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翁長知事の沖縄は、もはや沖縄の本当の敵である米国と闘う時だ―(天木直人氏)
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27th May 2015 市村 悦延 · @hellotomhanks
読者から、きのう5月26日の琉球新報の記事を情報提供いただいた。
(http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-243394-storytopic-3.html)
この記事が書いている通り、
翁長知事はケネディ大使との面会を拒否されたまま訪米することになる。
これほど沖縄を馬鹿にした話はない。
そう思っていたら発売中の週刊誌アエラの最新号(6月1日号)に、
次のような文章を見つけた(64頁。
編集部野嶋剛記者の書いた「『琉球国王』になった日」という記事の中の一節)
まずそれを黙って読んでいただきたい。
「・・・米国に基地問題と女性の人権問題を訴えてきた
沖縄社会大衆党の参議院議員、糸数慶子さんも、翁長訪米に合わせて
ワシントンに滞在するが、状況の厳しさは感じている。
昨年6月に沖縄を訪問したキャロライン・ケネディ駐日大使とのやり取りを振り返って、こう話す。
『何度も面会を依頼しても会えなかったので、
このときは半ば強引に近づいて名刺を渡しました。
ところが、基地の話を始めたとたん、
「大変お美しいですね」と関係ない話をではぐらかされてしまいました』
会いたいと頼んでも、大使はイエスともノーとも言わず、笑顔で車に乗り込んだという・・・」
こんな事があったのだ。
滅多に怒らない仏様のような私であるが(笑)、この文章を読んだ時は、思わず怒りに体が震えた。
こんな馬鹿にした態度をケネディ大使は取っていたのだ。
これは職務放棄ではないか。
いや、セクハラ発言ではないのか。
それにしても糸数議員はおとなしすぎる。
体いっぱいに怒りを表して、政治問題にすべきではなかったのか。
米国こそが、いまも昔も、沖縄の本当の敵である。
その事を沖縄は今こそ再認識すべきだ。
そして覚悟を決めて米国と闘う時だ。
この調子では翁長知事は訪米しても冷たくあしらわれるだろう。
しかし、もしそうなら、その時こそ翁長知事の沖縄は、
戦いの相手を安倍首相からオバマ大統領に切り替えるべきだ。
何度も何度も訪米し、オバマ大統領の沖縄切り捨ての非道を世界に訴えるのだ。
ケネディ大使のかくも沖縄蔑視の言動を、米国の国民や世界の世論に訴えるのだ。
オバマ大統領やケネディ大使は恥ずかしくて世界に顔向けできないだろう。
沖縄は、下手なロビー活動に寄付金を無駄遣いするよりも、
いまこそ正々堂々と世界の前で沖縄の願いを訴え、
それを無視して沖縄の海に基地建設を強行するオバマ大統領と
ケネディ大使の蛮行を糾弾すべき時である。
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