★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK186 > 116.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
憲法学者は声を上げよ。(日々雑感)
http://www.asyura2.com/15/senkyo186/msg/116.html
投稿者 笑坊 日時 2015 年 6 月 03 日 09:47:58: EaaOcpw/cGfrA
 

http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-4877.html
2015/06/03 06:33

 安倍自公政権と無能な野党が国会で繰り広げているのは夏までに「戦争法案」を成立させる既定路線を歩むことだ。だから海外へ派兵すればリスクが高まるのは小学生が考えても解るのに、国会では審議時間を費やして「リスクは、」と堂々巡りを繰り広げている。

 なぜ本質的な「違憲立法」を攻めないのだろうか。政府が「違憲法案」を国会に提出すれば、まずそれが違憲か否かから審議すべきだろう。そうした基本的な手続きから入るべきを、野党は「マトモな法案」と同じように審議している。

 憲法学者は日本国憲法のスペシャリストだ。彼らは日本国憲法の解釈を事細かに「学問」してきた。いよいよその成果を政府の暴走に対して「それは違憲だからイケンよ」と発揮すべきだ。

 それでも政府が御用学者を対抗に押し立てて、憲法学者の正論を排除しようとするなら、提訴を以て対抗すべきだ。憲法学者なら米国に日本政府が隷属しようが問題ではなく、国会に提出された「戦争法案」が憲法違反か否かが問題なはずだ。

 純粋に学問の立場から、日本国憲法の解釈運用の限界を憲法学者は国民に教示すべきだ。学究の穴に閉じ籠ってゴソゴソしていて良いのは平時の場合だけだ。日本国憲法に欠陥があるなら、その欠陥を適正な手続きにより正して「日本国憲法に日本国民が従う」のが本筋ではないだろうか。

 たしか司馬遼太郎の小説に砲術家の話があった。代々藩主から預かった大筒を手入れし、一子相伝で操作を伝えて「いざ戦」という場合は大筒を引いて戦場へ駆けつけるのを役目とする家の話だ。大筒を代々受け継いでいるうちに砲身に亀裂が入っているのが分かった。しかしそれを申し出ると「家」の存続が危うくなる、砲術家として藩から禄を頂戴しているからには砲身に亀裂が入っていようが見事に砲丸を発射すべきが忠義だ、と思い込むという話だ。

 だから江戸末期に鈴ヶ森で高島秋帆が様式砲術を演じて見せるや、お歴々の砲術の大家たちが腰を抜かしたのだ。憲法学者のお歴々も太平の世で眠りこけていては日本国憲法に想定した法治国家とは似ても似つかない日本に変貌して、腰を抜かすことになるだろう。声を上げるべき時に声を上げなければ存在意義そのものを喪失することになる。日本の数ある憲法学者たちはいつ声を上げるのだ、それは今だろう。


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2015年6月03日 10:07:23 : b5JdkWvGxs
自衛隊自体が憲法違反なんだから今更そんな事言っても馬鹿にされるだけだろ

天皇の戦争犯罪追求と同じで、そんな事やったら大学くびになったら食っていけなくなる


2. 2015年6月03日 10:18:20 : KzvqvqZdMU
嘘の上に成立する憲法学、嘘でメシを喰らう学者。

<白く塗りたる墓>
汝らは白く塗りたる墓に似たり、外は美しく見ゆれども、内は死人の骨とさまざまの穢れとに満つ。斯くのごとく汝らも外は人に正しく見ゆれども、内は偽善と不法とに満つるなり』


[32削除理由]:削除人:アラシ

3. 安倍ヤラナイカ 2015年6月03日 10:36:08 : EuG0FRbnMbsR6 : ogkua2EvAo
おい02のビチグソ!
嘘の上に成り立ってんのは自衛隊のほうだろ。
そして、白く塗りたる墓は靖国だな。
パリサイの末裔に支配された薩長の醜き姿だ。

[32削除理由]:削除人:言葉使い
4. 日高見連邦共和国 2015年6月03日 10:52:24 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk

>>01

仰る通りです。

仮に、日本国憲法がその明文に明記していない『自然発生する国家としての自衛権』があるとしても、
その実行戦力たる“戦力の保持の放棄”を明文化している以上、日本は“自衛権はあれどその実戦力無し”な訳です。

日本国憲法前文にはこのように記されています。

==========
 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、
 平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。
==========

つまり、我が国の『安全と生存を保持』するための“武器”は唯一、
『平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼』する行為であって、
決して“武力”ではない、という事が明々白々な訳です。

ゆえにこそ、自衛隊は“違憲”であり、安倍自民党が画策する“新安保法制”もまた
“違憲”であることは、議論の余地もない“真理”であると断言しましょう!


