

この岩手県議会の運営をめぐる有り方こそが、野党共闘の素晴らしい“モデルケース”なのですが、
マスゴミはやっぱり報じない〜！今年も、腐れ売国奴の薄汚ねえマスメディアに幸あれ！（笑）