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http://31634308.at.webry.info/201505/article_28.html
2015/05/29 22:12
今日は、国会のテレビ中継がない。戦後日本が戦争をしないことを宣言した憲法9条が、憲法改正の無い儘、なし崩し的に解釈を勝手に変更しようとする、戦後日本の大転換の議論を放映しない。国民のお金を使っているなら、NHKの意義は、大転換が起ころうとしている状況を忠実に放映することである。新聞を見ても、ほんの一部しか記事にしていない。それも、それぞれ都合の良いところしか書いていない。
なぜ、こんなことを書くかというと、一昨日の国会質疑を見て、新聞を見て書かれている内容が余りにも情報が少ないからだ。民主党の辻本氏への首相の不規則発言が多く書かれているが、民主党の後の維新江田氏、共産志位氏とのやり取りは書かれていない。
また、質問される度に、中谷防衛相が後ろの秘書官から差し出される紙を、ひたすら棒読みしている姿を見ていると情けなくなる。中谷大臣の質問の回答書を秘書官が書く時間を稼ぐため、安倍首相が意味もなく、的外れな言葉を延々と述べている姿は異様であるが、そんな答弁風景は新聞、テレビニュースに出る訳がない。
ここでは維新の前代表 江田氏の質問についての印象を書いてみたい。江田氏は、橋本首相時代に内閣秘書官をやっている。そのときの経験から、法律を作る際の原則について質問していた。当時、法律案を作るに当たっての大原則は、その法律の必要性、必然性、蓋然性で、それを事細かに内閣法制局から厳しく問わたそうである。
この国会に立ち合わせた内閣法制局長官にそれについて聞いたが、法制長官自体がそれらの事細かな説明を受けていないようだった。首相も質問された抽象的脅威論の回答しかなく、江田氏から、そんな抽象的な蓋然性で法律を出すつもりかと批判された。紛争の地域は、ホルムズ海峡なのか、東シナ海なのか、朝鮮の海なのかの具体的説明の無い法律などはあり得ないと切り捨てた。
この法律の蓋然性を明確に言えないところに、この法案の本質がある。つまり、今の現状がその法律を要求しているのではなく、ただ安倍首相の私的観念(もしくは妄想)がまず有りきだから、どんな質問に対しても、曖昧模糊、当を得ない回答しか帰ってこないのである。
そんな法律で日本国民が連れて行かれる行先は、自衛隊員の死であり、徴兵制に行きつく。
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