5. 安倍ヤラナイカ 2015年6月03日 11:30:16 : EuG0FRbnMbsR6 : ogkua2EvAo
問題は違憲だろうが何だろうが、罷り通してる馬鹿な国民の民度だよ!
何も考えてないよ大多数は。
それにしても、中川さんと日高見さんが同調するとは?
今夜辺り有史以来最大の大地震か破局噴火が有るだろう。
みんな遺書書いとけよ!
まぁ、受け取る側も居ないが。

6. 2015年6月03日 11:37:29 : aa86V1oKlA
>>4. 日高見連邦共和国 2015年6月03日 10:52:24 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk
> ゆえにこそ、自衛隊は“違憲”であり、安倍自民党が画策する“新安保法制”もまた
“違憲”であることは、議論の余地もない“真理”であると断言しましょう!

自衛隊は“違憲”であり速やかに解散させる、米軍の日本駐留も“違憲”であり速やかに撤退させる、これは、議論の余地もない“真理”であると断言しましょう?

自衛隊や米軍も居なければ、直ちに韓国は対馬を占領し、中国は尖閣諸島と沖縄を占領し、北朝鮮は日本人を好きなだけ拉致するだろう。

しかし、それもやむを得ない、何しろ憲法には「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」と書いてあるのだから、それを守るしか無い?

小沢一郎を支持する日高見連邦共和国は、韓国、北朝鮮、または中国の工作員か?


7. 日高見連邦共和国 2015年6月03日 12:30:16 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk

>>04

はあ・・・

ここでは『憲法』という明文化された“ロジック”をお話してるのです。

私がいつ、どこで“自衛隊解体”を言っていますか?(笑)


8. 2015年6月04日 01:18:58 : F6wJ83DJQw
憲法学者ならば、古い憲法の解釈ばかりやっているよりも
新しい憲法を作ってその論議に参加するほうがずっと本望だろう

そうでなければ聖書学者のほうがずっと楽しそう

共産党系の自称憲法学者ならば違うんだろうけど


9. 2015年6月04日 06:22:36 : hgb4rWgHJI

安保関連法案は憲法違反・学者が声明  『ささやかな思考の足跡』 全文転載

銅のはしご さんより引用

http://4472752.at.webry.info/201506/article_6.html

>2015/06/03
安保関連法案は“憲法違反” 学者が声明

資料としてクリップ。
安保関連法案は“憲法違反” 学者が声明 (NHKニュース)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150603/k10010101861000.html

後半国会の焦点となっている安全保障関連法案について、憲法学者171人が憲法に違反し、重大な問題をはらんでいるとして国会に対し、拙速に採決を行わないよう求める声明を発表しました。
声明には、これまでに171人の憲法学者が賛同していて、このうち、明治大学の浦田一郎教授ら6人が3日、国会内で会見しました。
声明は安全保障関連法案について、集団的自衛権の行使が認められる場合の規定が極めて漠然としており、憲法9条に反していると指摘したうえで、国会に対し、法案は重大な問題をはらんでおり、拙速に採決を行わないよう求めています。
会見で東海大学法科大学院の永山茂樹教授は、これまでの国会審議について、「どのような場合に武力行使ができるのかという重要な論点で、答弁が総理大臣や各大臣によってまちまちで、多くの国民が法案の全体像を理解できていないのが現状ではないか。このような状況で採決するのはあまりに危険で、民主主義社会における重要な法律の通し方としては失格と言わざるをえない」と述べました。

 以下が全文。

安保関連法案に反対し、そのすみやかな廃案を求める憲法研究者の声明

 安倍晋三内閣は、2015年5月14日、多くの人々の反対の声を押し切って、自衛隊法など既存10法を一括して改正する「平和安全法制整備法案」と新設の「国際平和支援法案」
」を閣議決定し、15日に国会に提出した。
 この二つの法案は、これまで政府が憲法9条の下では違憲としてきた集団的自衛権の行使を可能とし、米国などの軍隊による様々な場合での武力行使に、自衛隊が地理的限定なく緊密に協力するなど、憲法9条が定めた戦争放棄・戦力不保持・交戦権否認の体制を根底からくつがえすものである。巷間でこれが「戦争法案」と呼ばれていることには、十分な根拠がある。
 私たち憲法研究者は、以下の理由から、現在、国会で審議が進められているこの法案に反対し、そのすみやかな廃案を求めるものである。

