http://www.asyura2.com/15/senkyo185/msg/705.html
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「NHKは受信料で公共の電波を使い「嘘に基づく詭弁」を国民に広報している。:山崎 雅弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17471.html
2015/5/28 晴耕雨読
https://twitter.com/mas__yamazaki
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昨日の午後、NHKは、歴史的に重要な意味を持つ可能性がある国会の論戦を生中継せず、代わりに13:05〜『スタジオパークからこんにちは』14:05〜『総合診療医 ドクターGセレクション「腰がすごく痛い」』15:15〜『妄想ニホン料理』等を放送していた。
公共放送の責任を放棄している。
NHKは26日、安全保障関連法案の審議が始まった衆院本会議を中継しなかった(毎日)http://bit.ly/1Bob4aH
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「NHK広報局は『本会議を放送するのは、原則として、首相の施政方針演説や所信表明演説などの政府演説と、それに対する代表質問がある場合』と説明している」
昨日午後9時のNHKニュースでは、首相側が国民に信じさせたいと思う「問題を単純化したイメージ」を先に見せた上で、次々と繰り出される質問や批判を、首相が淀みなく華麗に論破する形に編集された「国会論戦のダイジェスト」だけが放送されていた。
首相「外国でも要件で集団的自衛権行使」(毎日)http://bit.ly/1Rmn4mp
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首相「隊員のリスクを極小化するための措置をしっかりと規定している」
首相は今まで一度も、IEDに言及したことがない。
自衛隊員がどんなリスクに晒されるのか、厳しい現実と向き合う意思が全然ない。
原発の全電源喪失や自衛隊の海外派兵など、リスク評価の能力が著しく欠落している事実が何度も露呈しているのに、首相が地位を保持できるのは、国民の側もその能力について認識していないからだろう。
価値判断を内面に持たず、周囲の動きに追従するだけの「個人ではない人」は、リスクを評価できない。
車を運転していていつも気になるのは、前を走っている車の中で、シートベルトも付けずに楽しそうに車内をウロウロと遊び回る子供。
出会い頭で衝突すれば、子供が頭から前ガラスに突っ込んで死ぬかもしれないという想像力が、親にない。
子供を喜ばせることは考えるが、子供が命を失うリスク評価は無い。
昨晩午後7時のNHKニュースでは「元幹部自衛官 『戦死』どう向き合うか考える必要」という表題で、元統合幕僚長(参謀総長)の説明を「国民に丁寧に説明」していた。
NHKが報じたということは、首相官邸がそれを国民に認識させたいと考えている。
元統合幕僚長(参謀総長)は「今までもリスクがあった」
「戦死者を出していないのはラッキーだった」
「だがラッキーだったということに甘えてはいけないのではないか」と説明している。
これは重大な「嘘に基づく詭弁」だが、NHKは受信料で公共の電波を使い「嘘に基づく詭弁」を国民に広報している。
自衛隊員が今まで直面したリスクは「当事者として海外の戦争や紛争に関わるリスク」とは完全に異なる「限定的なリスク」で、戦死者がいないのは「当事者ではなかった」からで、単に「ラッキーだった」からではない。
「当事者であるかないか」という重要な点を、元統合幕僚長は意図的にすり替えている。
首相は国会で「自衛隊員の安全に十分配慮しており」「隊員のリスクを極小化するための措置をしっかりと規定している」と述べているが、裏付けの無い「呪文」でしかない。
「戦争の当事者ではなかった」自衛隊員は「限界に近いリスク」など負っていない。
「しかし、このころを境に議場から緊張感が薄れていく。枝野氏の次に質問に立った維新の党の太田副幹事長が、『(安保法制が)紛争を助長することにならないか』と発言すると、『ならないって』と自民党席から男性のヤジが飛び、笑いが広がった」(毎日)http://bit.ly/1FCtoRp
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「一連の法案が成立すれば、国会は自衛隊海外派遣の承認、不承認を決める大きな権限を持つ見込み」
海外派兵が実現すれば、自衛隊員や本土の日本国民が命の危険に晒されるリスクは高まるが、与党議員は「ならないって(笑」程度の気軽さで言葉を弄んでいる。
この状況を記録しておく必要がある。
> 平野啓一郎 今の首相を見て、今回の歴史学者らの声明を見るにつけ、学問というものの大事さをつくづく感じる。今すぐビジネスに役に立つかどうかなどといった浅薄な評価は捨てるべきだ。地道な研究が、日本の政治の決定的な場面で、大きな意味を持つことになる。若い人は、やっぱり勉強した方がいい。
> 内田樹 ごろんとしたら、そのまま寝てしまいました。さ、これから『廃仏毀釈百年』(佐伯恵達)の続きを読みます。「あれから四十数年、『喉元過ぎれば熱さを忘れる』のたとえのように、その巧妙な手口によってしらずしらずのうちに国家神道がいま復活しつつあることが危ぶまれてなりません」
首相の国会答弁を聴いているが、長妻議員の質問に対し、ことごとく話のすり替えとねじ曲げでしか対応していない。
長妻議員の質問の言葉を勝手に飛躍させて、言ってもいないことを言ったかのような錯覚を創作し、それに対し「反論」する。
典型的な詭弁術の一つ「わら人形論法」を一国の首相が愛用する。
首相、機雷掃海以外「念頭にない」中東での集団的自衛権(日経)http://s.nikkei.com/1At2wEG
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他紙も同様の見出しを付けているが、首相の元発言は「現在、他の例は念頭にはない」で、大手メディアは「現在、」という重要な留保を外して報じている。
国民をだます片棒を担いでいる。
「現在」「等」「主に」「全体として」等、それ以外の部分の発言内容をいつでも根底から覆せる非常装置的な「留保」は、官僚が独断的に物事を進める際の常套手段だが、大手メディアはその手法を知っていながら、国民に注意を喚起する責任を放棄している。
中立でも国民側でも無く、権力側に立っている。
野党議員も、イラクやアフガニスタンの「非戦闘地域」「後方」でどれだけのアメリカ兵や欧州各国軍兵がIEDや自爆攻撃で死んでいるかという「事実」に基づく質問を、なぜしないのだろう、と思う。
首相が挙げる「都合のいい実例」の関連で質問するのでなく、全然違う枠組みを提示しないと意味が無い。
自衛隊員と国民の将来を大きく変える可能性のある国会で、居眠りする与党議員たちの姿。2015年5月26日。
RT Hiroko Tabuchi Can't get enough of these Japanese politicians asleep pics. From a parliamentary debate on national security Tuesday
首相は国会で呪文のように「3要件」「3要件」と繰り返しているが、どんな質問をされても、首相は全部あらかじめ用意した「3要件」などの数パターンの狭い枠内でしか答弁しない。
不都合な可能性や想定を提示されても、絶対に見ようとせず、都合のいいシナリオの枠内だけで思考をぐるぐる回している。
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