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独占告白 江田憲司維新の党前代表「橋下氏の民間大臣、参院出馬はない」〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150527-00000002-sasahi-pol
週刊朝日 2015年6月5日号より抜粋
1万741票差で住民投票が否決され、橋下徹大阪市長(45)は政界引退を宣言したが、来夏の参院選出馬説や民間大臣登用案などが取りざたされている。橋下氏と共に戦い、敗北後、維新の党代表を辞任した、渦中の江田憲司氏がその真実を語った。
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「以前から、橋下さんから『負けたら政界引退』という決意は聞いていました。そんなことはあり得ないと思いつつも、私も万一のときは代表を辞任しようと覚悟していました。住民投票の1週間前、その思いは松野頼久幹事長だけには伝えていたんです。住民投票の結果は正直言うと、想定外でした。最後の最後、賛成多数で振り切ったなと思いましたね。辻立ちやスポット演説を始めても大勢の人が立ち止まって真剣に聞いてくれましたし、街宣車で手を振ると皆、振り返してくれる。すごく反応が良かった。ただ、期日前投票や当日の出口調査で、いずれにせよ大接戦だと分析していました。その日は夜9時前から、橋下さん、松井一郎大阪府知事、松野さんの4人で、記者会見場のあるホテルの中華レストランの個室で食事をしました。そのときは、橋下さんも松井さんも『やることはやりきった』といった感じで、他人事のようにサバサバしていて、多弁でしたよ。この食事中に『万一のときは私も辞める』と伝えると、橋下さんも松井さんも『江田さんが辞めるなんてあり得ませんよ』と言ってくれましたが私の意志も固かった。橋下さんは会見のため、シャワーを浴びると言い、開票速報の様子は、ホテルの別の部屋で松野さんと一緒に見ていました。賛成優勢が続く中、開票率81%のところで突然、反対多数で否決とNHKのテロップが流れた。そこで『私も辞める』と松野さんにあらためて言うと、『絶対ダメです、江田さんが辞めるなら私も辞める』と。だけど、大阪都構想は、単なる地域政党の地域プロジェクトではありません。国政政党、維新の党はそのためにつくったと言っても過言ではない、それほどの原点中の原点の政策です。その証拠に、この2月の第1回党大会もあえて大阪で開催し、大阪都構想を党の最重要課題と位置付け、その決起大会をした。それが潰(つい)えたのに、橋下さんだけが引退して、私がのうのうと代表を続けるわけにはいきません。責任はトップがとるもの、そのためにトップはあると、松野さんには私に代わって党を率いていくことを強くお願いしました。政治家の出処進退は自分で決めるもの。その後、橋下さんに続いて、私も辞意を表明しました」
──会見後、控室に残っていた議員、スタッフらに対して、江田氏は橋下氏、松井氏らと一緒にお礼の挨拶をしたという。江田氏に泣きながら「辞めんといてください」と言う議員。「絶対、引退しないで」と泣きながら橋下氏に迫る議員らもいた。橋下氏は「そんなこと言われたら僕も泣きそうになります」と話したという。
「名残惜しかったですが、松井さんが『この後、みんなで飲みに行きたいけど、さすがに今日は疲れたからまたにしましょう』と言いました。もう午前2時近くで、翌日は皆、公務がありますからね。改めて飲みに行く約束をして解散しました。19日には、松野さんが新代表に就任し、民主党と連携するのでは、という報道がありましたが、今の民主党と連携してプラスになるでしょうか? 松野さんもよくわかっています。橋下さん、松井さんにしても自民党と連立する気はありませんよ。橋下氏が改憲で前向きな話をしたので、それだけを取ってメディアが勝手に騒いでいるだけです」
──しかし、5月12日には江田氏は民主党の前原誠司元代表や松本剛明元外相と会合。松野氏も同18日に同党の松原仁元国対委員長らと会談するなど民主党との合流説は消えない。
「会いたいと言われて、前からの約束で1時間程度話しただけです。私は都構想で頭がいっぱいで、連携の話どころではなかった。前原さんらは『私たちは都構想に賛成です』とエールを送ってくれました。それだけです。それに今年の1月30日に、橋下さんと2人で数時間、食事をしたときも今後の方針を話し合ったのですが、結党して間もない段階では、政策で維新カラーを打ち出し、国会論戦を通じて国民の理解を得て、党の基盤を固めていくことが大事である。当面は、自民だ民主だと言わず、独自路線でいこうと。完全に一致しているんです。今国会で論戦されている安全保障法制、労働者派遣法等でも、維新の対案を安倍政権にぶつけていくことで、存在感を出して党勢拡大を目指す。その先には、もちろん、改革勢力を結集し、自民党に代わりうる政権交代可能な一大勢力をつくるという使命はありますけどね」
(本誌取材班=今西憲之/本誌・古田真梨子、牧野めぐみ、一原知之)
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