1.法案策定までの手続が立憲主義、国民主権、議会制民主主義に反すること

 昨年7月1日の閣議決定は、「集団的自衛権の行使は憲法違反」という60年以上にわたって積み重ねられてきた政府解釈を、国会での審議にもかけずに、また国民的議論にも付さずに、一内閣の判断でくつがえしてしまう暴挙であった。日米両政府は、本年4月27日に、現行安保条約の枠組みさえも超える「グローバルな日米同盟」をうたうものへと「日米防衛協力のための指針」(ガイドライン)を改定し、さらに4月29日には、安倍首相が、米国上下両院議員の前での演説の中で、法案の「この夏までの成立」に言及した。こうした一連の政治手法は、国民主権を踏みにじり、「国権の最高機関」たる国会の審議をないがしろにするものであり、憲法に基づく政治、立憲主義の意義をわきまえないものと言わざるを得ない。

2.法案の内容が憲法9条その他に反すること

 以下では、法案における憲法9条違反の疑いがとりわけ強い主要な3点について示す。

(1)歯止めのない「存立危機事態」における集団的自衛権行使

 自衛隊法と武力攻撃事態法の改正は、「存立危機事態」において自衛隊による武力の行使を規定するが、そのなかでの「我が国と密接な関係にある他国」、「存立危機武力攻撃」、この攻撃を「排除するために必要な自衛隊が実施する武力の行使」などの概念は極めて漠然としておりその範囲は不明確である。この点は、従来の「自衛権発動の3要件」と比較すると明白である。法案における「存立危機事態」対処は、歯止めのない集団的自衛権行使につながりかねず、憲法9条に反するものである。
その際の対処措置を、国だけでなく地方公共団体や指定公共機関にも行わせることも重大な問題をはらんでいる。

(2)地球のどこででも米軍等に対し「後方支援」で一体的に戦争協力

 重要影響事態法案における「後方支援活動」と国際平和支援法案における「協力支援活動」は、いずれも他国軍隊に対する自衛隊の支援活動であるが、これらは、活動領域について地理的な限定がなく、「現に戦闘行為が行われている現場」以外のどこでも行われ、従来の周辺事態法やテロ特措法、イラク特措法などでは禁じられていた「弾薬の提供」も可能にするなど、自衛隊が戦闘現場近くで外国の軍隊に緊密に協力して支援活動を行うことが想定されている。これは、もはや「外国の武力行使とは一体化しない」といういわゆる「一体化」論がおよそ成立しないことを意味するものであり、そこでの自衛隊の支援活動は「武力の行使」に該当し憲法9条1項に違反する。このような違憲かつ危険な活動に自衛隊を送り出すことは、政治の責任の放棄のそしりを免れない。
 国際平和支援法案の支援活動は、与党協議の結果、「例外なき国会事前承認」が求められることとなったが、その歯止めとしての実効性は、国会での審議期間の短さなどから大いに疑問である。また、重要影響事態法案は、「日本の平和と安全に重要な影響を与える事態」というきわめてあいまいな要件で国連決議等の有無に関わりなく米軍等への支援活動が可能となることから国際法上違法な武力行使に加担する危険性をはらみ、かつ国会による事後承認も許されるという点で大きな問題がある。

(3)「武器等防護」で平時から米軍等と「同盟軍」的関係を構築

 自衛隊法改正案は、「自衛隊と連携して我が国の防衛に資する活動に現に従事している」米軍等の武器等防護のために自衛隊に武器の使用を認める規定を盛り込んでいるが、こうした規定は、自衛隊が米軍等と警戒監視活動や軍事演習などで平時から事実上の「同盟軍」的な行動をとることを想定していると言わざるを得ない。このような活動は、周辺諸国との軍事的緊張を高め、偶発的な武力紛争を誘発しかねず、武力の行使にまでエスカレートする危険をはらむものである。そこでの武器の使用を現場の判断に任せることもまた、政治の責任の放棄といわざるをえない。
 領域をめぐる紛争や海洋の安全の確保は、本来平和的な外交交渉や警察的活動で対応すべきものである。それこそが、憲法9条の平和主義の志向と合致するものである。

 以上のような憲法上多くの問題点をはらむ安保関連法案を、国会はすみやかに廃案にするべきである。政府は、この法案の前提となっている昨年7月1日の閣議決定と、日米ガイドラインをただちに撤回すべきである。そして、憲法に基づく政治を担う国家機関としての最低限の責務として、国会にはこのような重大な問題をはらむ法案の拙速な審議と採決を断じて行わぬよう求める。
2015年6月3日



  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK186掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
政治・選挙・NHK186掲示板  
次へ