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【論戦安保法制】
退席の野党に自民党議員「仕事しろよ!」 TV中継ない日狙って審議止める?
http://www.sankei.com/politics/news/150529/plt1505290038-n1.html
安全保障関連法案を審議する衆院平和安全法制特別委員会は29日、実質審議入り3日目で早くもストップした。岸田文雄外相の答弁に反発した野党が退席したためだが、同じ時間帯には鹿児島・口永良部(くちのえらぶ)島で噴火が発生。緊急事態をよそに与党は審議続行を求め、「徹底した審議」を求める野党が“審議拒否”するという政争が展開された。
審議開始から約1時間後の午前10時前。民主党の後藤祐一氏が岸田氏の答弁に納得せず、審議が止まった。ほぼ同じころに口永良部島で噴火が発生したが、その後も与野党の理事は委員室で協議を続行。約10分後に決裂し、民主、維新、共産の野党3党は退席した。特別委は休憩となり、与党が野党に出席を求め続けた間、中谷元(げん)防衛相らは待機せざるを得なかった。
その間も首相官邸の対策室設置、全島民への避難指示、鹿児島県による自衛隊の災害派遣要請と、噴火対応は時々刻々と進んだ。事態の深刻さが伝わったのか、休憩中に民主党の枝野幸男幹事長は記者団に「防衛相は災害対応を優先して万全を期すのが適切だ」と語り“災害休戦”を提案。自民、民主、維新3党の理事協議でも野党は特別委の散会を提案した。
しかし、浜田靖一委員長(自民)は首をタテに振らず、午後1時の再開直後に出席していた野党は、自民党議員の「仕事しろよ!」との怒号を浴びながら再び退席。結局散会となった。
民主党の長妻昭理事は記者団に「災害もあるので散会したいと言ったが、浜田氏が継続したいと言った」と説明した。自民党の佐藤勉国対委員長は「岸田氏はまじめに答弁した」と記者団に述べた上で「自分の考えにそぐわないといって国会を止めるのは、いかがか」と野党を批判した。
双方が正当性を強調するが、民主党の退席には伏線があった。高木義明国対委員長は審議が止まる前の記者会見で「今日も審議の妨げになることがあれば、時間を止めて対応を迫る」と退席を予告していたのだ。
民主党は28日の特別委の安倍晋三首相のやじに反発しつつ、出席を続けた。同日はNHKが全国中継を実施。中継は野党の主張を伝える貴重な機会でもある。審議が止まった29日は中継がなく、野党は中継がある6月1日の集中審議には出席する方針だ。このため、与党には「民主党は最初から中継のない日に審議を止めるつもりだったのだろう」(自民党国対幹部)との疑念が広がっている。
[産経ニュース 2015/5/29]
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