http://www.asyura2.com/15/senkyo185/msg/871.html
Tweet |
http://31634308.at.webry.info/201506/article_1.html
2015/06/01 23:04
今度の戦争法案で、自衛隊員のリスクが増大は、普通に考えれば明らかである。しかし、今日の国会ではまたも、首相と防衛相は「リスク」は増大しないと述べた。
しかし、そのリスクへの不安は、自衛隊内にも現われているという。この春、防衛大学校では大量の「任官拒否」が出たことからも窺える。卒業生472人のうち、25人が自衛官任官を拒否して民間企業への就職の道を選んだ。昨年より15人増えたという。去年の任官拒否の2倍以上であり、単なる統計変動の誤差では済まされない多さである。
安倍首相は、リスクが増加しない理由を縷々述べているが、結局、何を話したのか良くわからない。善意に考えると相手を煙に巻くと思われるが、実際はそうではなく詭弁を弄するから人の心に残らない。
中谷大臣は、リスクが増大しない理由を、「戦闘行為が発生しないと見込まれる場所を実施区域に指定する。」からだと言う。これも、一見真っ当な回答と思う人がいるかも知れないが、「戦闘が発生しないと見込まれる場所」とは、「見込み」が外れれば戦闘が発生する場所となる。特に後方支援とは、戦争で最も重要な兵站である。日本が太平洋戦争で負けたのも、兵站が断たれたことによる。南洋諸島に展開した日本に十分な兵站があれば、どうなっていたかわからない。
詭弁を弄する首相、防衛大臣は、最後は投票で決着を付けるつもりだろう。詭弁であろうがなかろうが、まずは、その場その場を乗り切る事だけを考えているのであろう。
防衛相、「自衛隊員リスク増」を否定 安保法案審議
http://www.asahi.com/articles/ASH613FWGH61UTFK002.html
新たな安全保障関連法案を審議する1日の衆院特別委員会で、中谷元・防衛相は、自衛隊の活動範囲や内容の拡大によって、敵国から攻撃されるなど自衛隊のリスクが高まる可能性について、改めて「隊員のリスクを高めるものではない」と述べた。だが、自民党内からも、リスクが高まる可能性を指摘する声が出ており、引き続き論点となりそうだ。
自衛隊のリスクをめぐっては、安倍晋三首相は「(安保関連法案は)リスクとは関わりはない」と述べ、法整備によって隊員のリスクが高まることはないと説明している。一方、自民党の岩屋毅・安全保障調査会副会長は「自衛隊の活動の範囲、内容は確かに増えていく。従ってリスクが増える可能性があるということは事実だ」とただした。岩屋氏は前日のNHKの番組でも同様の発言をしていた。
中谷氏は「戦闘行為が発生しないと見込まれる場所を実施区域に指定する。安全な場所で活動を行うことは従来といささかも変更なく、隊員のリスクを高めるとは考えていない」と答弁した。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK185掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。