http://www.asyura2.com/15/senkyo185/msg/920.html
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「何かが起きない根拠はすべて「総理大臣である私が、それをしないと今言っているから」:山崎 雅弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17516.html
2015/6/3 晴耕雨読
https://twitter.com/mas__yamazaki
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集団的自衛権に基づき敵国の弾道ミサイル発射基地などを攻撃する「敵基地攻撃」は「想定していない」と明言(日経)http://s.nikkei.com/1I3Wmxh
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首相の主観で「できる」「しない」「できない」「現状では想定していない」等、いくら「明言」しても現実には何の裏付けにもならない。
安保法制に関する首相の答弁には、自分が辞めた後にどんな人間が首相になるかわからない、という認識が全然見られない。
何かが起きない根拠はすべて「総理大臣である私が、それをしないと今言っているから」という個人の口約束でしかない。
自分が永遠に日本国の首相であるかのような前提に立っている。
国会は立法府で、国の「制度設計」を行う機関だが、そこで作られる制度や修正は、時の首相がどんな人間であっても国が破綻に向かわないような厳密さを要する。
だが今の首相は、主観と客観、願望と現実の区別がついておらず、自分の約束や想像の及ぶ範囲内だけで現実が収束するかのように錯覚している。
首相がもし今までに一度も「嘘」をついたことがない人物なら、何かをすることは「絶対にありません」という言葉も一定期間だけは信用を伴うが、重要な政策決定で常に「嘘」をついてきた政治家が、国会でどれほど「口約束」を積み上げても何の担保にもならない。
彼の口約束は制度の基盤にはなり得ない。
自衛隊員のリスクを巡り、中谷元防衛相は「さまざまな活動を通じて抑止力が働くし、現状から増大するとは、全体としては言えない」と説明(毎日)http://bit.ly/1G02LHx
「『いささかも隊員のリスクを高めるものではない』と強調した」防衛相も現実と願望の区別がついていない。
大手メディアは、この種の「意味の無い言葉をただ空疎に投げているだけの政府説明」に何か意味があるかのようなふりを、いつまで続けるのだろう。
原稿のテキストボックスを形式的に埋めれば、それで仕事をしたことになるのか。
意味の無い形式の言葉をただ伝達することを、ジャーナリズムとは言わない。
辻元清美議員は首相に「人の生き死にに関わる話です」と言い、首相は「大げさなんだよ!」と言い放ったが、大手メディアの記者はこれを単に「野次」としか伝えていない。
大手メディアも「人の生き死にに関わる話」を形式だけで報道する。
真面目に向き合わない。
彼らも実は「大げさだよ」と考えている。
自衛隊の海外派兵が「いささかも隊員のリスクを高めるものではない」かどうかは、この動画を見れば一目瞭然だろう。
「後方」を移動中の米軍車輌がいきなりIED(即席爆発装置)の被害に遭う【閲覧注意】http://bit.ly/1dIefoG
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突然、道路が爆発して車輌内にいる兵士が死ぬ。
IED BLAST COMPILATION
国会では相変わらず「敵が撃ってきたら」等、第二次大戦型の古い戦場イメージで議論されているが「突然道路が爆発して自衛隊の車輌が吹き飛ばされる」事態になれば、逃げる逃げない以前に乗員がもう死んでいる可能性が高い。
首相や防衛相が考えなくてはならない「リスク」がこれだが、全然直視しない。
自衛隊員は今までにも「リスク」と直面してきたから、「厳しい訓練」や「過酷な災害救助任務をこなしてきたから」命のリスクは増大しない、などと、首相や防衛相がいい加減なことを平然と言う。
海外派兵される自衛隊員が直面するのは「異質なリスク」だが、首相は形式的な言葉を並べて目を背け続ける。
戦前戦中の日本の戦争指導部は、兵士の死を「英霊」等の形式にすり替えて、人が死ぬという現実の重みを消失させた。
餓死や玉砕、特攻等の根源には、人命軽視の思想があった。
その戦前戦中の日本の戦争指導部を一切批判も非難もせず、逆に擁護・礼賛する首相や閣僚たちが、今現在の国会を支配している。
>Masatoshi Mizukami 一旦社員になった人間はどう使ってもいいというブラック企業と同じように、自衛隊に自主的に入ったんだからもう彼らの命はどう使ってもよい、と思ってるんだろう。安倍も中谷も馬鹿だから。
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